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ラッコサーバーの口コミや評判【ラッコサーバーってどう?】

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ラッコサーバーというのは2021年稼働の比較的新しいレンタルサーバーです。

●ラッコサーバーとは【運営会社やサービス内容】

新しいレンタルサーバーということであまり情報が少なく、「ラッコサーバーって実際どうなの?」という疑問は当然湧くと思います。

そこで今回はラッコサーバーの口コミや評判を集めてみました。

ラッコサーバーにしようか迷っているなら、今回の記事を参考にしてみてください。

ラッコサーバーのプラン内容

まずラッコサーバーのプラン内容を表でまとめます。

プランRK1RK2RK3
月額440円990円1,980円
VCPU1610
メモリ2GB8GB18GB
ディスク容量100GB400GB600GB
ストレージタイプSSDSSDSSD
転送量上限6TB/月24TB/月36TB/月
独自ドメイン1個無制限無制限
データベースMariaDB 無制限MariaDB 無制限MariaDB 無制限
http/3
無料独自SSL
バックアップ自動30日自動30日自動30日
WebサーバーLiteSpeedLiteSpeedLiteSpeed
サポート専用フォーム専用フォーム専用フォーム

プランはRK1からRK3まで3つです。

個人のWordPressブログではRK1プランかRK2プランで十分でしょう。

上の表の項目の見方は次の記事にまとめています。気になった場合はご確認ください。

●レンタルサーバーの選び方【初めてのレンタルサーバーを決めるための予備知識】

簡単にまとめると、WebサーバーにLiteSpeedを搭載して、WAFにimunify360を搭載し、かなりハイスペックです。このスペックを搭載するレンタルサーバ—の中では業界最安値か2番手くらいの価格です。

●ラッコサーバーのコスパ

imunify360はWAF、IDS・IPSなどをセットにしたAI搭載の全方位的セキュリティサービスです。

●WAFが使えるレンタルサーバー

ラッコサーバーの良い口コミ

ラッコサーバーの肯定的な口コミをインターネット上で集めてみました。

ラッコサーバーの全肯定ではない口コミ

ラッコサーバーの全肯定ではない口コミをインターネット上で集めてみました。

肯定的な口コミに対する考察

肯定的な口コミをまとめると次のようになります。

  • 関連サービスとの連携ができて便利
  • 返信が速い
  • 無料お試し期間が30日とたっぷりある
  • 高機能な割に安い

投資した時間コストを素早く回収!サイト売買のラッコマーケットがすごい

ラッコ株式会社ではラッコマーケットというブログ売買機能が使えるので、ブログを作って売る、ある程度育ったブログを買うという新しい市場を開拓しています。

●ラッコサーバーと相性がいいラッコマーケットとラッコM&A概要

これまでブログはアフィリエイトするために自分でサイトを育てる必要があったのですが、育ったサイトを市場から調達できるというのは画期的です。育てる分の時間をお金で買うことができます。そこから育ててスケールアップすればさらに稼げますよね。成長したブログという株式を買って配当金を受け取るような感覚です。

ただし定期的に記事の更新や新規記事の追加をしないと検索順位は下がっていくので収益性が低下していきます。ある程度そのジャンルの記事を書き続けられるような情報収集力が購入者に求められるというのは注意すべきところでしょう。

またサイトを売る側にもメリットがあります。通常のアフィリエイトではサイトを1年くらいかけて無給で育ててアクセスを集められるように記事を充実させてから、ようやく月にいくらかのお金が入ってくることになります。投資した時間分の賃金を回収するにはサイトが育ってからまたさらに長い時間サイトを運営し続けなければなりません。

ところがある程度のレベルになってからサイトを売却すれば、サイトの将来的な見込み収益で一気にお金が入ってきます。

つまり月1万円稼げるサイトを1年かけて作ったとしましょう。1年分のサイト運営に50万円くらいの時給換算でのコストがかかったとします。それを回収するにはサイトを運営し続けるなら1年で12万円ですからさらに約4年程度かかるわけです。

しかし1年目にサイトを40万円から50万円で売却できれば、4年間運営してコストを回収する必要がなくなります。2年目でまた40万円でサイトを売却すれば、さらに4年間のコスト回収から解放されます。

ここまでの話で2年間で80万円入ってきました。単純な考え方で、これを地道に4年かけて回収しようとすると5年で48万円、6年で二つ目のサイトが軌道に乗って、一つ目のサイトで12万円入って60万円。7年目が二つのサイトから月1万円ずつ入って24万円となり84万円。だいたい7年くらいで二つのブログの投資金額を回収できます。

サイト売買を行えば、うまく売れればブログへの投資金額をかなり早く回収できますね。

返信が速い

ブログ運営で困ったことがあったらすぐ聞けるというのは重要な点です。そうでないと困ったことが解決せずに悶々と時間を過ごすことになり苦痛です。

そのためレンタルサーバー各社では電話やチャットサービスをお問い合わせに設置して、すぐ聞ける体制を構築しています。以下の記事の各社の表にサポート体制がまとめてあります。

●レンタルサーバー各社のお問い合わせサービスの比較

ラッコサーバーは専用フォームからのお問い合わせしかありません。チャットや電話ほどの利便性はありませんが、その分安くサービスを提供できるのでしょう。

また口コミのように返信は速いようなので、性能と価格を考えれば我慢できる範囲ではないでしょうか。

無料お試し期間がたっぷり30日

ラッコサーバーの価格帯は各レンタルサーバーの比較で月額600円相当の「中」程度となります。

●3つの価格帯でレンタルサーバーを分類

この価格帯のレンタルサーバーの無料お試し期間をまとめると次のようになります。

レンタルサーバー無料お試し期間
さくらのレンタルサーバ14日
ロリポップ!10日
ラッコサーバー30日
コアサーバー V230日

この価格帯のレンタルサーバーではラッコサーバーは一番長い30日となっています。

ラッコサーバーはコアサーバーの運営会社であるGMOデジロックと業務提携しているので足並みをそろえているのかもしれませんね。

高機能なのに安い

これについては以下の記事で詳細にまとめてあります。

●ラッコサーバーをおすすめする理由【プラン内容やコスパ】

簡単にまとめると、Webサーバーに高速大・量アクセス対応のLiteSpeedを採用して、WAFが使えるレンタルサーバーで月600円程度相当のものはコアサーバーのV2プランか、ラッコサーバーのRK1プランくらいしか存在しません。

特にブログの引っ越しと相性がよく、ドメインをラッコドメイン以外で管理してレンタルサーバーだけ契約する場合は最高のコスパとなります。

全肯定ではない口コミに対する考察

全肯定ではない口コミをまとめると次のようになります。

  • ドメイン無料特典がない
  • 特殊な絵文字が使えない
  • テーマにSWELLでWAFを有効にしているとエラーが出る

ドメイン無料特典がない

最近はレンタルサーバーと同じ会社でドメインを管理するとドメインの更新費が無料になるドメイン無料特典というサービスが付いたレンタルサーバーが多いです。

●独自ドメイン永久無料のレンタルサーバーの特徴

ラッコサーバーにはラッコドメインというドメイン管理サービスが存在しますが、これはラッコサーバーを契約しても更新無料になりません。

理由は三つ考えられます。

  • 業務提携しているコアサーバーとの潰し合いを避けるため
  • ラッコマーケットを利用したい”刺さる”ユーザーは利用のためにラッコドメインを利用するから
  • WordPress初心者はかんたんブログスタートでラッコドメインの契約になるから

まずラッコサーバーはサービス開始からまだ2年程度のレンタルサーバーで、そのサーバー管理の経験の薄さをコアサーバーを運営するGMOデジロックと業務提携することでカバーしています。

そのため現在のRK1プランの月額440円程度にラッコドメインでドメイン無料特典を付けて月額500円くらいで提供してしまうとドメイン無料特典があるコアサーバーV2と顧客を食い合うことになり、共倒れとなります。それを避けるためにあえてコアサーバーとは距離を少しとっているのではないかと思われます。

またラッコマーケットという独自サービスがあるので、それを利用したいユーザーはラッコドメインを利用するというのが保証されています。ラッコマーケットはラッコサーバーラッコドメインの利用が必須だからです。

そのためラッコドメインに無料特典を付けなくてもある程度ラッコドメインに顧客が確保できるというのもあるでしょう。

さらに初心者向けで簡単にWordPressブログが作れるかんたんブログスタート機能で初心者を取り込めるので、そのときにラッコドメインのユーザーが増えます。かんたんブログスタートラッコドメインでドメインを管理します。それもドメイン無料特典を付けない理由と思われます。

このような3つの理由で今後も当分ドメイン無料特典はつかないのではないかと思います。ユーザーの声が高まればあるいはといったところでしょうか。

特殊な絵文字が使えない

これはサーバー側で文字コードであるユニコードの設定のバグで起こる現象のようで、ラッコサーバー以外のレンタルサーバーでも発生しているようです。

●【特定の文字だけ消える?】ワードプレスで4バイト文字を表示させる方法

レンタルサーバーのコントロールパネルからphpMyAdminを利用してpost_contentとpost_titleをutf8mb4_general_ciに変更すればよさそうですね。

サーバー周りの設定は結構初心者にはきついので、難しいようならそう使う機会が無いと思いますので4バイト文字を使わないほうが簡単かもしれません。

テーマにSWELLでWAFを有効にしているとエラーが出る

これもラッコサーバー特有の現象というよりはSWELLとWAFの相性が悪いのが原因のようです。

詳しい修正方法は次の記事にあります。

●【SWELL】「何かうまくいかなかったようです。」のエラーが出る場合の解決方法

簡単に言うと、SWELLでこのエラーが出たら、サーバー側でWAFを投稿するときだけOFFにして、投稿完了後にONにすればよいようです。

まとめ【ラッコサーバーの口コミ総括】

ラッコサーバーラッコマーケットなど他のサービスとの連携に優れた、高機能の割に安いレンタルサーバーです。

ドメイン無料特典こそありませんが、それでも料金は機能に対して安いでしょう。

またラッコサーバー特有の問題というわけではありませんが、文字コードエラーやSWELLとの相性問題はあるようです。対処法はありますので、遭遇したら落ち着いて対処しましょう。難しいならお問い合わせで聞いてみるのもいいかもしれません。

肯定的な口コミが多かったよ

当ブログ(シルルスのコードおきば)ではラッコサーバー関係の記事を他にも執筆しています。参考になりましたら幸いです。

●ラッコサーバーでDMARCをドメインのメールに設定する手順

●ラッコサーバーでかんたんブログスタートを使う【本当に簡単です】

●ラッコサーバーでかんたんブログスタートを利用しないブログの始め方

●ラッコサーバーの利用にLiteSpeedの専門知識は必要なし

●ラッコサーバーのコントロールパネルの使い方

●ラッコサーバーとは【運営会社やサービス内容】

●ラッコサーバーをおすすめする理由【プラン内容やコスパ】