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今回はエックスサーバーのプランの違いについて解説します。
なお料金は12ヶ月払いを月額換算しています。
エックスサーバーはレンタルサーバー国内シェアNo.1、運用サイト数250万件以上を誇る王道レンタルサーバーです。
エックスサーバー
「レンタルサーバーを選ぶならとりあえずエックスサーバーにしておけ!」と言われるくらい有名なレンタルサーバーです。
今回はエックスサーバーの基本からプランの違いまで解説していきます。
ネット上で検索するとエックスサーバーよりも安いレンタルサーバーはたくさんあります。
例えばエックスサーバー系列の低料金レンタルサーバーであるスターレンタルサーバー。
スターレンタルサーバー
一番下のライトプランは月額換算418円で利用可能です。
これに対してエックスサーバーは一番下のスタンダードプラン月額換算1100円となっています。
この主な違いは以下の項目の違いです。
大雑把に言ってしまえば、上の項目は「多ければ多いほど多数同時アクセスに強く、たくさんの情報をサーバー上に置いておける」という特徴があります。
安いレンタルサーバーだと上の4項目が削られていて、例えば複数のブログを一つの契約のレンタルサーバー上に置いておくには心もとないとか、そもそもサイトが育ってPV数が多くなると表示が遅くなるといったデメリットが発生します。
その他にも「WAF」というセキュリティ項目が有るものと無いものがあり、あったほうがセキュリティ的に強いです。エックスサーバーにはちゃんとWAFが搭載されています。

上で述べた4項目がエックスサーバーの各プランでどうなっているのか解説します。
解説を見ればわかりますけど、エックスサーバーは一番下のスタンダードプランでも4項目がすべて揃っています。
だから「お高め」なのにNo.1なのです。
| プラン | スタンダード | プレミアム | ビジネス |
| 月額料金 | 1,100円 | 2,200円 | 4,400円 |
| ディスク容量 | 500GB | 600GB | 700GB |
| Webサーバーの種類 | nginx | nginx | nginx |
| V-CPUの数 | 6 | 8 | 10 |
| メモリ容量 | 8GB | 12GB | 16GB |
上の表に載せた各項目の解説をしていきます。特に気になるのはスタンダードプランだと思います。一番下のプランで十分な処理性能があるならそれで十分ですし、もしそれで足りなくても上位プランに変更できるからです。
エックスサーバーは上位プラン下位プランどちらも変更可能です。
エックスサーバー
例えば当サイトの状況ですが、記事数203に対して、使用しているディスク容量は1.59GBです。
写真も少なくテキスト主体のサイトですが、ディスク容量というのはこんなもんです。
ディスク容量というのはサーバーに置いておける情報の量なので、これがスタンダードプランで500GBもあるということは、複数サイトを一つの契約で運営しても使い切ることはほぼ無いでしょう。
だからこそエックスサーバーなら複数サイト運営でも安心と言えます。
Webサーバーというのはサイト訪問者とレンタルサーバーを繋ぐプログラムです。

Webサーバーの種類とその特徴については上の記事で詳細に解説していますが、簡単におさらいします。
Webサーバーとはサイト閲覧者がウェブページを表示しようとしたとき、サーバー上のサイトの情報を読み込んで閲覧者にデータを返すような役割をするソフトウェアのことです。
Webサーバーは主に以下の3種類が存在します。
上のリストは速度の昇順に並んでいます。Apacheが遅め、LiteSpeedが高速と言われています。
エックスサーバーで採用されているのはNginxです。
イゴール・シソーエフ(Igor Sysoev)は当初、C10K問題を解決するためにNGINXを開発しました。「C10K」とは、1999年に作られた用語であり、大量(10K)の同時接続(C)の処理が既存Webサーバでは難しいことを意味します。
NGINX, NGINXとは?
Nginxはそれまでの主要なWebサーバーであったApacheの同時接続数の増加を目的に開発されたWebサーバーで、多量の同時アクセスに強いWebサーバーです。
確かにLiteSpeedのほうが速くて同時アクセスに強いのですが、エックスサーバーではXアクセラレータという独自機能でそれを補っており、未だに国内シェアNo.1ということはNginxの構成でもユーザーの需要に十分応えられるということなのでしょう。
逆にこれをLiteSpeedに変えてしまうと、それまで培った安定稼働のノウハウを全部手放してしまうので、簡単に変えることができないというのもあるかもしれませんね。
V-CPUというのはバーチャルのCPUという意味で、レンタルサーバーで仮想的に割り当てられるCPU数です。
よくパソコンのスペックでCPUに「4コア8スレッド」とかありますよね。あれはCPUが4つ入っているという意味で、エックスサーバーでは256コアのCPUから適宜プランに応じてCPUが仮想的に割り当てられます。
当然ながらV-CPU数が多いほうが処理能力が高いです。
スタンダードプランのV-CPU数は6です。これは他のレンタルサーバーとかと同じで、業界の標準的なV-CPU数と言っていいでしょう。
正直な話、サイトを一つだけ運用するならV-CPUは1個でも大丈夫なくらいなんです。

上の記事でV-CPU数とそれでさばけるアクセス数についてやったのですが、V-CPU数が1でも50万PV/月くらいさばけます。
確かにラッコサーバーの情報なので、WebサーバーはLiteSpeedなので一概には言えないのですが、以下の記事でLiteSpeedとNginxの速度比較を述べているのでそれを参考にしてみます。

| Server | Requests / Sec | MB / Sec |
| LiteSpeed | 69618.5 | 270.38 |
| Nginx | 6025.3 | 24.5 |
| Apache | 826.5 | 3.08 |
Requests / Secが一秒あたりに処理できたリクエスト数なので、Nginxの処理能力はLiteSpeedの1/10くらいと考えられます。
そこにXアクセラレータで性能が10倍くらい向上すると仮定すると、V-CPU6個のエックスサーバーは500万PV/月くらいは最低でもさばけると思われます。
なお10倍の性能向上という根拠は以下の参考(1)にあります。XアクセラレータによってWordPress処理速度が10倍向上と言われています。(参考(1):エックスサーバー, Xアクセラレータ)
なので、普通のブログで大成功する目安が20万PV/月くらいなので、単純にそのクラスのブログが同時に5つくらいサーバー上にあってアクセスを集めてもさばけるくらいの性能はあると思われます。
なのでV-CPUが6個というのはブログ一つなら相当安心、4つとか5つ同時に運営してそれらが大ヒットしても安心くらいの性能と言えそうです。
やはりNginxとLiteSpeedの性能差をXアクセラレータで埋めている印象ですね。
仮にエックスサーバーのプレミアムプランとビジネスプランにプラン変更するとすると、V-CPU数が6個で500万PV/月くらいなのでV-CPU1個あたり83万PV/月くらいの性能。つまりV-CPU数が8個のプレミアムプランだと664万PV/月くらいの性能、V-CPU数が10個のビジネスプランなら830万PV/月くらいの処理性能は有ると思います。
ラッコサーバーのV-CPUが10個のプランで1000万PV/月くらいの性能なので、エックスサーバーもそのくらいのポテンシャルはあるかもしれませんね。
メモリは一時的にコンピューター上で情報を置いておく装置ですが、これが多いほうが一度にたくさんの情報を保って処理ができるので多いほうが強いです。
再びラッコサーバーの処理能力の再掲です。これについては以下の記事で解説されています。

PV数が同じなら処理する情報量は変わらないので、メモリとWebサーバーの種類には関係があまり無いと思われます。
つまりWebサーバーの性能さえ同じなら必要なメモリ量は同じと考えてよく、つまり50万PVのサイトでもメモリは2GBで足りるということです。
8GBのメモリで500万PV処理できるので、エックスサーバーのスタンダードプランのメモリ8GBというのはやはり500万PV/月くらいの処理性能は有ると考えられます。
大まかな違いは上の項目で解説しましたが、その他の細々した違いも解説します。
以前さくらのレンタルサーバーの管理者権限についてやりました。

これと似たようなことがエックスサーバーのビジネスプランで可能となっています。
以下はエックスサーバーの各管理者権限で許されている行動です。
| 機能 | サーバー 契約者 | 管理者ユーザー | ||
| 管理者 | サイト管理者 | メール管理者 | ||
| アカウント | ○ | ○ | ‐ | ‐ |
| ホームページ | ○ | ○ | ○ | ‐ |
| WordPress | ○ | ○ | ○ | ‐ |
| メール | ○ | ○ | ‐ | ○ |
| FTP | ○ | ○ | ○ | ‐ |
| データベース | ○ | ○ | ○ | ‐ |
| PHP | ○ | ○ | ○ | ‐ |
| ドメイン | ○ | ○ | ○ | ‐ |
| アクセス解析 | ○ | ○ | ○ | ‐ |
| 高速化 | ○ | ○ | ○ | ‐ |
| セキュリティ | ○ | ○ | ○ | ‐ |
なぜ管理者権限を分けるのかと言うと、WordPressを複数人で管理しようとすると、全員に同じ権限を与えて一つのマスターパスワードを使いまわしていると、誰でもサーバーのパスワードを変更できてしまったり、データーベースの情報をいじることができてしまったりします。
するとサイトの改ざんとか能力が不足する人物による誤った変更などが起こりやすくなり、サイト運営が不安定になります。
なので決まった人だけ特定の項目だけ変更可能として、アカウントそのものは一人だけしかいじれないようにすることでサイトを安定的に運営するわけです。
ビジネスプランを契約するのはビジネスでレンタルサーバーを利用する組織が主となります。
そうなると一人だけで管理するということはあまり無いので、複数人で権限を分けてサイトを管理することになるので、まさしくビジネスプランはそういう用途で有効なプランと言えます。
エックスサーバーのビジネスプランのみWeb改ざん検知設定が使えます。
これはURLを登録することでWebサイト改ざんやマルウェア、フィッシングURLの存在を毎日自動診断する機能です。
実際のところセキュリティに関しては全プランWAFが使えるのであまり守りが薄いわけではないのですが、さらにセキュリティを強化したい場合Web改ざん検知設定を利用します。
WAFに関しては以下の2つの記事で解説しています。


ビジネス上のサイトというのはWebサイト改ざんやマルウェア、フィッシングURLの存在は大きな脅威ですから、それに特化して対応してくれるというのは嬉しい機能ですね。
企業サイトはハッカーに狙われやすいのでこういう機能でさらに守りを固めましょう。
例えばラッコサーバーのRK2プランはエックスサーバーのスタンダードプランと同じくらいの性能がありながら、月額換算990円です。エックスサーバーのスタンダードプランの料金が月額換算1100円ですからちょっとお高いですよね。

これがなんでなのかというと「独自ドメイン永久無料特典」があるからです。
「12ヶ月」以上のご契約でドメインが1つ無料、「24ヶ月」以上のご契約でドメインが2つ無料でご利用可能です。
利用可能なドメインは以下となります。
| スタンダードの場合 | .com / .net / .org / .info / .biz / .xyz / .link / .click / .blog / .online / .site のいずれか |
| プレミアムの場合 | .com / .net / .org / .info / .biz / .xyz / .link / .click / .blog / .online / .site / .jp のいずれか |
| ビジネスの場合 | .com / .net / .org / .info / .biz / .xyz / .link / .click / .blog / .online / .site / .jp / .co.jp※ / .or.jp※ / .ne.jp※ / .gr.jp※ のいずれか ※新規取得には取得条件があります。 |
ビジネスでは企業ドメインの「.co.jp」などが使え、プレミアムだと「.jp」が使えます。
XServerドメイン
ドメイン管理会社であるXSeverドメインによると、「.com」の更新料が年1,602円なので、これを月額換算すると133.5円となります。
つまりエックスサーバーを一年契約したときの月額換算が1100円でしたから、ここから133.5円を引くと966.5円となり、ラッコサーバーのRK2より割安になります。
エックスサーバーとしては他社でドメインを契約されるより自分の系列会社でドメインを管理してもらったほうが総合的な売上の向上が見込めますから、多少割安でサービスを提供してもドメインまで自社で契約してもらったほうが良いという判断なのでしょう。
ここまでの話でエックスサーバーでは複数ブログを一つのサーバー契約で運営するのを前提に話を進めましたが、なぜこういうテクニックが必要なのかという話をします。

詳しくは上の記事の「複数ブログ前提でジャンル選定したほうがよい」という内容でやっていますが、簡単に内容をまとめると以下となります。
ジャンル選定の成功率が約50%くらいなので、ブログ一つしか耐えられないようなレンタルサーバーだとジャンル選定で成功するには2つくらいの契約をしないといけません。
そこで複数ブログが十分運営できるレンタルサーバーを契約して一つのサーバー契約で複数ブログでジャンル選定をお試しします。
そしてうまくいったブログだけ残します。
複数ブログを一つのレンタルサーバーの契約で使えたほうがコスパがいいので、最初からエックスサーバークラスのレンタルサーバーでブログを始めたほうが効率的ですね、という話になります。
今回はエックスサーバーのプランの違いについて解説しました。
基本的に高性能で安定性が高いレンタルサーバーを提供する会社です。
お高く感じるかもしれませんが、本格的に収益化するブログを運営したいときに重宝するので検討してみてはいかがでしょうか。

シェアNo.1の性能は十分あります