\スタッフ厳選!日本HP おすすめパソコン/

今回は大学生活にパソコンとタブレットどっちが向いているかという話をします。
基本的に大学生活にはパソコンが必要です。大学生活でコンピューターを必要とすることはすべてノートパソコンを前提に考えられているので、タブレットではノートパソコンの下位互換みたいになってしまう可能性が高いです。
ただし最近のタブレットは性能が良いものも結構あるので、高性能なタブレットだけでパソコンなしにほとんどのことはできるかもしれません。
タブレットは性能がギリギリ使えるくらいのものから、パソコンを超えるものもあり、どういうタブレットを選択するかでできることが変わってきます。
今回は3つの性能に分けることにします。
3つにグループ分けしたのには理由があります。
まずAmazonのタブレットFire HD10。これは低価格でそれなりに使えるということと、AndroidタブレットとはOSも違うので同じくくりで考えるのは無理があることから選出しました。
次がAndroidタブレット。これはAmazonのタブレットと同等性能〜ちょっと上くらいですがAndroidアプリが使えるということで、コスパ的に一般用途に最も適していると考え選出しました。
最後がiPad。これは最高のタブレット体験ならiPadと言えるので独自に扱いました。使えるアプリがAndroidとは違うという点も選出の要因です。良い意味でAndroidより多いのです。
ここから各グループでできること、できないことを述べていきます。それらをパソコンと比較してみてください。
結論としては「ノートパソコンは必須」「タブレットがあると便利になる」という話になります。
なお過去記事でパソコンとタブレットについて解説しています。

この中では一般論としてタブレットだけでなんとかなるケースなどを解説しましたが、今回は「大学生」ならどうなのかという点を扱っていますので、より大学生向けの比較になっています。
アマゾンのタブレットで最も売れていると考えられるFire HD10。


Fireタブレットでできることを上の記事で扱いました。
○→良い、△→欠点あり、✕→無理という意味で使っています。
講義ノートを書き込み用のペンで書くというのは遅延が生じること、対応アプリが少なすぎることから無理だろうと判断しました。
講義資料の閲覧はPDFの閲覧には使えますが、書き込み機能が弱いので△としました。書き込む時の遅延と対応アプリの少なさゆえです。
資格の勉強もPDFが閲覧できますし、Kindleが使えるので電子化されたテキストも閲覧できます。そういう状況で「リトリーバル」という手法を使えば特に問題は無いのですが、自分で穴埋め問題を作るとか書き込んで勉強するとかの場合、ペンで書き込む性能がiPadに及ばない点と対応アプリの少なさから△としました。
テスト勉強も資格の勉強と同様です。
Fireタブレットで「できない・やりにくい」ことも挙げておきましょう。
まずいわゆるMicrosoft Officeアプリでやる作業がうまく行えません。これはMicrosoftオフィスの全ての機能が使えるのがWindowsのパソコンだけであり、Mac、iOS、Androidとなるにつれてどんどん使える機能が制限されていくからです。FireOSはAndroid版のOfficeと考えていいでしょう。
そのほか3Dモデリングや動画編集などパソコンではできてタブレットではできないことも結構あります。
まずタブレットでの文字入力ですが、Bluetoothなどで外付けのキーボードを繋げばタイピング自体は問題ないです。
ただ10インチ程度の画面だと文字が小さくてタイピングはしにくいでしょう。小さいノートパソコン用のモニターでも14インチはあるので、画面の広さという点でやはり文字入力は劣ると思います。
文字をタブレットで見やすくしようとするとどうしても文字自体を大きく表示することになって、画面に表示できる文字が少なくなって前後の情報が少なくて書きにくいということもあるでしょう。
さて肝心のモバイル版Microsoft Wordの機能ですが、モバイル版では以下の制限があります。なおモバイル版Officeは画面サイズで編集機能が使えるかどうか変わりますが、今回はMicrosoft 365サブスクリプションサービスを契約していることを前提にすべての画面サイズで編集機能が使える前提でお話します。
モバイル版では基本的なワープロ機能は使えますが、文章校正機能が使えなかったり、見た目を微調整する機能が省かれていたりします。
普通に文字数だけ指定されたレポート課題ならなんとかなりますが、文章の書式が指定されたレポートの場合、設定する項目がモバイル版のWordには存在しないということもあり得るので、そうなるとパソコンが無いと詰んでしまいます。
以下の機能制限があります。
スライドショーの再生はできるようです。
ただ機能は限定的でフル機能を使いたいならやはりパソコンが必要です。
特に大学内だとゼミや卒業研究の発表などで学内・学外用の資料を作る時に、スライドの書式が指定されていたりするとどうにもならなくて詰む可能性があります。
以下の機能制限があります。
まずマクロが使えません。VBAで制御できません。あまりVBAでマクロを組むことはないかもしれませんが、昨今の大学入試で特に国公立大学で情報1が共通テストで必須になっている点を考慮すると、文系でもプログラミングをする卒業研究になる可能性が高く、そのときに「ちょっとマクロ組んでね」と言われる可能性が結構高いです。そのときにタブレットだと詰んでしまいますね。
またマニアックな話ですがソルバーもモバイル版では使えません。まあソルバーを使う機会は稀だと思いますが。
またグラフ機能に一部制限があるので、レポートのグラフの書式が指定されている場合、どう頑張ってもモバイル版では調整できない項目があるので、そこが指定されていると詰んでしまいますね。私は過去に学生の方からグラフがうまく作れないと依頼されたことがありますが、iPadでレポートを書いていたらしく、どう頑張ってもここが設定できないと言われて、私のパソコンのエクセルで開いたら数分で解決したことがあります。
教養科目のレポート作成なら特に書式の指定は無いでしょうけど、ゼミや卒業研究だとグラフの書式も指定されることが多く、タブレットでは無理じゃないかなと思います。卒論をタブレットで書くのは無謀です。
基本的にタブレットにPythonなどの開発環境をインストールすることはできません。
ExcelVBAも使えませんし、Javaの開発環境としてEclipseをインストールするみたいなこともできません。
タブレットでローカルに開発環境をインストールするのは現実的ではありません。
というわけで「オンライン」でちょっとしたプログラムを動かすというのがタブレットでの基本戦略になります。
Google Colaboratoryなんかが有名ですね。オンライン上でPythonが実行できます。
このGoogle Colaboratoryの性能ですが、無料で使えるモードで以下の遺伝的アルゴリズムのプログラムを動かしてみました。

計算にかかった時間は1秒未満です。おそらく以下の私のブログ執筆用ノートパソコンよりは速いです。CPU的には感覚的な判断ですがIntelのN100とかCore i3あたりと同等かそれ以上くらいだと思います。

これ、Fire HD10でもブラウザからアクセスして動きました。無料アカウントでも大学の卒論用のプログラムをPythonで書くくらいはできるかもしれません。クラウドで処理が行われるのでマシンスペックがいらないんですね。そりゃあ人気があるわけだ。
ただVBAは無理なのとJavaやRustなどのPython以外のプログラミング言語での開発が弱いという点で△評価としました。
まずFireOSに対応する有名CADソフト・3Dモデリングソフトが存在しないので無理なのですが、スペック的にも3GBのメモリではどう頑張っても無理です。
iPadなら対応するアプリがあるのですが、3DCADの有名所の「Autodesk Fusion」では編集不可で閲覧しかできないなどやはり制限はあります。
FireOSには対応アプリが存在しないので無理です。iPadやAndroidでは存在するのですが…。
まあスマホはAndroidかiPhoneでしょうから、わざわざFireタブレットで動画編集する意味は無いと思います。
NEC LAVIE T11 タブレット 11.45インチ。
11.45インチの2000×1200画素数の液晶で高画質。
メモリ6GBでサクサク動く。
Androidアプリが使える。
59,781円 税込(2025年5月15日のAmazon価格)
Androidタブレットの一番の利点はAndroidという巨大なアプリ市場の多様なアプリが使えるということです。
明らかにFireタブレットより使えるアプリは多いです。
Fireタブレットよりは手書き入力に対応するアプリが豊富なので、書き込み機能が強い分評価は高いです。
メモリ6GB程度のタブレットでもiPadの処理能力には敵いません。
講義ノートをいろいろな機能を利用して遅延なく作成するにはやはりiPadとGoodnotesというアプリの組み合わせが最善と思われます。
またAndroidOSなので、楽天Koboも使えるようになりますし、YouTube Musicも使えます。
Fireタブレットと同様の理由でOffice関係のアプリが機能限定版で使いにくいです。
プログラミング・CAD・3Dモデリングも特にFireタブレットとデメリットが異なるということはありません。
動画編集はAndroidOSなので対応アプリが存在します。ただ処理性能的にパソコン並みの動画編集は厳しいので△評価としました。
最高のタブレット体験をもたらすのがiPadです。
Apple Pencilを利用した書き心地は遅延のなさやスムーズさなどの点で圧倒的です。
特に大学生の場合、手書きノートや講義資料PDFへの書き込みを多用しますのでiPadが最も適したデバイスです。
Goodnotesというアプリの完成度が非常に高く、講義資料PDFへの書き込みや資格の勉強で資料に書き込むなどの場面でiPadはかなり優位性があります。詳しい内容は以下にまとめています。

たださすがのiPadでも苦手な分野はあります。
Microsoft Officeの機能限定のためにやはり大学生活で行うレポート作成や発表用のパワポの作成に弱いです。
Fireタブレットと同様の要因で詰み状態になる危険性があります。
プログラミングもiPad向けのSwift PlaygroundsアプリがあればiOS向けのアプリは作れますけど、公開するのにMacが必要なので、完全にiPadで完結するというわけではありません。
JavaやVBAも相変わらず使えないので、やはりプログラミングは△評価としました。
また3DCADソフトとして有名所の「Autodesk Fusion」では編集不可で閲覧しかできないなどやはり制限があるので△評価としました。モデルの閲覧は処理性能も高くAndroidなどよりやりやすいので✕ではないという評価としました。
動画編集は「LumaFusion」というアプリの完成度とコスパが良く、買い切り版で4000円程度となっています。これで必要な機能はほぼ入っていて、YouTuberの方でも使っている方が多いようです。よって動画編集では評価を○としました。
この後大学生活でタブレットでは根本的にできないことをご紹介した後、パソコンの補助的な位置づけで便利なタブレットとしてiPadのおすすめをご紹介します。
結局の所iPadが基本的にタブレットの上位互換なのですが、iPadでもできない・苦手なタスクというのは以下となります。
タブレットで最高性能のiPadカテゴリーでも結局上のタスクは苦手です。
特に大学生活で多用するMicrosoft Officeの利用に関してタブレットだけで立ち向かうのは無理があります。
確かに学部によってはそれほど書式が整っていない「ゆるい」レポートで許される場合もあるかと思いますが、そういう学部でもゼミや卒業研究の時は形式を指定された「ゆるくない」レポートを書く可能性が高く、2年生後半くらいまではiPadだけでなんとか乗り越えることができても、3年生あたりでゼミに配属されて「iPadだけだと無理ゲー」となる可能性が高いです。
またプログラミングとCAD・3Dモデリングに関しては理系の学部でのみ必要かもしれませんが、プログラミングに関しては経営とか経済とかを学ぶ学生の場合、文系でもプログラムをゼミや卒業研究で作成する可能性はあるので、その場合そこをタブレットだけで乗り越えるのはちょっと難しいと思います。
iPadのほうがパソコンより便利な面は確かにあるので、以下の項目をパソコンの補助として使うのがある程度妥当な使い方だと思います。
タブレットでのこれらの項目の活かし方については以下の記事で詳細に扱っています。

iPadには「無印」「mini」「Air」「Pro」と4つのラインナップが存在し、「Air」と「Pro」には11インチくらいの画面サイズと13インチくらいの画面サイズの二種類が存在します。
それぞれのメリットなどをまとめていきます。
A16チップを搭載したiPadの解説です。
iPad A16モデル。
11インチ2,360 x 1,640ピクセル解像度で高画質。
Apple Intelligence非対応
58,800円 税込(2025年5月15日のAmazon価格)
iPadのラインナップの中では最低性能ですが、原神という3Dゲームが普通に動く程度の処理性能があるので、CPUパワーもGPUパワーも相当あります。
講義ノートや資格の勉強もApple Pencil対応で十分こなすでしょう。
ただApple Intelligence非対応なのでAIでiPadを使いこなしたいという方には適していません。
iPad mini(A17 Pro)。
8.3インチで小型だが解像度は2,266 x 1,488画素で高画質。持ち運びもしやすい。
Apple Intelligence対応。
71,800円 税込(2025年5月15日のAmazon価格)
iPad miniはApple Intelligence対応でAI機能が使えます。SoCもA16から上位モデルのA17 Proになっていて処理性能が高いです。
小さいのに高解像度で電子書籍も高画質で読めます。また小さいため持ち運び性が良いです。
ただ小さいので書き込むスペースが物理的に少なく、11インチや13インチのiPadに比べて書き込みは不便かもしれません。
iPad Air (M3) 11インチ。
iPad A16の上位互換。
Apple Intelligence対応。
2,360 x 1,640ピクセル解像度で高画質。
98,800円 税込(2025年5月15日のAmazon価格)
A16モデルよりさらに処理性能の高いM3チップ搭載で、ほとんどのタスクをサクサクこなします。
PDF書き込みの際も処理が遅くて遅延が生じるみたいなことはほぼ無いでしょう。
A16の時とは違いApple Intelligence対応となっていてAI機能が使えます。
iPad Air (M3) 13インチ。
13インチでPDFの書き込みのスペースが物理的に広くて多くの文字を書き込み可能。
Apple Intelligence対応。
2,732 x 2,048ピクセル解像度で高画質。
144,800円 税込(2025年5月15日のAmazon価格)
13インチモデルのiPad Airは13インチでノートパソコン並みのモニターを搭載しています。このメリットが最大限発揮されるのが「手書き入力」のときです。
というのもiPadでの手書き入力は他のタブレットに比べれば精度が高いのですが、紙に精緻に文字を書くレベルにはありません。文字を書いても若干グニャグニャした文字になりますから、小さくて細かい文字を書くのに技術が追いついていないんですね。
なのでそこで手書き文字を書くとなるとやや大きめに文字を書く必要があって、そうなると紙のノートに比べて1ページに書ける文字の量が少なくなって、何ページもノートを作らないといけないわけです。
ところが13インチモニターだと物理的に書くスペースが増えるので、たくさんの情報をメモとしてPDFに書き込みことができ、学習効率がかなり向上します。
YouTuberの方の動画にもあるのですが、とにかく画面が広いのでたくさんの情報を書き込めるという点が評価されていますね。
また13インチと言えばノートパソコンでは適切・やや小さめくらいのカテゴリーですから、ノートパソコンが入るようなリュックに簡単に入るんですね。
[ザノースフェイス] ビジネスリュック。
24L入るので色々運べる。
15インチまでのノートパソコンが入る。タブレットとノートパソコン両方を持ち歩くことも可。
Amazon評価数760件で5段階評価で4.5獲得(2025年5月15日時点)
19,500円 税込(2025年5月15日のAmazon価格)
こういうリュックを選択すれば持ち運びが13インチはデカすぎるという点もある程度カバーできるのではないでしょうか。
iPad Pro(M4) 11インチ。
iPad Air 11インチの上位互換。
Apple Intelligence対応。
2,420 x 1,668ピクセル解像度で高画質。
168,800円 税込(2025年5月15日のAmazon価格)
11インチiPad ProのAirとの違いはSoCがM4チップになっていてM3チップのAirよりさらに高性能になっている点です。
カメラの性能も微妙に高性能になっていて、TrueDepthカメラシステムなどAirには無い機能がついています。
本格的な動画編集などでAirより高速に処理が可能です。
iPad Pro(M4) 13インチ。
iPad Air 13インチの上位互換。
Apple Intelligence対応。
2,752 x 2,064ピクセル解像度で高画質。
218,800円 税込(2025年5月15日のAmazon価格)
13インチiPad ProはAir13インチの上位互換です。M4チップの高性能と13インチの大画面によって、勉強用だけではない色々なアプリを十分に動かすことが可能です。iPadでやってみたいことができたら何でもできるスペックがあるのが一番のメリットですね。
大学生向けのパソコンの記事を色々書いているのでそちらもどうぞ。






今回は大学生活にパソコンとタブレットのどっちがいいかという話をしました。
パソコンではできるけどタブレットではハイスペックモデルでも無理な致命的な欠点が存在するのでやはりパソコンは必要です。
パソコンを使いつつより便利に学生生活を送りたいときにタブレットを検討するといいんじゃないでしょうか。



あくまでタブレットはPCの補助的な位置づけです