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今回はHPのノートパソコンのタイプCによる充電ができないときの確認事項について解説します。
まずノートパソコンをタイプCコネクタでモバイルバッテリーなどで充電することをUSB PD(USB Power Delivery)と言います。
これについてはHPではなく、マウスコンピューターについての記事で解説しました。

簡単に言うとUSB PDでノートパソコンを充電するには以下の3つが必要です。
まずノートパソコンのタイプCなら何でも充電できるかというと同じパソコンのタイプCコネクタでも充電可能なコネクタとそうでないコネクタが存在します。
HP LIVEサポートナビ, ZBook Studio 16 inch G9 – 右側の USB-C ポートにケーブルをさしても充電ができない
- 本体向かって右側のポートは Power Delivery Out の仕様です。外部機器への充電は可能ですが、外部からの給電を受け付けません。
- 本体向かって左側のポートは Power Delivery に対応しており、外部からの給電に対応しています。
まず充電可能(USB PD充電対応)なタイプCコネクタがパソコンに搭載されているか確認が必要です。
さらに充電ケーブルが充電時の電力(W)以上の電力に対応していないと充電できません。例えば65W以上のモバイルバッテリーが必要とあれば、65W以上の電流に対応したタイプCの充電ケーブルが必要です。
そして充電するモバイルバッテリーがパソコン側の要求電力(W)以上の電流を出力できないと充電できません。65W以上のモバイルバッテリーが必要とパソコンに書いてある場合は65W以上の出力があるモバイルバッテリーが必要ということです。
HP Directplus -HP公式オンラインストア-HPには様々なブランドのノートパソコンがあるので、すべてのブランドのすべてのモデルにUSB PD充電機能が搭載されているわけではありません。
大まかなブランドでUSB PDの対応状況を見ていきましょう。
なおやはりパソコンのタイプCコネクタは充電対応のコネクタと非対応のコネクタがあるようです。
購入したら説明書が手に入ると思うのでもし書いてあればそれで対応コネクタを確認してください。
充電W数も非公開ですので説明書に詳しい仕様がない場合は65Wくらいのモバイルバッテリーで試す必要があります。65W USB Type-C™ スリムACアダプターというのが純正ACアダプターで指定されている製品が多いので65Wくらいのモバイルバッテリーなら動く可能性が高いです。
基本的にPavilionは全モデル対応のようです。
ENVYもUSB PD充電対応のようです。
OmniBookもUSB PD充電対応のようです。
基本的に65W USB Type-C™ スリムACアダプターというものを使う前提なモデルが多いので65Wクラスのモバイルバッテリーと65W以上対応のタイプCケーブルがあるといいと思います。
モバイルバッテリーは故障が少ないPSEマーク取得のものを選びましょう。
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UGREEN 100W モバイルバッテリー 9,999円(税込)~ |
UGREEN 100W モバイルバッテリーならノートパソコンを一回フル充電できるくらいの容量があり、PSEマーク取得済みで100W充電対応なのでいいと思います。
「USB-C1ポートは常に65Wの高出力を保ち、複数デバイスを同時充電しても、出力配分によりパワー落ちる心配もありません!」(商品説明より)
複数ポートで充電しても65Wの出力は保証されているようです。
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Anker 737 Power Bank 19,990円(税込)~ |
Anker 737 Power BankはUGREEN 100Wより大容量で140W出力まで対応するモバイルバッテリーです。PSEマーク取得で安心感があります。
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Anker PowerLine III Flow 1,890円(税込)~ |
モバイルバッテリーの大手のAnker製の100Wまで対応のタイプCケーブルです。パソコンのPD充電にいいんじゃないでしょうか。
大学生になってパソコンを使い始めた方向けに色々記事を書いています。よろしければご覧ください。






今回はHPのノートパソコンのUSB PDについて解説しました。
基本的にPD充電できるコネクタとそうでないコネクタが同一パソコンの中に混在しているのでPD充電に対応しているのに充電できないときは充電するコネクタを変更してみるといいと思います。



PC・充電器・ケーブルすべてがPD充電対応でないと動きません
