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今回は安くて使いやすいリトルサーバーの話です。
リトルサーバーって安くWordPressができるって話題だよね
実際安いです。安くて不安になるかもしれませんが、リトルサーバーは安いけどちゃんと使えるレンタルサーバーです。
レンタルサーバーをどうして借りるのか。それはアフィリエイトで稼ぎたいからですよね。でも稼ぎたいということは「生活に余裕資金がない」という状態でもあるはずです。
そういう状態で稼ぐためには、生活を切り詰めなければいけません。でも体力がない状態で長い間全力疾走はできません。ブログで稼ぐには時間がかかります。私はこのブログ(シルルスのコードおきば)で本格的にアフィリエイトを始めて、月に数千円の報酬が発生するまで半年ほどかかりました。体力がないのに半年間無給で努力し続けるのは大変です。
大手のレンタルサーバーにすれば性能は良いでしょう。でもそういう大手のサーバーではたいてい月1000円程度かかります。報酬がないのに、毎月千円がなくなっていく。それはつらいですよね。
そういう時におすすめするのか今回ご紹介するリトルサーバーです。
リトルサーバーなら月換算で165円からレンタルサーバーが借りられます。おすすめのリトルプランでも月275円ほどの維持費です。かなりお財布に優しいです。浮いたお金を少し貯めればアフィリエイト関連の書籍を購入して効果的なアフィリエイトについて勉強することもできます。ちょっと自分へのご褒美にコンビニスイーツを買う罪悪感もありません。
ただ「じゃあ実際にリトルサーバーにして大丈夫なのか」というところが気になりますよね。今回はリトルサーバーを他のレンタルサーバーと機能や価格の面で比較しつつ、実際の速度のベンチマークであるGoogleの「PageSpeed Insights」を実施して速度を測ってみました。リトルサーバーの価格や機能を比較してみると、「個人のWordPressを安く、ちゃんと運営する」ことに特化したレンタルサーバーであることがわかります。
今回の記事ではそれを裏付けていきたいと思います。レンタルサーバー選びの一助となれば幸いです。
リトルサーバーのスペック
プラン名 | ミニプラン | ワードプラン | リトルプラン | ビッグプラン |
ディスク容量 | 20GB (SSD) | 30GB (SSD) | 60GB (SSD) | 120GB (SSD) |
初期費用 | 1012円 | 1012円 | 1012円 | 1012円 |
月額費用 | 165円~ | 215円~ | 275円~ | 473円~ |
MySQL | 3個 | 5個 | 10個 | 50個 |
保証転送量 | 30GB/日 | 45GB/日 | 90GB/日 | 180GB/日 |
マルチドメイン | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
独自SSL(Let’s Encrypt) | ○ | ○ | ○ | ○ |
自動バックアップ | 7日 | 7日 | 7日 | 7日 |
価格は税込みです。
各項目ごとの解説をしていきます。
ディスク容量
ディスク容量は自分のブログのデータを置いておける量を決定する要素です。ディスク容量が多ければその分たくさんの画像ファイルや本文テキストを収容できます。
私は一つのブログあたり50GBくらいあると安心かなと思いますが、リトルサーバーはブログ一つあたりのディスク容量は20GBくらいでもいいのではないかと考えているようですね。私もそれはそれでアリだと考えています。
他のレンタルサーバーが300GBとかのプランからなのに20GBで足りるの?
というのも、私は別ブログで600記事くらい書いたブログがあるのですが、写真(1000×668pxくらい)を3000枚くらいと2000文字くらいの本文で使用したファイル容量の合計は1.5GBくらいです。週一回くらいの更新で一つの記事に写真5~7枚程度で7~8年くらい運営してそのくらいです。
仮に毎日このくらいの記事を更新し続けて7倍の4200記事くらいになっても7年くらいで10.5GBくらい。
さすがにそのくらいになればアフィリエイトも収益化できると思います。それでもリトルサーバーの一番下のミニプランはディスク容量に余裕があります。
ただ長期ブログになって10年くらい書き続けていると20GBをオーバーするかもしれません。でも大丈夫。リトルサーバーは上位プランへの変更が可能です。記事数が増えすぎてディスク容量が足りなくなったら60GBまでOKなリトルプランに変更しましょう。単純計算で20年以上は書き続けられます。
というわけで普通にブログを運営するなら20GBあれば足りるというのは結構現実的な仮定なんです。
月額費用
これが一番気になると思います。実際にリトルサーバーは安いのかということを考えていきます。まとめてみました。なおリトルサーバーなどの格安レンタルサーバーはかなり安いので、はてなブログProとFC2ブログProで独自ドメインを使った場合より安いです。Bloggerに独自ドメインを設定することもできますが、WordPressが使えないのが欠点ですね。
その前にはてなブログで独自ドメインって使えるの?
はてなブログなどのブログサービスは無料プランだと共有ドメインだから独自ドメインを使えませんが、Proプランというプレミアム有料プランに変更すれば、Xserverドメインなどのドメイン取得サービスで取得した独自ドメインをサイトのURLにすることができます。今回は「はてなブログ」「fc2ブログ」「Blogger」というブログサービスに独自ドメインを設定する場合の料金を載せています。
独自ドメインと共有ドメインの違いに関しては次の記事もご覧ください。
それではレンタルサーバーの料金について見ていきます。月額費用は12か月払いを12で割っています。ドメイン代は最安級のXserverドメインで「.com」を月額119円で取得するとします。
レンタルサーバー・ブログサービス | ディスク容量 | 月額費用(サーバー代) | 月額費用(サーバー+ドメイン) |
リトルサーバー(ミニ) | 20GB | 165円 | 284円 |
リトルサーバー(リトル) | 60GB | 275円 | 394円 |
バリューサーバー(まるっと) | 25GB | ー | 345円 |
スタードメイン無料サーバー | 20GB | 0円 | 149円 |
クイッカプラス(エントリー) | 5GB | 198円 | 317円 |
さくらのレンタルサーバ(スタンダード) | 300GB | 550円 | 669円 |
ロリポップ!(ライト) | 200GB | 418円 | 537円 |
はてなブログPro | 3GB/月 追加可能 | ー | 822円 |
FC2ブログPro | 無制限 | ー | 394円 |
Blogger | 15GB | ー | 119円 |
表からリトルサーバーは3番目に安くなっていますね。一番安いのはBloggerで独自ドメインを設定する方法、二番目に安いのはスタードメインでドメインを取得して無料サーバーを使う方法です。
はてな、FC2、BloggerはWordPressが使えないので、WordPressを使いたいならスタードメインで無料サーバーを使えばいいじゃないか、となりますが、機能に着目するとリトルサーバーの利点も見えてきます。料金以外の項目も見ていきましょう。
機能も考えるとリトルサーバーにもメリットがあるよ
バックアップ性能
リトルサーバー、バリューサーバー、スターサーバーが最安級と判断して、これらのレンタルサーバーのバックアップについてまとめてみました。
レンタルサーバー名 | バックアップ |
リトルサーバー | 〇(1日1回、7日分) |
バリューサーバー | 〇(1日1回、15日分) |
スタードメイン無料サーバー | 記載なし |
スターサーバー | 記載なし |
リトルサーバーとバリューサーバーにはバックアップがあるんだね
スターサーバー系にはバックアップの記載はありませんでした。バックアップ機能があると間違って重要なデータを削除したりしてしまったとき戻せるから安心感がありますね。
RAID
リトルサーバーのストレージの耐障害性能(RAID構成)はRAID 5 or 6 or 10となります。プランによって違います。他のレンタルサーバーがRAID10を採用する傾向があるなか、RAID 5や6を採用しているあたり、ストレージを最大限に活用して、少ないストレージで安く冗長性のあるサービスを提供するためにギリギリを狙っている印象が見えますね。そのおかげで安いサービスが提供できているのでしょう。
RAIDについては次の記事で詳細にまとめてあります。よろしければご覧ください。
ミニプランでもMySQLが3つ使える
リトルサーバーの特徴として最安プランであるミニプランでもMySQLが3つ使えることが挙げられます。基本的にWordPressはブログ一つにMySQL一つを使うので、ミニプランでは3つのWordPressが使えることになります。上で私の600記事のブログは1.5GBしか使っていないと述べました。つまりこのクラスのブログを3つ運営しても4.5GB程度のディスク消費になり、20GBのディスク容量でも十分足りる計算になります。
以下で一つのプランで3つのブログを運営する場合の料金を算出してみました。単純にレンタルサーバー代とドメイン3つの合計費用です。MySQLが1つだけのプランはブログ一つにMySQL一つが適切と考えて載せていません。。バリューサーバーとクイッカプラスは上位プランで3つ運営したほうが安いのでそのデータを使いました。リトルサーバーはリトルプランのコスパがいいので、リトルプランで3つのブログを運営した場合の料金も載せました。
またブログ一つにMySQLは一つが適切と考え、MySQLが一つのプランは候補から外しました。
ここではリトルサーバーは1番の安さですね。
転送量上限
転送量というのはレンタルサーバーがブログを見に来た人にウェブページを送信するときにどのくらいの人数をさばけるかを表す指標です。これの上限が多い方がたくさんのアクセスをさばけます。このブログでは5GB/日、あるいは150GB/月を個人ブログの転送量上限の目安としています。この目安なら月30万PVくらいならさばけるでしょう。算出の方法は以前の記事もご覧ください。
以下で各レンタルサーバーの転送量上限をまとめています。
記載が見つからないプラン以外は転送量は十分ありますね。上で最安になったスタードメイン無料サーバーの転送量上限が見つからないのが若干不安です。
無料SSL
リトルサーバーは全プランでLet’s Encryptによって、独自ドメインを無料SSL設定にできます。サイトのURLがhttpsになります。
SSLを設定しないと検索順位に悪影響があるよ
httpsのURLではない場合、googleの検索で「安全ではないサイト」と表示されてしまいます。SSLは今や必須の時代です。
ただ今回紹介したレンタルサーバーはすべて無料SSLの設定にできます。
SSLの仕組みをまとめました。よろしければこちらもどうぞ。
リトルサーバーとスタードメイン無料サーバー
上の比較でリトルサーバーとスタードメイン無料サーバーが競合であることがわかります。
リトルサーバーとスタードメイン無料サーバーのメリットとデメリットは次のようになります。
- スタードメイン無料サーバーの方が総合的に安い
- リトルサーバーはバックアップについてサイトに明示されているためバックアップがあることが保証されている
- スタードメイン無料サーバーの転送量上限に関する情報が見つからない
どちらのレンタルサーバーも特に大きな問題なく運営されているので普通に使う分には問題ないでしょう。リトルサーバー、スタードメイン無料サーバーの双方で上位プランへの移行が可能ですので、ディスク容量や転送量を増やしたいときは対応可能です。スタードメイン無料サーバーもスターサーバーに変更すれば転送量上限が記載されています。
じゃあこのブログはなんでスタードメイン無料サーバーじゃなくてリトルサーバーを使ってたのさ?
個人的な見解なんだけど、ドメイン代だけでサーバーが運営されているっていうことは、どこかで誰かがサーバー代を負担してるってことだよね。
スタードメイン無料サーバーは無料サーバーに集客できた人を有料プランに移行させてスターサーバーの利用客が増えることで全体として収益をあげているように見えるんだよね。
すると無料サーバーにばかり人が集まると無料サーバーをやめるという戦略も会社の選択肢 としてあると思うんだ。
実際にスターサーバーでは、過去にフリーWPプランという無料でWordPressが使えるプランを終了させているんだ。プランの提供は結構流動的なんだよね。
だからそれよりはリトルサーバーはサーバー代だけで収益をあげているように見えるんだよね。
長く続くのはリトルサーバーの方と予測したからこのブログはリトルサーバーを選択しているよ。
もちろんスターサーバーの有料プランは安くて大容量でリトルサーバーのリトルプランと同じ料金でより大容量・大転送量上限の魅力的なプランを展開している。ただし一番下のライトプランにはMySQLが1つだけなので複数ブログ運営ではリトルサーバーのリトルプランが有利だよ。有料のスターサーバーはサーバー代で収益をあげているように見えるから、スターサーバーの有料プランを契約しておけば当分は使い続けられると思うけどね。
まあスターサーバーの経営元のネットオウル株式会社は結構大きな会社だから新興のリトルサーバーとどっちが経営体力があるのかという視点ではよくわからないんだけど…。
リトルサーバーの速度
ブログ運営で重要な項目に速度があります。
サイトの表示速度が遅いと直帰率などが悪くなるよ
直帰率というのはサイトに流入した人が他のページを見ずにサイトから離れてしまった割合です。サイトに来てもらったら、他のページも見てほしいわけで、直帰率は低い方がいいですね。
そこでリトルサーバーの速度をGoogleのベンチマークテストである「PageSpeed Insights」で測ってみました。
測ったサイトはこのブログのこの記事です。
スコアは「88点」でした。よく話題にあがるLargest Contentful Paint(LCP)は1.5秒と十分な速さです。GoogleはLCP2.5秒以下を目安に設定しています(Web Vitals の概要: サイトの健全性を示す重要指標)。なおテーマにはCocoonを使用しています。またモバイルのパフォーマンスはテーマ依存の部分が大きいのでデスクトップの結果を記載しています。
レンタルサーバー | リトルサーバー(リトルプラン) |
スコア | 88/100点 |
First Contentful Paint | 0.6 秒 |
Largest Contentful Paint(LCP) | 1.5 秒 |
Total Blocking Time | 180 ミリ秒 |
Cumulative Layout Shift | 0 |
Speed Index | 1.7 秒 |
Cocoonのわいひらさんによるとあまりモバイルの点数にこだわらなくていいようです。
というか、最後にこういうこと言うと身も蓋もないですが、PageSpeed Insightsで100点を取ろうが、大事なのはサイトの内容です。
たとえ、PageSpeed Insightsで50点のサイトだったとしても、内容が良ければ100点のサイトより上位表示されると思います。
なので、あまりページスピードにこだわるよりは、コンテンツに注力するのが、正しい時間の使い方だと思います。
わいひら, Cocoonおすすめのサイト高速化設定, Cocoon, 2018-02-09, 閲覧日2023-09-10.
とはいえなるべく速いに越したことはないのでCocoonに色々な高速化設定を行った結果、ここまで改善されました。まずはデスクトップの結果。
次はモバイルの結果。
高速化対策の主な項目はこちら。
- リトルサーバーの管理画面でhttp/2を有効化
- Cocoon高速化設定はとりあえず全部チェックを入れる
- プラグインAsync JavaScriptで遅延読み込み(JavaScriptはCocoon高速化の下の方の事前読み込みのスクリプトを全部入れる)
- Cocoon設定でAMPを適用(固定ページは除外)
- プラグインConverter for Mediaで画像フォーマットをWebPに変換
- ContactForm7のreCAPTCHAはお問い合わせページだけ適用する(参考:reCAPTCHAをContact Form 7(お問い合わせフォーム)のみに読み込み制限をかける)
- プラグインWP Fastest Cacheを適用(参考:【Cocoonの高速化】「WP Fastest Cache」の使い方と設定方法)
ただ、ここまでやってもLCPは2.7秒を切ることはできませんでした。テーマをCocoonからSWELLに変更してテストしてみると2.5秒以下になるので、もし今後SEOでGoogleがLCPが2.5秒以下でないサイトは順位を下げるみたいになったら有料テーマに変えるのも一つの手かもしれません。ただしGoogleの見解では順位に悪い影響があるのは相当遅いページのみのようです。大事なのはページの中身であるとGoogleも述べています。
読み込み速度これまでもランキング シグナルとして使用されていましたが、デスクトップ検索を対象としていました。そこで 2018 年 7 月より、ページの読み込み速度をモバイル検索のランキング要素として使用することになりました。
これを「Speed Update」と呼びますが、対象となるのは、ユーザーがかなり遅いと感じるようなページのみで、ごくわずかな割合のクエリにしか影響しません。そのページがどのような技術を使用して制作されたかに関係なく、すべてのページに同じ基準が適用されます。検索クエリのインテントは依然として非常に強力なランキング シグナルです。そのため、関連性の高い優れたコンテンツを含むページであれば、読み込み速度が遅くても上位に掲載される可能性があります。
Google検索セントラル, ページの読み込み速度をモバイル検索のランキング要素に使用します, 2018-7-9, 閲覧日:2023-09-14.
ただリトルサーバーは格安レンタルサーバーですが、モバイルで95点まで上がるサーバーです。デスクトップの結果については100点でした。平均値ではありませんが、このくらいの点数は出るサーバーです。
このサーバーで良い記事を書いていけば上位表示を狙えるのではないでしょうか?
95点が出て満足したので、LCP2.7秒にこれ以上こだわらず、良い記事を書いていくことに注力していこうと思います。
リトルサーバーのメリット・デメリット
リトルサーバーのメリットとデメリットをまとめました。
メリット
安く簡単にWordPressが始められるのが魅力です。メールサポートも返信が速いです。
- 安さと機能のバランスが良い
- メールサポートのみだが、基本的に24時間以内に返信してもらえる
デメリット
お試し期間の間に本契約しないとデータがすべて消えるのが注意ですね。またたまにアクセス障害が発生することがあるようです。まあ一日以内に復旧しているので、安さと使いやすさを考えれば十分許容範囲だと思いますけどね。
- お試し期間内に本契約しないとデータがすべて消える
- サーバーの障害がゼロではない
2023 5/16 アクセス障害(復旧)
平素はリトルサーバーをご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
5月16日、21:40ごろよりcv1サーバーに過負荷が掛かり、断続的にアクセスができにくい状況が発生いたしました。同22:40ごろまでに全ての機能を復旧いたしましたが、お客様には多大なご不便、ご迷惑をお掛けしてしまいました事を、心よりお詫び申しあげます。
リトルサーバー, 2023 5/16 アクセス障害(復旧), 閲覧日2023-05-29.
まとめ(リトルサーバーは機能十分でおすすめ!)
リトルサーバーはWordPress初心者が普通のブログを始めたいときに、十分な機能と低価格を実現している良いレンタルサーバーだと思います。速度も十分な速さが出ています。
無料お試し期間が20日あるので、とりあえず始めてみるというやり方もできます。
リトルプランでも十分安いから、とりあえずリトルプランにしておいて、ブログを複数持ちたくなったら追加するとかでもいいよね
レンタルサーバー選びの一助となれば幸いです。