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独自ドメインはどこで取得するのがおすすめ?11社を解説【2023年】

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この記事の内容は2023年の情報です。最新の情報でないのでご注意ください。

今回は独自ドメインの取得サービスについてまとめていきます。

ブログやホームページを始めようと考えて調べてみると「独自ドメインを取得するとよい」という情報が多いですね。独自ドメインを取得しようと考えると

  • どのドメイン取得サービスを利用すればいいのだろう?
  • そもそもどんなドメイン取得サービスがあるんだろう?
  • そもそも独自ドメインって何?

という悩みを持つことがあるかと思います。

色々あるからどこがいいか悩むよね

独自ドメインはサイトのURLを決める重要な要素です。このブログも「https://codeokiba.com/」というURLですが、このうち「codeokiba.com」が独自ドメインです。独自ドメインを取得するにはドメイン取得会社からドメインを「買って」(取得費用)「定期的に維持費を払う」(更新費用)必要があるのですが、取得会社がたくさんありすぎて、どの会社にどんな特徴があるのかというのを調べるのは結構大変です。

そこでそれぞれのドメイン取得会社の特徴をまとめてみました。取得会社は代表的な11社を対象としました。

そしてその後ドメイン周りの基礎知識として以下を解説します。

  • 独自ドメインと共有ドメイン
  • トップレベルドメイン(TLD)でGoogleの評価は変わらない
  • ドメイン名を付けるときは「有名な名前」と被らないようにする
  • 共有ドメインのデメリット
  • Whois情報公開代行は忘れずに

独自ドメイン取得の一助となれば幸いです。

おすすめドメイン取得会社11選

次のドメイン取得会社を対象とします。

  1. Xserverドメイン
  2. ムームードメイン
  3. お名前.com
  4. スタードメイン
  5. バリュードメイン
  6. ゴンベエドメイン
  7. さくらのドメイン
  8. 名づけてねっと
  9. JPDirect
  10. FC2ドメイン
  11. Yahoo!ドメイン

それぞれのドメイン取得会社で特徴があります。それぞれの会社の特徴を頭に入れて独自ドメイン選びの「マップ」を頭に作りましょう。

なおこのブログで一番おススメするのは「Xserverドメイン」です。実際このブログの独自ドメインもXserverドメインで取得しました。

Xserverドメイン

このブログ(シルルスのコードおきば)でも使っているおすすめ度No.1のドメイン取得サービスです。

Xserverドメイン

一番におすすめする理由は、なんといってもドメイン取得費用と更新費用が国内最安級だからです。

管理画面も目的の項目にすぐ移動できて使いやすいです。複数ドメインを管理しても直感的に操作ができます。

さらにエックスサーバーはレンタルサーバーの会社としてかなりの老舗で、2003年からサービスを開始し、20年サービスを提供し続けています。そのXserverが2013年から開始したのが『Xdomain』(現『Xserverドメイン』)です。

Xserverドメインおすすめの使い方は、ドメインをXserverドメインで取得して、Xserver以外のレンタルサーバーで使う方法です。というのも、レンタルサーバーのエックスサーバーを契約すると、ドメインが一つ、あるいは二つ無料で取得できるからです(無料になるのは12か月払い以上で1個、24か月払い以上で2個)。はじめからエックスサーバーを利用したいと決めているなら、ドメインは無料でついてくるので、Xserverドメインでわざわざ購入する必要はありません(独自ドメイン永久無料特典)。

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ムームードメイン

上場子会社9社の総合ネットグループであるGMOインターネットグループの一員のGMOペパボが運営するドメイン取得サービスです。

GMOペパボは2001年からサービスを開始している老舗です。

ムームードメインのサービス開始は2004年から。取り扱いドメインは400種類以上と多いです。

注意点としては、サイトに掲載されている取得費用、更新費用のほかに、その金額の10%~20%を上乗せするサービス維持調整費【重要】「サービス維持調整費」の導入に関するご案内)がかかるということ。そこも計算して取得するかどうか考えましょう。

GMOペパボのレンタルサーバーであるロリポップ!を利用すればドメインが二つ無料で使えるので、レンタルサーバーとのセットで使うのもおすすめ。無料で使えるドメインは、ロリポップ!のハイスピードプラン以上を契約し12か月以上の契約をして、自動更新に設定。ロリポップ!からムームードメインのクーポンコードをメールで受け取ってから、ムームードメインで、クーポンコードを使用し、ご希望のドメインを取得となります。詳しくはこちら(ドメインの新規取得・更新が無料になるサービス『ドメインずっと無料』を提供開始)。

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お名前.com

上場子会社9社の総合ネットグループであるGMOインターネットグループが提供するドメイン取得サービスです。サービス提供は1999年から。かなりの老舗です。

お名前.com

580種類以上のドメインを扱っています。扱うドメインは多いです。

中古ドメインも扱っています。ブログ初心者にはハードルが高いですが、ドメインパワーを引き継げるので、上級者はこうした中古ドメインを取得するという手法もあります。

ドメイン無料になるかどうかですが、お名前.comでお名前.com レンタルサーバーを契約すればドメインが一つ無料になります。

注意点としてはお名前.comやお名前.com レンタルサーバーではサービス維持調整費が10%~20%程度、別途かかるので計算してから契約しましょう。(サービス維持調整費とは?

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スタードメイン

設立2009年の格安お手軽サービスを中心に、総合的なインターネットサービスを提供することを目的としたネットオウルという企業が手掛けるサービスです。

スタードメイン

ネットオウルは2013年にエックスサーバーの関連会社となりましたエックスサーバーが高価格、高品質のサービスを提供する一方で、格安レンタルサーバーであるスターサーバーを扱うネットオウルを取り込むことで、一定の需要がある格安系のサービスを強化したものと思われます。

ドメイン検索でこのブログ(シルルスのコードおきば)を検索してみたらWhois情報にXserverドメインではなく、「スタードメイン」と「エックスサーバー」の組み合わせが出てきたので、かなりスタードメインがXserver内部に取り入れられていますね。

40種類以上のドメインを取り扱っており、基本的な人気ドメインである「.com」「.jp」「co.jp」などはもちろん取得できます。

最も推したい部分は、ドメインを取得すると専用レンタルサーバー(スタードメイン無料サーバー)が無料で使えるということ。スタードメイン無料サーバーは普通にブログを書くには十分の性能です。容量や転送量を上げたくなったら「スターサーバー」(有料)に変更することもできます。

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バリュードメイン

上場子会社9社の総合ネットグループであるGMOインターネットグループであるGMOデジロックが運営するドメイン取得サービスです。

ドメイン総合サービス【VALUE-DOMAIN】

会社設立は2001年です。扱うドメインは570種類以上と豊富です。

GMOグループなのでサービス維持調整費がかかりますが、サイトに調整費込みの価格を掲載しているので、自分で計算する必要がないのは良心的です。

もちろんレンタルサーバーとのセット購入でドメイン無料はあります。

バリュードメインとセットでドメイン無料になるのはコアサーバーです。V2プランを契約することでドメイン無料になります。(コアサーバー)(コアサーバードメイン無料

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ゴンベエドメイン

設立1992年の老舗企業である株式会社インターリンクが提供するドメイン取得サービスです。

ゴンベエドメイン

一番のおすすめポイントは扱っているドメイン数が1000種類以上と他の追随を許さない多さだということです。欲しいドメインがマニアックなものならゴンベエドメインがおすすめです。

他のドメイン提供サービスがレンタルサーバーとのセットでドメイン無料を打ち出す中、ゴンベエドメインにはセットでドメイン無料はありません。

料金も安いわけではないので、マニアックな他にはないドメインを取得したいときに利用するとよいでしょう。

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可能(一部不可あり)可能ユーザー登録後専用フォーム利用

さくらのドメイン

上場企業のさくらインターネットが運営するドメイン取得サービスです。さくらインターネットは1996年創業の老舗です。

さくらのドメイン

メリットとしては大手なので安心感がある、さくらインターネットの他のサービス「さくらのレンタルサーバ」「さくらのVPS」「さくらのクラウド」「さくらの専用サーバPHY」といったサービスと連携しやすいという点です。またお問い合わせもチャット、メール、電話と豊富です。

基本的に料金は高めです。私はさくらのレンタルサーバを使っていますが、ドメインはより価格の安いXserverドメインで取得・管理しています。大手のさくらインターネットがドメインを管理しているので法人利用などでは信頼感があってよいのではないでしょうか。

どちらかというと、同じ会社でドメインとレンタルサーバをそろえたい、VPSやクラウドといった専門的なことをしたい、といった時に連携のしやすさから選択するドメイン取得サービスだと思います。

Whois情報の公開代理は基本的に対応可能ですが「登録者のお名前」については、サイト名などのプライバシーの及ばない名称を入力する必要があります。

ドメイン取得時に、登録者のお名前(英字表記を含む)」以外の項目(登録者住所・担当者など) は、さくらインターネットの情報で登録します。
「登録者のお名前」については、入力に認証及び制限を設けていません。
お客様にてサイト名などのプライバシーの及ばない名称をご入力ください。

さくらインターネット, ドメイン取得時、Whois情報はどうなりますか, 2021-12-24, 閲覧日2023-09-13.
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可能(一部不可あり)基本的に不可
更新時期に更新のお知らせが届くのでそれに従う
チャット【10:00~18:00(土日祝および会社が定める休日以外)】
メール【24時間365日】
電話【10:00~18:00(土日祝および会社が定める休日以外)コールバック予約必要】

名づけてねっと

NTTグループのNTTコミュニケーションズの関連会社であるNTTPCコミュニケーションズが運営しています。設立は1985と歴史がある企業です。NTTグループが20年以上運営しているということをサイト前面に出しています。

名づけてねっと

基本的に料金は高めです。85%が法人利用とサイトにあるので、おそらくNTTグループが運営しているためドメイン管理で不安定になりにくいという信頼感が法人利用に繋がっているのではないかと思います。

独自の承認プロセスで不正なドメイン移管を防止する仕組みもあります。企業サイトはサイトへの攻撃で大きな損失になる可能性もあるので、信頼性を通常より高めたサービスを提供して企業ユーザーを取り込む狙いがあるのではないでしょうか。

Whois代理公開は不可です。企業に顧客層を絞っているので、代理公開する必要がないんでしょうね。

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不可可能チャット【平日9:30~17:00(土日祝日、年末年始を除く)】
専用お問い合わせフォーム

JPDirect

株式会社日本レジストリサービスが運営するドメイン取得サービスです。会社設立は2000年と老舗です。

JPDirect

上場企業・官公庁・自治体・学校など様々な業種の顧客のドメイン名を管理しています。日本レジストリサービスはJPドメイン名のレジストリなので、「.co.jp(会社)」、「.or.jp(法人)」、「.ac.jp(大学)」などJPドメイン名の種類が全て揃っています。(「.lg.jp」を除く)

レジストリというのは.jpや.comなどのTLD(トップレベルドメイン)に一つ存在して、ドメイン情報の管理などを行う組織です。つまり.jpドメインの大元です。

一番のメリットは「.jp」が付くドメインはすべてそろっていて、そのレジストリという点。他のドメイン取得サービスも結局は日本レジストリサービスに手続きをお願いする立場なので、その大元というのは安心感がありますね。だから「.co.jp(会社)」、「.or.jp(法人)」、「.ac.jp(大学)」といったドメインを企業や公共機関が利用するのでしょう。

「.com」などの一般向けのドメインの料金は高め。「.jp」に特化している印象です。

ドメインロックサービスもあります。ドメイン名の乗っ取り防止のため、全ての申請をブロックするサービスです。名づけてねっとにも不正防止サービスがあったことでわかるように、企業や公共団体といった大きな信頼を必要とするサイトに特化している印象があります。サポートも電話・メールとそろっています。

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可能可能メール
電話【9:00-18:00
(土日祝祭日・法律に定める休日及び12月29日~1月3日は除く)】

FC2ドメイン

ブログサービスであるfc2ブログなどを運営するfc2が運営しているドメイン取得サービスです。

fc2ドメイン

一番の売りはドメインの更新費用が最安級だということです。2023年9月13日の情報では、「.com」の更新費用は1,080円となっています。他のドメイン取得サービスが1,400円から1,800円の価格帯であることを考えるとかなり安いです。

デメリットとしては、fc2の決済方法がクレジットカード決済の場合不安定ということ。たまに使えません。そのため更新時期にこの使えない時期が重なると、銀行振り込みなどを経由する必要があり、面倒です。リスク承知で安さを享受したいなら一つの選択肢に挙がるドメイン取得サービスです。

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可能(一部不可)可能専用お問い合わせフォーム

Yahoo!ドメイン

Yahooが運営するドメイン取得サービスです。.com/.net/.org/.biz/.infoドメインおよび.jpドメインが取得できます。

Yahoo!ドメイン

一番のメリットは月払いができる点です。.jpドメイン以外は月額286円 + 税 28円で利用可能です。年払いで3,086円 + 税 308円となります。ブログを二年も三年も続けないというときは月払いの恩恵があるでしょう。

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不可(一応可能だが個人名を非公開にできない)参考※可能専用お問い合わせフォーム

ドメイン周りの基礎知識

独自ドメインと共有ドメイン

まず独自ドメインとは何なのか解説します。次の図をご覧ください。

当ブログのトップページのURLです。上のURLのドメイン名の部分が独自ドメインです。ドメイン名はホームページやブログの住所です。インターネットに繋がっていればブラウザでこのURLを入力することでそのサイトへ移動することができます。

通常独自ドメインはドメイン取得サービスで取得し、定期的に更新料を払うことで保有することができます。更新期間は基本的に一年なので、取得してからやっぱりやめたとなると一年分損をするので、よく考えてから取得しましょう。

アパートを借りる時の敷金礼金が取得費用、月々の家賃が更新料みたいな話だね

独自ドメインを解説するためには共有ドメインというものを解説する必要があります。共有ドメインとは次のようなドメインのことです。

例えば「はてなブログ」というブログサービスでブログを作ると上のURLの「〇△□」の部分に好きな文字列を入れたURLのブログが出来上がります。

独自ドメインとの違いは何なのさ?

共有ドメインでは「hatenablog.jp」の部分は自分で変更できません。これははてなブログのドメインを他の人と共有しているからです。一つのドメインを多くのユーザーで共有することでそのブログサービスを使える仕組みになっています。

独自ドメインの場合はドメイン名の全部をほぼ自分で決めることができます。ほぼと書いたのは「.com」の部分はドメイン取得サービスで選んで取得するときにここの文字列によって料金が変わるから好きに決めることができないというところと、「codeokiba」の部分はすでに取得されていたら取得できないという早い者勝ちみたいな仕組みだからです。

「.com」の部分はトップレベルドメインと呼ばれています。

スキーム名って何?

ここは「プロトコル」と呼ばれるものを示した部分です。プロトコルというのは通信するときのルールのことです。httpsというのはhttp通信をSSLというプロトコルで通信するということを表します。httpの通信を暗号化して行うということです。詳しくは次の記事もご覧ください。

トップレベルドメイン(TLD)でGoogleの評価は変わらない

独自ドメインを一般の方が取得するのはブログやホームページに独自ドメインを使いたいということが多いと思います。そこで気になるのが独自ドメインの種類でGoogle検索の順位に影響があるのかということです。Googleの検索順位が上がればよりたくさんの人にサイトを見てもらえます。収益化したいならそのチャンスが増えることになります。

基本的に「.com」や「.net」などのトップレベルドメイン(TLD)と言われる部分に関しては、何を選択してもGoogle検索で不利になることはありません。

基本的に、新しい gTLD も他の gTLD(.com、.org など)と同じように処理されます。検索において、特定の TLD のキーワードが有利に働くことも不利に働くこともありません。

Google 検索セントラル,新しいトップレベル ドメイン(gTLD)に対する Google での取り扱いについて, 2015年7月21日, 閲覧2023-09-13.

ただし、「.org」などは非営利団体を表すドメインとして存在していた歴史があったりするので、サイトの印象が変わる可能性があります(現在は非営利団体でなくても取得可能です)。

「.com」は主に商業用サイトに使用されるドメインです。しかし現在は非商用サイトでも使われているドメインです。初心者は「.com」「.jp」「.net」などの当たり障りないドメインにしておいたほうが無難でしょう。「.com」をおすすめするのは安くて特に損をすることがないからです。

なお「co.jp」などは日本国内に登記のある組織のみ登録可能なドメインで、個人のWordPressでは使わないほうがいいでしょう。というか取得できません。

.comがよく使われる理由がわかったよ

ドメイン名を付けるときは「有名な名前」と被らないようにする

ドメイン名を決めるときはよく考えましょうと言ったのは、企業名やよく聞く製品名と被った名前を付けるとリスクを抱えることになるからです。

というのもドメイン名は基本的に世界中の何らかのドメイン名と被っていなければ取得できてしまいます。すると企業名やよくある製品名が含まれたドメイン名も案外簡単に取得できてしまいます。

有名な名前が使えてラッキー…ではないんだろうね…

その通り。ドメイン名は何らかの名前ともとれるので、お気に入りの企業名や製品名が含まれていると「商標権」の侵害で紛争になったりする可能性があります。商標権はその製品や会社の名前を独占して使うことができる権利で、第三者が勝手に使ってはいけないのです。商標権はドメイン名まで及ぶので、企業名とか商品名をドメイン名にすると商標権絡みで最悪ドメインを失う、損害賠償まで被るということもありえます。

ドメイン名に使われる名前が企業名や商品名になっていないか、ネットなどで検索してみることが大事だね

それでもいいのですが、よりリスクを下げるには「特定の商品を指すような名前は使わない」ということも大事です。このブログは「codeokiba」(コードおきば)という、「コード」と「おきば」という商標が取れないようなありふれた名詞を組み合わせて作っています。こういうことも考えてドメイン名は決めましょう。

筆者は別ブログでカッコよさそうな名前を使ったドメインを取得して、後から調べたら有名アパレルサイトの企業名と被っていて、泣く泣く一年分契約したドメインを手放した経験があります。

よく考えてドメイン名は決めましょう。

共有ドメインのデメリット

共有ドメインには他の人のペナルティが自分に課せられるリスクがあります。

どういうことかというと例えばこのブログ「シルルスのコードおきば」(codeokiba.com)というサイトが他の人にブログを貸し出すとします。つまり共有ドメイン化すると仮定して話を進めます。すると貸し出された人はabcというドメイン名のブログを始めて、「abc.codeokiba.com」というドメインを公開することになります。

例えばこのabcというブログが何か問題を起こしたとします。

すると「codeokiba.com」というドメインを持つすべての人がその影響を受けます。他の人が「def.codeokiba.com」というブログを運営していると、その人にまでペナルティが課せられる可能性があるのです。特にGoogle AdSenseなどで顕著です。運営している多くの人は問題を起こしていないのに、そのサービスを利用している他の人の影響でAdSenseが停止するという場合があります。

この現象はブログサービスを利用していると起きる場合があります。ブログサービスは基本的にそのサービスのドメインを利用して、上の「abc」や「def」に相当する部分だけ自分で決められるサービスだからです。

独自ドメインならそういうことがありません。

現在はリトルサーバーなどの格安レンタルサーバーもあるので、なんらかのブログサービスの有料プランで独自ドメインを運用しなくても、レンタルサーバー+独自ドメイン+WordPressの構成でそれほど料金がかかることなくブログを運用できるようになりました。ブログを始めたいならレンタルサーバー+独自ドメイン+WordPressでブログを運営するのを検討したほうがいいでしょう。

Whois情報公開代行は忘れずに

ドメインを取得したときの注意としてWhois情報公開代行というのがあります。

Whois情報とは、ドメインの保有者の登録者情報で誰でも知ることができます。登録者情報はドメイン毎に登録されます。

個人情報が全世界に公開されちゃうじゃん

それだと都合が悪すぎるのでWhois情報公開代行というサービスが存在します。

これはWhoisの情報をドメイン取得サービスの会社の情報で代理公開するものです。これをやっておけば他の人がWhois情報を閲覧しても、ドメイン取得サービスの会社の情報しかわからないので、個人情報が漏れる心配がなくなります。一般にドメインを取得した後アクセスできる管理画面から設定や確認ができるので、忘れずに設定しておきましょう。ただし「co.jp」などではできない場合があります。「co.jp」は企業ドメインなので登録者情報を隠蔽する必要がないからでしょうね。

まとめ

今回は独自ドメインを取得するためのおすすめのドメイン取得サービスをまとめました。

各サービスの後に書いたドメイン周りの基礎知識もご覧いただくと、より独自ドメインについての理解が深まると思います。

各ドメイン取得サービスそれぞれで特徴がありますね。ドメイン取得サービスで料金や機能は結構違います。独自ドメインを取得するときは各ドメイン取得サービスの特徴を把握したうえで取得を検討しましょう。

今回「co.jp」などの特殊な条件があるドメイン以外の「.com」などのドメインを取得したいなら、一番おすすめするのはXserverドメインです。他のドメイン取得サービスにも色々と特徴がありますのでよく検討してドメインを選びましょう。