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はじめに
今回はレンタルサーバーの比較です。情報は2023年9月19日のものとなります。
WordPressの運営で壁になるのは「料金」ではないでしょうか?
また「性能」も重要な要素です。「安くて使いにくい」ではガッカリだし損をすることになります。
やっぱり気になるのは安さと性能だよね
そこで今回はたくさんあるレンタルサーバーの中から料金が安く性能の良いものを紹介するという趣旨で記事を書いていきます。
「使える」の部分は
- ディスク容量がそれなりに多い
- 転送量上限がそれなりに多い
- サイト高速化のための機能が充実している
という三軸で評価しました。他にもこまごました部分で注意点がありますが、大きくこの三軸としました。
数あるレンタルサーバーの中から「安くて使える」もの、また資金に余裕がある場合のために「高くてすごく使える」ものを選んでご紹介します。もちろん「安くて使える」の情報が多めです。
WordPressに必要な料金
まずWordPressに必要な料金を確認しましょう。
WordPressに必要な料金には
- レンタルサーバー代
- ドメイン代
の二つあります。
WordPressでブログを公開するには独自ドメインを取得する必要があります。
そのための費用がドメイン代としてまずかかります。
もう一つが今回取り上げるレンタルサーバー代。
レンタルサーバーは記事の本体を置いておいて、アクセスなどの処理をお願いするサービスです。今回はこのレンタルサーバー代が安く、かつちゃんと運営できるレンタルサーバーをご紹介するという内容です。
とりあえずWordPressをしたいならレンタルサーバーを選ばないといけないんだね
なおドメイン代に関してはこちらで詳細に比較しています。(独自ドメインはどこで取得するのがおすすめ?11社を解説【2023年】)
評価軸
ディスク容量がそれなりに多い
ディクス容量は画像ファイルやテキストファイルをどのくらいアップロードできるか決めるPCの保存容量のようなものです。これがそれなりに多くないと掲載できる記事数が少なくなってしまいます。
具体的にどのくらいあればいいのか、という話ですが、私の感覚では50GBもあれば十分だと思います。
なんで50GBなの?
というのも、私はこのブログで108記事公開しています。それなりに画像(横幅1000px程度)を貼っていますが、これでも使っているディスク容量は181MBくらいです。1000記事書いても2GBに行くかどうか。記事一つの文字数は2000文字から4000文字くらい。
50GBあれば単純計算で20000記事くらい公開できます。
普通の使い方をすれば50GBあればほぼ容量不足で悩むことはないでしょう。
まあ超高画質画像を大量に掲載するようなサイトなら違ってくるでしょう。載せる画像の解像度にかなりの価値があるような、カメラマン系のブログなら容量は50GBを超えて、かなり多めにしておく必要はあります。
しかし普通のブログなら50GBくらいあれば十分です。
※その後こちらの記事にあるように(レンタルサーバーのディスク容量【最近は格安系で大容量化が進む】)、サイト高速化対策を施してキャッシュを有効にした関係で、記事一つのディスク容量は3.9MBとなりました。50GBだと単純計算で12821記事くらいに相当するので、やはり50GBあると十分でしょう。
転送量上限がそれなりに多い
これはサイトが育ってきてアクセス数が稼げるようになってから重要な要素です。
転送量というのは、サイトにアクセスがあったときにレンタルサーバーがサイト閲覧者に送る記事データの量です。
レンタルサーバーは有限の資源なので、あまりにも大量のアクセスがあるとさばききれなくなります。そこで各レンタルサーバーで転送量の合計に上限が設けられています。それが転送量上限です。
「さくらのレンタルサーバ」や「ロリポップ!」、「【ABLENETレンタルサーバー】」や「エックスサーバー」などのレンタルサーバーは転送量上限が無制限だったりします。こうしたレンタルサーバーについてもこの記事で紹介していきます。
サイトが育ってから面倒なこと考えたくないという方は初めからこうしたレンタルサーバーにするのも一つの手です。
じゃあ安いレンタルサーバーはどのくらい転送量上限があればいいのか、ということが気になると思います。
無制限じゃなくて大丈夫なの?
無制限に越したことはありませんが、計算するとどのくらいなら大丈夫かというのがわかります。
一概には言えませんが、私のサイトの状況から推測してみます。
現在のこのブログの22日間のPV数は約550PVです。
これでどのくらいの転送量があったかというと264MBくらいです。
このデータから1日のPVは25PVくらい。1日の転送量は12MBくらい。
仮にひと月のPV数が10000PVまで成長するとします。
よく言われる初心者アフィリエイトサイトの最初の目標値だね
ブログで収益化を目指す場合、報酬額に対してのPV数の目安は次のようになります。
月の報酬額 アフィリエイト 1万円 1万PV 10万円 30万PV GMOペパボ株式会社, ブログ初心者のPV数の目安|伸ばすためにやるべきことや収益化のコツも解説, 2022年7月8日, 閲覧日2023年5月21日.※表の内容はサイトの情報を加工して掲載しています。
すると1日のPVは333PVくらい。
私の現状から推測すると、(333/25)×12MB=約160MB/日
もし仮に超人気のサイトに成長して月300000PVまで行ったと考えます。
すると160MB×30=4.8GB/日
つまり
5GB/日
くらいの転送量上限なら、超大型、超人気ブログに成長しても何とかさばけるということになります。
月30万PVって個人ブログでは大成功の部類だね
月換算なら
150GB/月
程度になるでしょう。
サイト高速化のための機能が充実している
Google検索の順位にはサイトの表示速度が関係しています。
読み込み速度これまでもランキング シグナルとして使用されていましたが、デスクトップ検索を対象としていました。そこで 2018 年 7 月より、ページの読み込み速度をモバイル検索のランキング要素として使用することになりました。
これを「Speed Update」と呼びますが、対象となるのは、ユーザーがかなり遅いと感じるようなページのみで、ごくわずかな割合のクエリにしか影響しません。そのページがどのような技術を使用して制作されたかに関係なく、すべてのページに同じ基準が適用されます。検索クエリのインテントは依然として非常に強力なランキング シグナルです。そのため、関連性の高い優れたコンテンツを含むページであれば、読み込み速度が遅くても上位に掲載される可能性があります。
Google検索セントラル, ページの読み込み速度をモバイル検索のランキング要素に使用します, 2018-7-9, 閲覧日:2023-09-14.
上の引用のように、検索順位にサイトの読み込み速度が関係しています。引用には他に、対象となるのはかなり遅い場合のみとあるので、よほどの遅さでなければ気にする必要はないです。大事なのはコンテンツの中身であると上の引用でも述べられています。しかしサイト表示速度が速いに越したことはありません。
そこでサイト高速化のために機能が備わっているかどうかというのも評価の対象としました。主に次の指標を対象とします。
- サーバ—ストレージはSSD
- http/2あるいはhttp/3対応
- webサーバーにNginx、またはLiteSpeed、あるいはApacheでモジュール版PHPかFastCGI
各項目に関してはこの記事の後半で解説していきます。解説すると長くなるのでまずは各レンタルサーバーの特徴を解説します。とりあえずこれらの項目がレンタルサーバーで有効ならば速いということを覚えておいてください。
格安サーバーで速度は出るのか?と考える方もいるかもしれませんが、過去に当ブログ(シルルスのコードおきば:リトルサーバー リトルプラン)を対象に様々な高速化対策を施したところ、Googleが提供するサイトスピードが測れるサイト「PageSpeed Insights」で、デスクトップ100点満点、モバイルで95点がとれました。無料WordPressテーマ「Cocoon」での結果です。詳しい高速化設定の内容はこちらをご覧ください(予算がなくてもアフィリエイトはできる!噂のリトルサーバーとは?)
格安レンタルサーバーでもきちんと高速化のための機能が備わっているものならこのくらいの速度は出るので、あまりおびえなくてよいでしょう。
おすすめレンタルサーバー【トップ3】
まず肝心となる当ブログおすすめの「安くて使える」レンタルサーバーの上位3位までをご紹介します。料金としては月額200円~500円くらいの層に入るレンタルサーバーです。月額は12か月払いを12で割って算出しています。
項目の「独自ドメイン」は何個の独自ドメインが利用できるかという個数です。
「データベース」はデータベースの種類と個数のことで、WordPressのブログ一つにMySQLかMariaDBを一つ必要とします。一つのプランで複数のブログを扱いたいなら、基本的にブログの数分のデータベースが必要です。詳しくはこちらをご覧ください。(MySQLとWordPress【複数ブログを一つのサーバーで】)
「独自SSL」は独自ドメインをSSLにすることができるかという項目です。個人ブログなら無料のLet’s Encryptで問題ありません。詳しくはこちらもご覧ください。
SSLを設定しないと「保護されていません」とブラウザに警告が出て、サイト閲覧者が離脱する確率が高まります。
Chrome で HTTPS によって暗号化されていないサイトに「保護されていません」と表示し、最終的にはすべての非暗号化サイトにこの警告を表示すると 発表(英語) したのは、およそ 2 年前のことです。
Google検索セントラル, Chrome のセキュリティにとって大きな一歩: HTTP ページに「保護されていません」と表示されるようになります, 2018-7-27, 閲覧日:2023-09-15.
コアサーバー【第一位】
上場子会社9社の総合ネットグループであるGMOインターネットグループであるGMOデジロックが運営するレンタルサーバーです。
高機能なのに安いV2プラン、安くて機能十分なV1プランをそろえているのが特徴です。
料金は次のようになります。
プラン | 初期費用 | 月額 |
V1 CORE-MINI | なし | 264円 |
V1 CORE-A | なし | 528円 |
V1 CORE-B | なし | 1,056円 |
V1 CORE-C | なし | 3,300円 |
V2 CORE-X | 1,650円※ | 528円 |
V2 CORE-Y | 1,650円※ | 858円 |
V2 CORE-Z | 1,650円※ | 2,178円 |
V1 CORE-MINIプランの充実度が高いです。ディスク容量200GBで転送量上限は無制限、データベースもMariaDBが10個付きます。リトルサーバーのリトルプランより価格、性能ともに充実している印象です。
V2 CORE-XプランはWebサーバーに高速なLiteSpeedを使用していて、ストレージも高速なNVMe SSD。それでいて料金が528円。このレベルのレンタルサーバーだとロリポップ!のベーシックプランやXserverクラスの「高くてすごく使える」系のスペックに入ってきます。それらの料金と比較しても安いです。
またV2プランはバリュードメインのドメインが一つ無料になる点もポイントです。仮によく使われる「.com」ドメインを、ドメイン取得サービスでは最安級のXserverドメインで取得してみるとすると月額換算でドメイン代は119円となります。これをV2プランの価格から差し引くと、見かけのサーバー代は次の表のようになります。
プラン | 初期費用 | 月額 |
V2 CORE-X | 1,650円※ | 409円 |
V2 CORE-Y | 1,650円※ | 739円 |
V2 CORE-Z | 1,650円※ | 2,059円 |
また「.jp」ドメインも無料対象となっています。これも最安級のXserverドメインで「.jp」を管理するときのドメイン代月額259円の状態を仮定してみると、見かけのサーバー代は次のようになります。
プラン | 初期費用 | 月額 |
V2 CORE-X | 1,650円※ | 269円 |
V2 CORE-Y | 1,650円※ | 599円 |
V2 CORE-Z | 1,650円※ | 1,919円 |
無料で取得するドメインの種類によってはかなり見かけのサーバー代をお得にすることができます。それでいてV2プランはサーバースペックが高く、V2プラン内で上位プランへプラン変更も可能です。
しかもV2プランはWAFが搭載されています。ドメイン無料を利用した場合、ここまで安くて機能が充実したレンタルサーバーは他になく、最高のコスパとなります。(WAFが使えるレンタルサーバー)
V2プランは「高くて使える」系のサーバースペックの層で最高のコスパ、「安くて使える」という分類ではV1プランの充実度が高いという点で第一位としました。
性能一覧は次のようになります。まずはV1プラン。
プラン | V1 CORE-MINI | V1 CORE-A | V1 CORE-B | V1 CORE-C |
ディスク容量 | 200GB | 400GB | 600GB | 1,200GB |
ストレージタイプ | SSD | SSD | SSD | SSD |
転送量上限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
独自ドメイン | 50 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
データベース | MariaDB 10個 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
http/2 | ○ | ○ | ○ | ○ |
無料独自SSL Let’s Encrypt | ○ | ○ | ○ | ○ |
バックアップ | 自動15日 | 自動15日 | 自動15日 | 自動15日 |
FastCGI | ○ | ○ | ○ | ○ |
Webサーバー | Apache | Apache | Apache | Apache |
サポート | チャット、メール | チャット、メール | チャット、メール、電話 | チャット、メール、電話 |
続いてV2プラン。
プラン | V2 CORE-X | V2 CORE-Y | V2 CORE-Z |
ディスク容量 | 300GB | 500GB | 800GB |
ストレージタイプ | NVMe SSD※1 | NVMe SSD※1 | NVMe SSD※1 |
転送量上限 | 10TB/月 | 20TB/月 | 30TB/月 |
独自ドメイン | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
データベース | MariaDB 無制限 | MariaDB 無制限 | MariaDB 無制限 |
http/2, http/3 | ○ | ○ | ○ |
無料独自SSL Let’s Encrypt | ○※2 | ○※2 | ○※2 |
バックアップ | 自動3日 | 自動15日 | 自動15日 |
Webサーバー | LiteSpeed | LiteSpeed | LiteSpeed |
サポート | チャット、メール | チャット、メール | チャット、メール、電話 |
リトルサーバー【第二位】
リトルサーバーはコストと性能のバランスが良いレンタルサーバーです。
料金は次のようになります。初期費用が別途1012円(税込)かかります。
プラン | 月額(新規) | 月額(更新) |
ミニ | 250円 | 165円 |
ワード | 299円 | 215円 |
リトル | 360円 | 275円 |
ビッグ | 558円 | 473円 |
プランは4つです。一番おススメなのがリトルプラン。ディスク容量60GBで、MySQLが10個付きます。つまり10個のWordPressがインストールできるということです。ブログが一つのプランで10個運営できてしまいます。それでいて更新費の月額は275円。
もちろん一番安いミニプランでも普通にWordPressが使えますし、個人のブログにおすすめ。転送量も十分です。ミニプランやワードプランでもディスク容量20GB以上なので、5000記事くらい書けます。WorsPressが使える最低料金が低いというのもポイントです。
一通り必要な機能がそろっていて、価格が低いというのが特徴です。
サーバー冗長化対策にRAID5と6を採用している点もポイント。多くのレンタルサーバーがサーバーストレージを多く必要とするRAID10を採用している中、コストを削ってそれを消費者に還元している姿が見て取れます。RAIDに関してはこちらの記事もご覧ください。(RAIDとは【レンタルサーバー構成比較】)
またバックアップが無料で7日付くのもポイント。サイトをいじって戻せなくなっても、リトルサーバーに問い合わせることで元に戻すことができます。
全プランにおいて7日分のバックアップを外部の専用サーバーに自動取得しております。
〔……〕
バックアップデータからの復元は、お客様がご自身で行っていただきますが、ご自身での復元が難しい場合にはサポートで代行(無料)する事も可能でございます。
リトルサーバー, Q.バックアップの復元について教えてください, 閲覧日:2023-09-15.
WebサーバーにはApacheが使用されている模様です。ここがやや独特な点です。
NginxやLiteSpeedの方が高速、高負荷対応といわれているので、超大規模な企業サイトでは力不足かもしれません。ただし転送量上限が最低でも30GB/日となっているので、このくらいの負荷には耐えられる設計だと思われます。
またApache系のサーバーはモジュール版PHPという仕組みを使ってレスポンスを高速にできます。モジュール版PHPはリトルプラン以上で使用することができます。
プラン変更も上位プランへの変更が可能です。ミニプランやワードプランで小さく始めて、サイトが育ってきたらリトルプランなどに変更することができます。
性能一覧は次のようになります。
プラン | ミニ | ワード | リトル | ビッグ |
ディスク容量 | 20GB | 30GB | 60GB | 120GB |
ストレージタイプ | SSD | SSD | SSD | SSD |
転送量上限 | 30GB/日 | 45GB/日 | 90GB/日 | 180GB/日 |
独自ドメイン | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
データベース | MariaDB 3個 | MariaDB 5個 | MariaDB 10個 | MariaDB 50個 |
http/2 | × | ○ | ○ | ○ |
無料独自SSL Let’s Encrypt | ○ | ○ | ○ | ○ |
バックアップ | 自動7日 | 自動7日 | 自動7日 | 自動7日 |
モジュール版PHP | × | × | ○ | ○ |
Webサーバー | Apache※ | Apache※ | Apache※ | Apache※ |
サポート | メール | メール | メール | メール |
XREA【第三位】
コアサーバー同様、上場子会社9社の総合ネットグループであるGMOインターネットグループであるGMOデジロックが運営するレンタルサーバーです。
料金は次のようになります。今回の記事では個人のブログ開設を対象にしているので「Mail & Backup」プランは対象から外しました。
プラン | 初期費用 | 月額 |
XREA Free | なし | なし |
XREA Plus | なし | 251円 |
特徴は無料のプランが存在することです。ただし無料のFreeプランは広告が表示されます。普通にアフィリエイトがしたいなら有料版のPlusプランにしましょう。無料プランは以前はディスク容量が最大3GB、転送量上限も1GB/日とかなり限定的なスペックでしたが、最近強化されて、ディスク容量10GB、転送量上限5GB/日となりました。正直広告を気にしないなら無料プランでも十分かもしれません。本当に予算が無いなら無料プランにして、Cocoonなどの無料テーマを使えば相当コストを抑えることができます。
ただし驚くべきは有料プランのPlusプランのスペックの充実度。転送量上限は無制限でディスク容量は200GBとかなりのスペック。Plusプランならデータベースが10個使えるので複数ブログも運営できます。どうもインターネット上の情報が少ないようで、古い情報(2017年)である転送量上限が64GB/日という情報のままなサイトが多い印象です。2023年9月16日の情報では転送量上限が無制限にパワーアップしています。(古い情報:リニューアルにおけるサーバーシステムの増強と移行について)(新しい情報:プラン・料金一覧)
サイト高速化のための機能もそろっています。それでいて料金の月額は251円とかなり安いです。なぜ三位なのかというと、マイナーなサーバーのようでインターネット上に情報が少ない点、プランが実質一つなので、融通が利きにくい点から三位としました。
プラン | Free | Plus |
ディスク容量 | 最大10GB | 200GB |
ストレージタイプ | SSD | SSD |
転送量上限 | 5GB/月 | 無制限 |
独自ドメイン | 20個 | 64個 |
データベース | MariaDB 5個 | MariaDB 10個 |
http/2 | ○※1 | ○※1 |
無料独自SSL | ○※2 | ○※2 |
バックアップ | 自動15日 | 自動15日 |
Webサーバー | Apache | Apache |
FastCGI | ○ | ○ |
サポート | チャット、メール | チャット、メール |
その他のレンタルサーバー【トップ4~9】
「安くて使える」レンタルサーバーの4位以降をご紹介します。
スターサーバー【第四位】
第四位がスターサーバー。大手レンタルサーバーのエックスサーバーの関連会社であるネットオウルが運営しています。、低価格で高機能なレンタルサーバーのサービスを展開しています。
料金は次のようになります。
プラン | 初期費用 | 月額 |
エコノミー | 1,650円 | 138円 |
ライト | 1,650円 | 275円 |
スタンダード | 1,650円 | 550円 |
ハイスピード | 0円 | 825円 |
エンタープライズ | 5,500円 | 2,200円 |
リトルサーバーのリトルプランとスターサーバーのライトプランが同じ料金となっています。おそらくこの価格帯で競合しているのでしょう。
価格は安いです。ライトプランはディスク容量が160GBと大容量でありながら、月額275円となっています。
ただしライトプランではMySQLが一つしか使えないので、一つの契約でWordPressブログは基本的に一つだけの運営となります。エコノミープランはMySQLが付かないのでWordPressを使いたいならライトプラン以上を選択することになります。
基本的に上位プランへ変更できますが、スタンダードプランまで上げるとその上のハイスピードプランには変更できない模様です。ハイスピードプランを最初から契約してエンタープライズプランへ変更することはできます。
ハイスピードプランはSSD容量も320GBとエックスサーバーや【ABLENETレンタルサーバー】クラスの容量になってきますので、「高くてすごく使える」レンタルサーバーの分類に入ってきます。
スターサーバーは低価格帯のライトプランから、高価格帯のハイスピードプランまでバランスよくラインナップされている印象です。ビジネス用途、大規模サイトに対応できるエンタープライズプランまでそろっています。自分のサイトの用途にあったプランを幅広く選択できるようになっています。
なぜ四位になったかというと、「安くて使える」を目標とするとライトプランを選択することになるのですが、ディスク容量と転送量上限はリトルサーバー以上のスペックではあるものの、MySQLが一つだけという点と、自動バックアップが付かないのでバックアップはWordPressのプラグインなどで定期的に自分でする必要がある点から四位としました。
また、実はスターサーバーにはもう一つレンタルサーバーのプランが存在すると言ってもよいのです。それが「スタードメイン無料サーバー」です。ネットオウルが運営するドメイン取得サービスである「スタードメイン」でドメインを取得すると「スタードメイン無料サーバー」が無料で使えます。
スタードメインで「.com」ドメインを取得して、毎年更新費用を払うと、更新費用の月額換算は149円なので149円でWordPressが使えるとなって、かなりお得です。ただし転送量上限に関する情報が見つからない点と、バックアップやMySQLの数から四位としました。
プラン | エコノミー | ライト | スタンダード | ハイスピード | エンタープライズ |
ディスク容量 | 20GB | 160GB | 200GB | 320GB | 500GB |
ストレージタイプ | SSD | SSD | SSD | SSD | SSD |
転送量上限 | 200GB/日 | 500GB/日 | 700GB/日 | 900GB/日 | 1200GB/日 |
独自ドメイン | 20個 | 50個 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
データベース | なし | MySQL 1個 | MySQL 50個 | MySQL 無制限 | MySQL 無制限 |
http/2 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
独自SSL Let’s Encrypt | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
バックアップ | なし | なし | なし | なし | なし |
Webサーバー | Nginx | Nginx | Nginx | Nginx | Nginx |
サポート | メール | メール | メール | メール | メール |
バリューサーバー【第五位】
コアサーバー、XREA同様GMOインターネットグループであるGMOデジロックが運営するレンタルサーバーです。
GMOデジロックではバリューサーバーのほかに、コアサーバー、XREAなどのレンタルサーバーを扱っています。その中でも機能と価格のバランスが良いのがバリューサーバーです。
料金は次のようになります。まるっとプランはドメインとサーバー代がセットになったプランです。このプランの月額は1年のサーバー代の部分だけをを12で割って算出しています。まるっとプランはこのほかにドメイン代を支払う必要があります。
プラン | 初期費用 | 月額 |
まるっと | なし※1 | 193円※2 |
エコ | 1,100円 | 221円 |
スタンダード | 2,200円 | 440円 |
ビジネス | 3,300円 | 2,112円 |
SSD採用で転送量上限もエコプランなら150GB/月を満たすので、一通り機能はそろっています。
おススメするのはエコプランです。料金的にはリトルサーバーのリトルプラン、スターサーバーのライトプランと競合しますね。このクラスのプランは基本的に個人のWordPressブログをターゲットにしている印象です。
以前はエコプランのディスク容量が50GBだったのですが、最近増強されて200GBになりました。スターサーバーのライトプランを意識しているように見えます。またバックアップが15日分自動でつくのもポイント。
五位になった理由ですが、安く使うにはエコプランを契約することになりますが、MySQLが一つだけという点と、転送量上限が150GB/月と今回の記事で設けた基準ギリギリという点、そして上位プランへの変更ができない点です。
ただし転送量上限に関しては増強予定とのことです。(サーバーシステムの増強と移行について)
転送量上限が増強されればかなり高機能のレンタルサーバーに変貌する可能性がありますので、今後に注目したいですね。
プラン | まるっと | エコ | スタンダード | ビジネス |
ディスク容量 | 25GB | 200GB | 400GB | 800GB |
ストレージタイプ | SSD | SSD | SSD | SSD |
転送量上限 | 150GB/月 | 150GB/月 | 300GB/月 | 1500GB/月 |
独自ドメイン | 5個 | 25個 | 無制限 | 無制限 |
データベース | MariaDB 1個 | MariaDB 1個 | MariaDB 無制限 | MariaDB 無制限 |
http/2 | ○ | ○ | ○ | ○ |
無料独自SSL ※ | ○ | ○ | ○ | ○ |
バックアップ | 自動15日 | 自動15日 | 自動15日 | 自動15日 |
Webサーバー | Apache | Apache | Apache | Apache |
FastCGI | ○ | ○ | ○ | ○ |
サポート | メール | メール | メール | メール・電話 |
さくらのレンタルサーバー【第六位】
上場企業のさくらインターネットが運営するレンタルサーバーです。さくらインターネットは1996年創業の老舗です。個人向けサーバーだけではなく、法人向けサーバーも広く展開しているのも特徴です。
料金は次のようになります。
プラン | 初期費用 | 月額 |
ライト | なし | 165円 |
スタンダード | なし | 550円 |
プレミアム | なし | 1,430円 |
サーバースペックは申し分ないです。ライトプランではMySQLが使えないのでWordPressを使いたいならスタンダードプラン以上を選択することになります。
スタンダードプランはMySQLが50個使えて、転送量は無制限。複数ブログを一つのプランで運営する時におすすめです。
なぜこの順位なのか、ということですが、スペックはかなり良いのですが、WordPressを使いたいときに最低料金が437円というのが「安くて使える」の基準だとやや高いかと考えました。スタンダードプランはデータベースが50個使えますが、リトルサーバーのリトルプランならデータベースが10個使えるので、個人でブログをやるくらいなら10個のブログを同時展開というのでさえ多すぎるくらいです。そのため6位としました。しかし最近はプラン変更対応を開始して、上位プランへの変更ができるようになりました。あまり隙はなくなってきています。
サーバーはnginxとApacheを使い分けているようです。私が運営する別ブログ(さくらのレンタルサーバ スタンダードプラン)のコントロールパネルを確認しましたが、Apacheでした。
2018年のリニューアル時に、モジュール版PHPの提供開始とともにnginxをリバースプロキシとした構成に全プランを変更いたしました。これまで通りPHPなどの処理はApacheで行っておりますので.htaccessは利用可能です。
さくらインターネット, さくらのレンタルサーバでWordPressサイトを高速に動かす方法。モジュール版PHPって何!?, 閲覧日2023-09-19.
サーバー機能は以下となります。今回の記事では個人のブログを運営することに絞って比較しているので法人向けサーバーは対象から外しました。
プラン | ライト | スタンダード | プレミアム |
ディスク容量 | 100GB | 300GB | 400GB |
ストレージタイプ | SSD | SSD | SSD |
転送量上限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
独自ドメイン | 20個 | 200個 | 300個 |
データベース | なし | MySQL 50個 | MySQL 100個 |
http/2 | ○ | ○ | ○ |
無料独自SSL Let’s Encrypt | ○ | ○ | ○ |
バックアップ | なし | 8日※ | 8日※ |
Webサーバー | nginx + Apache | nginx + Apache | nginx + Apache |
モジュール版PHP | × | ○ | ○ |
サポート | チャット、メール、電話(コールバック予約) | チャット、メール、電話(コールバック予約) | チャット、メール、電話(コールバック予約) |
ロリポップ!【第七位】
上場子会社9社の総合ネットグループであるGMOインターネットグループの一員のGMOペパボが運営するレンタルサーバーです。GMOペパボは2001年からサービスを開始している老舗です。
料金は次のようになります。
プラン | 初期費用 | 月額 |
エコノミー | なし | 198円 |
ライト | なし | 418円 |
スタンダード | なし | 770円 |
ハイスピード | なし | 990円 |
エンタープライズ | なし | 2,365円 |
エコノミープランはデータベースが使えないのでWordPressを使いたいならライトプラン以上を契約することになります。
ライトプランはさくらのレンタルサーバと競合している印象です。サーバースペックも高いです。ベーシックプランはエックスサーバーなど「高くてすごく使える」系と競合してきます。ハイスピードプラン以上はWebサーバーにLiteSpeedを採用しかなりの高速化が可能です。またライトプラン・スタンダードプランはApacheですが、モジュール版PHPが使え高速化対策がなされています。
個人のワードプレス利用に対してライトプランとスタンダードプラン・ベーシックプランをそろえ、上位プランへの変更も可能なのでサイトが育ってきたり、複数のブログを一つのプランで運営したくなっても柔軟に対応可能です。また下位プランへの変更にも対応できるという点もポイント。(ただしドメイン無料などを利用していると不可。詳しくはこちら:本契約中(入金後)のプラン変更はどうしたらいいですか)
なぜさくらのレンタルサーバより順位が低いかというと、安さを求めるとライトプランを選択することになるのですが、MySQLが一つしか使えないので、競合のさくらのレンタルサーバのスタンダードプランで50個使えるのに比べてやや機能が制限されてる印象だからです。サーバースペックがものすごく高くてもさくらのレンタルサーバでも普通に速いですし、複数ブログを運営できて安いさくらのレンタルサーバの方を高順位にしました。
プラン | エコノミー | ライト | スタンダード | ハイスピード | エンタープライズ |
ディスク容量 | 100GB | 200GB | 300GB | 400GB | 1.2TB |
ストレージタイプ | SSD | SSD | SSD | SSD | SSD |
転送量上限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
独自ドメイン | 50個 | 100個 | 200個 | 無制限 | 無制限 |
データベース | なし | MySQL 1個 | MySQL 50個 | 無制限 | 無制限 |
http/2 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
無料独自SSL Let’s Encrypt | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
バックアップ | 有料7回分 | 有料7回分 | 有料7回分 | 有料7回分 or 自動・回数不明※ | 無料7回分 or 自動・回数不明※ |
Webサーバー | Apache | Apache | Apache | LiteSpeed | LiteSpeed |
モジュール版PHP | × | ○ | ○ | – | – |
サポート | チャット、メール | チャット、メール | チャット、メール、電話 | チャット、メール、電話 | チャット、メール、電話 |
クイッカプラス【第八位】
株式会社エムフロが運営するレンタルサーバーです。会社設立は2004年です。
料金は次のようになります。プレミアム/専用プランもありますが、個人のブログ運営では利用する機会がほぼないだろうと考え対象から外しました。
プラン | 初期費用 | 月額 |
エントリー | なし | 198円 |
ライト | なし | 495円 |
スタンダード | なし | 792円 |
Webサーバーに高速なNginxを採用し、http/2も利用可能です。ただしサーバースペックが不明な点が多いです。
ストレージにSSDを使っているか、転送量上限はどのくらいかという情報が公開されていません。
料金も最も安いエントリープランはディスク容量が5GBとかなり少なめです。その上のライトプランになるとディスク容量が10GBになりますが、価格は495円となり、さくらのレンタルサーバやロリポップ!くらいの料金となります。サーバースペックだけを見ると、Nginxを使っている点は先進的ではありますが、そのほかの点では他のレンタルサーバーに軍配が上がる感じです。
プラン | エントリー | ライト | スタンダード |
ディスク容量 | 5GB | 10GB | 20GB |
ストレージタイプ | 不明 | 不明 | 不明 |
転送量上限 | 不明 | 不明 | 不明 |
独自ドメイン | 1個 | 3個 | 5個 |
データベース | MySQL 1個 | MySQL 3個 | MySQL 5個 |
http/2 | ○ | ○ | ○ |
無料独自SSL Let’s Encrypt | ○ | ○ | ○ |
バックアップ | なし | なし | なし |
Webサーバー | Nginx | Nginx | Nginx |
サポート | メール | メール | メール |
ラクサバ【第九位】
2014年設立のRebyc株式会社が運営するレンタルサーバーです。
料金は次のようになります。まずは共有サーバープラン。
プラン | 初期費用 | 月額 |
ラクラクミニ | 1,568円※ | 99円 |
ラクラクライト | 1,568円※ | 263円 |
ラクラクベーシック | 1,568円※ | 420円 |
ラクラクゴールド | 1,568円※ | 1,005円 |
次がSSDプラン。
プラン | 初期費用 | 月額 |
SSDミニ | 1,650円※ | 469円 |
SSDライト | 1,650円※ | 999円 |
SSDベーシック | 1,650円※ | 2,017円 |
SSDゴールド | 1,650円※ | 4,054円 |
特徴はSSDではない共用サーバープランの安さ。ディスク容量は2GBとかなり少ないですが、とにかく安くホームページが作りたいなら月額99円でサイトが作れます。ただしWordPressが使えるのはラクラクライトプランからです。上位プランへの変更は共用サーバープラン内、SSDサーバー内なら可能です。
SSDミニプランはWordPressが使えます。WebサーバーはLiteSpeedで高速です。ただしディスク容量は5GBと少なめ。料金は月額469円。この価格帯ならさくらのレンタルサーバやロリポップ!、コアサーバー、ラッコサーバーくらいの料金となります。LiteSpeedを採用しているものの、ディスク容量やデータベース個数の少なさ、スペックに不明な点が多いなどからこの順位としました。
プラン | ラクラクミニ | ラクラクライト | ラクラクベーシック | ラクラクゴールド |
ディスク容量 | 2GB | 10GB | 30GB | 60GB |
ストレージタイプ | HDD※1 | HDD※1 | HDD※1 | HDD※1 |
転送量上限 | 30GB/月 | 60GB/月 | 200GB/月 | 600GB/月 |
独自ドメイン | 3個 | 6個 | 20個 | 100個 |
データベース | なし | MySQL 2個 | MySQL 10個 | MySQL 25個 |
http/2 | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 |
無料独自SSL | ○※2 | ○※2 | ○※2 | ○※2 |
バックアップ | 一日・任意※3 | 一日・任意※3 | 一日・任意※3 | 一日・任意※3 |
Webサーバー | Apache | Apache | Apache | Apache |
サポート | メール | メール | メール | メール |
プラン | SSDミニ | SSDライト | SSDベーシック | SSDゴールド |
ディスク容量 | 5GB | 10GB | 30GB | 50GB |
ストレージタイプ | SSD | SSD | SSD | SSD |
転送量上限 | 300GB/月 | 600GB/月 | 1200GB/月 | 3000GB/月 |
独自ドメイン | 2個 | 10個 | 20個 | 30個 |
データベース | MySQL 2個 | MySQL 5個 | MySQL 10個 | MySQL 20個 |
http/2 | ○ | ○ | ○ | ○ |
無料独自SSL | ○※1 | ○※1 | ○※1 | ○※1 |
バックアップ | 一日・任意※2 | 一日・任意※2 | 一日・任意※2 | 一日・任意※2 |
Webサーバー | LiteSpeed | LiteSpeed | LiteSpeed | LiteSpeed |
サポート | メール | メール | メール | メール |
【番外編】高くてすごく使えるレンタルサーバー
「高くてすごく使える」レンタルサーバーもご紹介します。上で挙げた「安くて使える」レンタルサーバーで十分な場合が多いですが、資金に余裕があるなら高くてすごく使えるレンタルサーバーの方が性能が高いのでおすすめです。運営会社が資金をたくさん投入すればよいスペックのレンタルサーバーが運営できるという当たり前の結果ですね。
月額800円以上くらいを対象としています。
Xserver
知名度が高く、「とりあえずXserverにしておけば間違いはない」というレンタルサーバーです。Xserver公式サイトによると国内シェアNo.1とのこと。
料金は次のようになります。
プラン | 初期費用 | 月額 |
スタンダード | なし | 1,100円 |
プレミアム | なし | 2,200円 |
ビジネス | なし | 4,400円 |
高速環境「KUSANAGI」というシステムを採用し、「Xアクセラレータ」、「XPageSpeed」といった高速化機能も充実しています。Webサーバーに高速・安定なNginxを採用し、もちろん転送量上限は無制限。SSDは高速なNVMeタイプです。
データベースもMariaDBが無制限に使え、ドメイン数も無制限。たくさんのサイトを一つのプランで運営できます。「安くて使える」系で量を制限することで価格を安く提供していた部分はほぼ制限なく利用できると考えてよいでしょう。
高速なNginxよりさらに高速といわれるWebサーバーであるLiteSpeedを使っていないという点がコストを削っているようにも見えます。LiteSpeedは利用料がかかるので、その分コストがかかるんですよね。ちなみにXserverが運営する別のレンタルサーバーである「
」では似たようなスペックで少し価格が下がります。エックスサーバーで一般ユーザーの「安定・高速」という需要に応えて、シンレンタルサーバーで「高速・安い」という需要に応えるという感じでしょうか。そして格安系のサービスは関連会社の「スターサーバー」で応える。グループ全体で幅広い需要に応えようとする姿勢が見えます。
プラン | スタンダード | プレミアム | ビジネス |
ディスク容量 | 300GB | 400GB | 500GB |
ストレージタイプ | NVMe SSD | NVMe SSD | NVMe SSD |
転送量上限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
独自ドメイン | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
データベース | MariaDB 無制限 | MariaDB 無制限 | MariaDB 無制限 |
http/2 | ○ | ○ | ○ |
無料独自SSL Let’s Encrypt | ○ | ○ | ○ |
バックアップ | 自動14日 | 自動14日 | 自動14日 |
Webサーバー | Apache+Nginx | Apache+Nginx | Apache+Nginx |
サポート | チャット、メール、電話 | チャット、メール、電話 | チャット、メール、電話 |
ABLENET
1998年設立の老舗である株式会社ケイアンドケイコーポレーションが運営するレンタルサーバーです。
料金は次のようになります。
プラン | 初期費用 | 月額 |
ライト | なし | 830円 |
スタンダード | なし | 1,320円 |
プレミアム | なし | 3,170円 |
あまり聞いたことがないかもしれませんが、会社は運営25年の実績がある会社です。サーバー関係のサービスを展開する中、その技術を活かして2023年から始まったのが【ABLENETレンタルサーバー】です。
一番安いライトプランが月額830円で利用できるのがポイント。vCPU/メモリ(つまりサーバーがユーザーに割り当てるCPUとメモリの量。多い方が安定します)はエックスサーバーと同じ6コア/8GBとなっています。それでいてXserverが採用するWebサーバーNginxより高速といわれるLiteSpeedを採用。さらにXserverがhttp/2対応のところさらに高速なhttp/3にも対応しています。
データベースのMySQLもドメイン数も当然無制限。同じディスク容量の300GBのプランでXserverより安い月額830円でサービスを展開しています。そのほかのプランであるスタンダード、プレミアムもXserverと同等のサービス内容で、全体的に高機能かつ価格が安くなっています。さらに後述する「シンレンタルサーバー」よりも安いです。
サポートが基本的にメールのみという点が初心者には勇気がいるかもしれません。Xserverのようにチャットや電話ですぐわからないところを聞けるというわけではない、という点がありますが、その分超高性能サーバーが安く使えるという点もあります。どちらが良いかは利用者の考え方で変わりますね。
プラン | ライト | スタンダード | プレミアム |
ディスク容量 | 300GB | 400GB | 500GB |
ストレージタイプ | SSD | SSD | SSD |
転送量上限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
独自ドメイン | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
データベース | MySQL 無制限 | MySQL 無制限 | MySQL 無制限 |
http/2, http/3 | ○ | ○ | ○ |
無料独自SSL | ○※ | ○※ | ○※ |
バックアップ | 自動14日 | 自動14日 | 自動14日 |
Webサーバー | LiteSpeed | LiteSpeed | LiteSpeed |
サポート | メール | メール | メール |
ConoHa WING
GMOインターネットグループが運営する高性能レンタルサーバーです。
ConoHa WING料金は次のようになります。通常プランは時間単位で利用できるプランですが、一般用途ではWINGパックを利用することになるのでそちらを掲載します。
プラン | 初期費用 | 月額 |
ベーシック | なし | 1,089円 |
スタンダード | なし | 2,360円 |
プレミアム | なし | 4,719円 |
高速化機能の「WEXAL® Page Speed Technology®」を搭載していたり、「Webサーバー処理速度 国内最速」と公式サイトにあったり、速さをかなり前面に出しているレンタルサーバーです。
プランごとの機能はエックスサーバーに似ています。特徴的なのはWINGパックならドメイン無料が2個付くという点。他のレンタルサーバ、例えばXserverなら12か月払いで一つ、24か月払いで二つ無料になり、ABLENETなら一つ無料になりますが、ConoHa WINGなら二つ無料です。(独自ドメインが2つ永久無料)
プラン | ベーシック | スタンダード | プレミアム |
ディスク容量 | 300GB | 400GB | 500GB |
ストレージタイプ | SSD | SSD | SSD |
転送量上限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
独自ドメイン | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
データベース | MySQL 無制限 | MySQL 無制限 | MySQL 無制限 |
http/2 | ○ | ○ | ○ |
無料独自SSL 「アルファSSL」・「Let’s Encrypt」 | ○ | ○ | ○ |
バックアップ | 自動14日 | 自動14日 | 自動14日 |
Webサーバー | Apache + nginx | Apache + nginx | Apache + nginx |
サポート | 電話、メール | 電話、メール | 電話、メール |
シンレンタルサーバー
Xserverのところで紹介したので「シンレンタルサーバー」も解説します。エックスサーバー株式会社が運営する高機能レンタルサーバーです。
料金は次のようになります。
プラン | 初期費用 | 月額 |
ベーシック | なし | 880円 |
スタンダード | なし | 1,780円 |
プレミアム | なし | 3,560円 |
ビジネス | なし | 7,120円 |
エックスサーバーとの違いは料金の安さです。同じ機能帯ではXserverより安くなっています。またプラミアムプランの上にさらにビジネスプランがあり、Xserverよりディスク容量が増大しています。
ただWebサーバーはXserverと同じNginxですし、「KUSANAGI」「Xアクセラレータ」「XPageSpeed」、NVMe SSDなど機能的な違いは感じにくい印象。ただし
「シンレンタルサーバー」では、新機能の迅速な導入やコスパを重視する一方、「エックスサーバー」では、安定性や充実したサポート体制を重視しています。
シンレンタルサーバー、進化の極限を目指した「エックスサーバー」の新たなカタチ, 閲覧日2023-09-18.
このようにあるため、シンレンタルサーバーはサーバースペックと料金を充実するほうに力を入れていて、安定稼働を享受したいならXserverを利用してね、ということなんでしょう。
プラン | ベーシック | スタンダード | プレミアム | ビジネス |
ディスク容量 | 300GB | 400GB | 500GB | 600GB |
ストレージタイプ | NVMe SSD | NVMe SSD | NVMe SSD | NVMe SSD |
転送量上限 | 900GB/日 | 1200GB/日 | 1500GB/日 | 1500GB/日 |
独自ドメイン | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
データベース | MariaDB 無制限 | MariaDB 無制限 | MariaDB 無制限 | MariaDB |
http/2 | ○ | ○ | ○ | ○ |
無料独自SSL Let’s Encrypt | ○ | ○ | ○ | ○ |
バックアップ | 自動14日 | 自動14日 | 自動14日 | 自動14日 |
Webサーバー | Apache+Nginx | Apache+Nginx | Apache+Nginx | Apache+Nginx |
サポート | 電話、メール | 電話、メール | 電話、メール | 電話、メール |
ラッコサーバー
ラッコサーバーはラッコ株式会社が運営するレンタルサーバーです。ラッコ株式会社は2015年設立の比較的新しい会社となります。
ラッコ株式会社のサービスで有名なのは「ラッコキーワード」というサービスですね。Googleの検索キーワードの関連ワードを検索できるサービスで、SEOを行うときにどの関連キーワードが狙えそうか検索できます。最近はラッコキーワードの有料プランで検索したキーワードの検索ボリュームまでわかるようになり、かなり使いやすいサービスになっています。
サーバー料金は次のようになります。
プラン | 初期費用 | 月額 |
RK1 | なし | 440円 |
RK2 | なし | 990円 |
RK3 | なし | 1,980円 |
ラッコサーバーは一番下のRK1プランでもWebサーバーに高速なLiteSpeedが使われています。転送量上限も6TB/月と大容量です。
一番下のRK1プランではMariaDBが無制限に使えるのですが、使えるドメインが一つ限定になっており、複数の独自ドメインのサイトを運営できません。複数ブログを運営したいならRK2プランに変更する必要があります。
ブログ一つならRK1、複数ブログならRK2くらいが個人のブログ運営では利用する層になるかと思います。
ブログ一つならコアサーバーV2の方がLiteSpeedを使っているサーバーとしてはお得です。コアサーバーではドメイン無料を利用してサーバー代が見かけ上お得になります。ラッコ株式会社のサービスにラッコドメインというドメイン取得サービスがあるのですが、これとセットでドメイン無料にはなりません。コアサーバーでドメイン無料にならないマニアックなドメインをどこかで取得してそれをラッコサーバーで使うときはお得になります。
以前よりRK2・RK3プランが安くなりました。
- RK2:1,210円→990円
- RK3:2,420円→1,980円
RK2プランが値下げされたことでXserverやConoHa WINGなどの高くてすごく使える系のレンタルサーバーの領域でお得感が増えました。
またラッコサーバーの真価はレンタルサーバーの引っ越しのときです。
現状LiteSpeedが使えてWAFまで使えるレンタルサーバーの中ではコスパと利便性のバランスが良いです(RK1プランの場合)。WAFに関してはこちらをご覧ください。(WAFが使えるレンタルサーバー)
コアサーバーV2をお得に使うにはドメインを移管する必要があるのですが、これが非常に面倒です。どうせならドメイン移管はせずにそのままにして、レンタルサーバ—だけ変えたくなります。そういうときにラッコサーバーは最高のコスパになります。
「かんたんWordPress移行」という機能もついていて、ドメイン名とWordPressのログイン情報だけで簡単にWordPressの移行ができます。しかもこの機能は無料です。こうした機能はコアサーバーにはなく、引っ越すときはデータベース情報の更新やファイルの移動も自分でしなければならず、ドメイン無料にするためにドメインの移管も必要になり泣きたくなります。その点ラッコサーバーは非常に簡単に移行ができます。この機能で失敗するときは有料で1サイト16,500円でサーバー移転代行が頼めます。(プラン別機能一覧)
サーバー機能は以下となります。
プラン | RK1 | RK2 | RK3 |
ディスク容量 | 100GB | 400GB | 600GB |
ストレージタイプ | SSD | SSD | SSD |
転送量上限 | 6TB/月 | 24TB/月 | 36TB/月 |
独自ドメイン | 1個 | 無制限 | 無制限 |
データベース | MariaDB 無制限 | MariaDB 無制限 | MariaDB 無制限 |
http/3 | ○ | ○ | ○ |
無料独自SSL | ○ | ○ | ○ |
バックアップ | 自動30日 | 自動30日 | 自動30日 |
Webサーバー | LiteSpeed | LiteSpeed | LiteSpeed |
サポート | 専用フォーム | 専用フォーム | 専用フォーム |
高速化関連用語解説
記事前半で高速化対策として挙げた項目を解説していきます。
ストレージはSSDが高速
一昔前のサーバーストレージ(ブログやホームページのデータ本体を置いておく場所)はHDDでした。その後SSDが主流になり、今ではほとんどのレンタルサーバーでストレージはSSDになりました。
SSDの方がHDDより高速と言われています。
HDDは読み書き時にヘッドが移動する時間(シークタイム)が発生しますが、SSDは物理的な移動時間なく読み書きできるため高速処理が可能です。
バッファロー, 【かんたん解説】SSDとは?HDDとの違いは?, 閲覧日2023-09-19.
SDDにも種類があり、SATAタイプよりNVMeタイプの方が高速と言われています。
NVMeを使用したSSDは、通常のSSDと比較して高速でかつ小型であると言う点が特長です。
ドスパラ, NVMeについて、SSDを選ぶ際に必要な用語「M.2」や「PCIe」や「AHCI」などもあわせてご紹介, 閲覧日2023-09-19.
まとめると次のようになります。
HDD | SSD | NVMe SSD |
遅い | 速い | 凄く速い |
レンタルサーバーはサイト閲覧者からアクセスがあったとき、ストレージからデータを読み込んで閲覧者に返送するため、読み込み時間が短ければページ表示速度が向上することになります。
http/2あるいはhttp/3対応
http/2というのはサイトがSSL対応のときに、ウェブページの通信処理を効率的に行うことでページ表示速度を向上させる仕組みです。SSLについてはこちらもご覧ください。
そのため複数のリクエスト/レスポンスを同時並行的に処理でき、レスポンスを返すための処理に時間がかかるようなケースでも、その間に別のリクエスト/レスポンスを処理することが可能となった。
さくらインターネット, 普及が進む「HTTP/2」の仕組みとメリットとは, 閲覧日2023-09-19.
HTTP/2を利用することで大きなデメリットはありませんが、前提としてHTTPS通信が必須となりますので、サイトをhttps化していない場合はSSL証明書を導入する必要があります。
さくらインターネット, 「HTTP/2」とは?あなたのサイトを高速化する次世代プロトコルに迫る, 閲覧日2023-09-19.
http/3というのは、http/2よりさらに通信を効率化し、通信速度を向上させられると言われている通信方式です。
〔……〕「HTTP/3」はSSL/TLSの利用が前提となっているため、SSLサーバー証明書(以下、SSL証明書)とは切っても切れない関係なのです。
〔……〕
HTTP/3では、HTTP/2よりも通信効率が上がりWebサイトの表示速度が速くなると言われています。
〔……〕
現在(2020年1月)、HTTP/3が利用できるWebサーバーは、大手のものではLiteSpeedの有料版しかありません。NginxやApacheには対応していないことも注意が必要です。
さくらインターネット, Webサイトの表示速度をさらに高速化!「HTTP/3」とは?, 閲覧日:2023-09-19.
ここまでの情報を整理すると
- http/2, http/3というのはSSLを前提とした通信である
- http/2, http/3は通信効率を向上させてサイトの読み込み速度を上げる
- http/2よりhttp/3の方がより高速になる可能性がある
- http/3のWebサーバーはLiteSpeedが前提である
レンタルサーバーはhttp/3よりhttp/2対応のものが多いです。http/3が有料のLiteSpeedでしか使えないため(LiteSpeedにはオープンソース版と商用版があるが、機能を余すことなく使いたいなら商用版が必要)、オープンソースで費用を安く運用できるApacheやNginxでhttp/2を運用するというのが、今のところコストと性能のバランスがとれる”解”なのかもしれませんね。推測ですが、LiteSpeedだけが今後http/3を扱うことができる唯一のWebサーバーになるとは考えにくく、今後http/3対応の安く運用できる何らかのオープンソースのWebサーバーが登場するのを、各レンタルサーバー会社が待っている状態なのかもしれません。
webサーバーにNginx、またはLiteSpeed、あるいはApacheでモジュール版PHPかFastCGI
webサーバーには代表的な次の3つが存在します。
- Apache
- Nginx
- LiteSpeed
上のリストは速度の昇順に並んでいます。Apacheが遅め、LiteSpeedが高速と言われています。
webサーバーとはサイト閲覧者がウェブページを表示しようとしたとき、サーバー上のサイトの情報を読み込んで閲覧者にデータを返すような役割をするソフトウェアのことです。
Webサーバーは、テキスト、画像、動画、アプリケーションデータなど、Webサイトのコンテンツを保存し、要求したクライアントに配信します。
NGINX, Webサーバーとは?, 閲覧日2023-09-19.
ApacheとNginxはオープンソースソフトウェアで、ソースコードが無償公開されていて、比較的安く運用できます。
NginxはC10K問題を解決するために開発されました。
イゴール・シソーエフ(Igor Sysoev)は当初、C10K問題を解決するためにNGINXを開発しました。「C10K」とは、1999年に作られた用語であり、大量(10K)の同時接続(C)の処理が既存Webサーバでは難しいことを意味します。
NGINX, NGINXとは?, 閲覧日:2023-09-19.
この性質からNginxは高速に大量のアクセスをさばけるという性能を持ち、Apacheのシェアを奪いつつあります。
Webサーバー | シェア |
Nginx | 34.2% |
Apache | 31.1% |
Cloudflare Server | 21.0% |
LiteSpeed | 12.5% |
LiteSpeedはNginxよりさらに高速と言われています。
Server | Requests / Sec | MB / Sec |
LiteSpeed | 69618.5 | 270.38 |
Nginx | 6025.3 | 24.5 |
Apache | 826.5 | 3.08 |
これはLiteSpeedとNginx、ApacheのWordPressロード時の処理速度の比較結果です。Requests / Secが一秒あたりに処理できたリクエスト数、MB / Secがやり取りできたデータ量だと思われます。
この結果を見るとLiteSpeedがかなり高速だと考えられますね。ただしこれまで述べてきたように、LiteSpeedにはオープンソース版と有料の商用版が存在し、機能を余すことなく使いたければ商用版を使う必要があります。レンタルサーバーの運用コストとしてはコストアップにつながるので、各レンタルサーバーで採用するかどうか判断が分かれている印象です。
またApacheではモジュール版PHPとFastCGIというものが使えます。
モジュール版PHPは、簡単に言うと、メモリをたくさん使うけれども、実行速度がとても速くなるというものです。
さくらインターネット, さくらのレンタルサーバでWordPressサイトを高速に動かす方法。モジュール版PHPって何!?, 閲覧日2023-09-19.
「FastCGI」とは、プロセス初回実行時に該当プロセスを一定時間サーバー内に保持することで、次回以降、実行時の「プロセスの起動/終了」を省略し、 高速化や、プロセスの起動/終了に伴うCPUへの負荷を軽減することで、速度面で優れるとされるモジュール版PHPと同等の処理能力を持つ動作方式です。
Xserver, FastCGIについて, 閲覧日:2023-09-19.
CGIとはWebサーバ上でプログラムを実行する仕組みのことです。レンタルサーバーのスペック表でFastCGIとあったら、基本的にPHPをFastCGIという仕組みで処理するということです。
モジュール版、FastCGIともに、Webサーバーを動かすために、サーバー上で動くPHPというプログラミング言語を高速に実行するための仕組みです。
これらがレンタルサーバーで有効ならサイトの高速表示が可能になります。基本的にApacheで使う仕組みです。またNginxでは基本的にモジュール版ではなく、FastCGIが利用可能です。
まとめ
今回は「安くて使える」レンタルサーバーを比較してみるという趣旨で各レンタルサーバーを網羅的に紹介しました。
おすすめ度トップ3は
となりました。
また今回比較に使った項目は
- ディスク容量がそれなりに多い
- 転送量上限がそれなりに多い
- サイト高速化のための機能が充実している
としました。サイト高速化の比較項目は
- サーバ—ストレージはSSD
- http/2あるいはhttp/3対応
- webサーバーにNginx、またはLiteSpeed、あるいはApacheでモジュール版PHPかFastCGI
としました。そして各項目の解説も記事後半で行いました。
レンタルサーバーを選ぶということは自分がアフィリエイトで稼ぐため、自分の知識や経験を世に広めるための第一歩です。その判断材料の中に「コスパ」の視点を組み入れるために、今回の記事がお役に立てば幸いです。
コスパの視点で解説したよ。ブログ開設頑張ろう!