\スタッフ厳選!日本HP おすすめパソコン/

今回は中学生にiPadは必要かという話題を解説します。
学校で何らかのタブレットかPCを購入するか配布されると思うので基本的にそれを利用すれば総合学習(総合的な学習の時間)の調査でインターネットを使って調べものをするとか、Microsoft OfficeやChromeBookのドキュメント・スプレッドシート・スライドとかを使って資料やプレゼン資料を作ることは可能です。
ただこの配布端末は全国の中学校で統一されているわけではなく、ものすごく動作がもっさりしている格安端末が配られる場合があり、こういう端末に当たってしまった場合、自分で別途「ちゃんと動く」PCかタブレットがあったほうが何かと学習は、はかどるでしょう。
その点iPadなら以下のような恩恵があるので、持っていると便利かもしれません。
画面が大きく使いやすいのがタブレットのメリットです。我が家でも高齢の両親はパソコンは「使うの意味不明」みたいな状況ですが、iPadなら使えます。自分でYouTubeを開いて園芸のノウハウ動画を見て学習しているようです。
iPadは非常に簡単に使えるので、情報端末に慣れるという目的ならそれなりにうまく機能すると思います。
できればPC操作に慣れていたほうが将来的には安心です。

結局就職したらPCは必ず使います。これがタブレットしか使えないとなると結構詰み状態になりがち。

とはいえ大学生になってからパソコンを持てばいいという考えもそれほど的外れではありません。
技術・家庭の技術科目の「情報の技術」対策を考えるとタブレットでも不足することは無いと思います。
というのもスクラッチという小中学生向けプログラミング言語はタブレットでも使えます。高校に行くとPythonなどの本格的なプログラミング言語を使うことになるのですが、iPadでもPythonのプログラミングは可能です。
大学入試までのプログラミング習得のロードマップは以下の記事をご覧ください。

スクラッチはそもそもウェブサイトにアクセスして利用するサービスなので、端末がネットに繋がれば基本的にタブレットでもPCと同じように利用することができます。
まあオフライン利用がiPadだとできないので常にネットに接続しないといけないという制限はありますが。オフラインでも使いたいならPCかAndroid端末が必要です。
Pythonはちょっと複雑なんですけど、iPadならPythonista3という有料アプリを使うと良いと思います。1500円で買い切りです。
アプリをインストールすればPythonの開発環境と実行環境がそろいます。
またもっと安価に学習する方法もあって、Google ColaboratoryというGoogleのサービスを使うことです。サイトにアクセスさえできればPythonが使えます。

詳しくは上の記事でやりましたが、Google Colaboratoryを利用すればiPadでPythonを記述・実行することができ、Googleのアカウントがあれば無料で利用できるので、正直これを利用すればiPadでPythonの練習ができて情報の授業もはかどると思います。
後述しますが、Bluetoothの物理キーボードを使えばかなり快適になるはずです。iPadを立てるカバーはAmazonの安いやつで十分です。
PCに慣れていたほうが将来的には有利なのですが、中学生はiPadのほうが良いと言うでしょう。
これがなぜなのか考えてみました。
大学生もApple Pencilを使って手書き入力でノートをとることにiPadを使う人が結構います。

紙のノートではなくiPadに何でも情報を書き込んでデジタルでノートを管理するのはなんとなく「かっこいい」です。
そういうイメージが「iPadほしい」という動機づけになっている可能性が高いです。
かっこいいというのは結構重要な動機です。田舎のおじいちゃんがかっこいいトラクター(例えばヤンマーのYT5113。フェラーリのデザイナーがデザインしています)欲しい!ってなるのと同じです。孫に自慢できますからね。
そういう動機でiPadほしいとなるともう止められないかもしれません。だってパソコンは手書き入力ができない「かっこ悪い」端末ですから。
またキーボード入力が鬼門となっています。

大学生がパソコンを使いたがらないのは「キーボード入力」が原因の一つです。
拙稿(2017)でも報告したとおり,本研究の背景には,昨今,日本の若者が PC よりもスマートフォンを好んで利用することで,PC を利用しなければならない際にさまざまな困難や不具合が生じているという社会問題がある[1]。そのことは,新聞記事でも指摘されている。
〔……〕
そこでスマートフォンでの作業を選択している人は,「2,000 文字もの長文だから,PC のキーボードではストレスが溜まって耐えられないのでスマートフォンで作業をしよう」という発想を持っている可能性がある。
長澤 直子, 研究論文 日本語入力から見る“PCが使えない大学生問題”, コンピュータ&エデュケーション/46 巻 (2019)
スマホのフリック入力に慣れていると、タッチパネルではないパソコンではフリック入力が使えないので頑張ってキーボード入力を学習しないといけません。
フリック入力を使えば文字が入力できるのになんでわざわざタイピングを学ばないといけないんだと感じる学生は少なくありません。
そしてタイピングの習得には時間がかかります。
ゲームもしたい、YouTubeも観たい。でも時間が無い。それなのにタイピングという「無駄な」ことに時間を使わないといけない。
じゃあタイピング不要で使えるiPadほしい…となるわけです。
[不正行為]学術の世界だけでなく社会活動全般において、個々人のアイデアや独創性を尊重することが重要です。レポートや論文では、根拠となった出典を明記した上で、自分なりの考えを記載することが求められます。授業課題を提出する際に、生成系AIツールが生成した文章等をそのまま自分の文章として用いることは認められません。
東京大学, 東京大学の学生の皆さんへ:AIツールの授業における利用について(ver. 1.0)
上の東京大学のAI方針がなぜ発表されるかですが、レポートをAIに書かせる人がいるからです。
理由は色々ありますけど、その理由の一つとして考えられるのが「面倒なタイピングをAIが代わりにある程度やってくれる」からでしょう。
キーボード打つのは面倒。だったらAIにやらせちゃおう。となるわけです。
またマウスを利用するのもなんか「ダサい」。
パソコンを使うのは「大人」というイメージが先行しています。PCは大人と大学生が使うなんか難しい端末という印象でしょう。生まれたときからスマホとタブレットを使っていればそうなるのも無理ありません。
なのでパソコンでマウスを使って操作をするのは「若くない」「古臭い」テクノロジーに映って、そういう「おじさん」と同じにならずに「若い」「新しい」テクノロジーを使いこなす自分でいたいという理由からパソコンではなくiPadで作業したい…となるわけです。
結局パソコンを使うときに新入社員が一番つまづくのが「キーボード入力」です。
ファイルをクリックするとかマウスを使うとかそういうのはあとから簡単に習得できます。
文字をキーボードで打てないからパソコン作業をやりたがらないし、それ故に大人になって就職してから詰むのです。
なので、iPadを買い与えるなら「Bluetoothの物理キーボード」を買い与えてキーボード入力だけは早い段階で習得させるべきです。
それさえクリアできれば大学でPC作業を本格的にするようになってもつまづくことはほとんどないでしょう。
中学校で課題をこなすためにiPadを使う。そのときに文字入力を物理キーボードでやらせると良いように思います。
WordとかGoogleドキュメントに文字を入力するときにキーボードを使って入力させます。
タイピングは習得まで数年かかります。
早いうちから始めるのが肝心です。
私は大学生になってからレポート作成でタイピングをたくさんやって数年かけてようやく習得できました。
卒業する頃にようやくパソコンで文字入力ができるようになったのです。
これでは遅すぎます。タイピングできたらいきなり社会人なんですもの。そのレベルで本番形式の本格的な業務用ソフトとか使えって言われるわけです。かなり壁があるのがわかりますよね。
おすすめのiPadをご紹介する前におすすめのキーボードをご紹介します。
まず何を気をつけるべきか。それは「キー配列」です。
300円ショップとかの安いやつはキー配列が日本語配列ではないです。US配置っていうんですかね。海外製です。
特にEnterキーの大きさと配置が違っていて、日本語配列の大きなEnterキーがUS配置だと横に細長いキーになっていて日本語入力で多用するEnterキーが非常に打ちにくいです。
それをちゃんと日本語配列にしていてなおかつBluetoothに対応しているものをご紹介します。iPad純正のカバーとキーボードが一体になっているものもありますが高額なので候補から外します。iPadのBluetoothは4.0〜5.3なので以下の2つのキーボードはつながると思われます。
バッファロー Bluetooth 5.0 ワイヤレス ミニ キーボード 薄型 持ち運び パンタグラフ 3台マルチペアリング 日本語 ブラック BSKBB345BK。
Bluetooth5.0採用。
Bluetooth5.0は下位互換があるのでそれより古い4.0以降などとも接続可能。
安心のスタンダードな日本語配列。
2,500円 税込(2025年8月1日のAmazon価格)
ロジクール ワイヤレスキーボード PEBBLE KEYS 2 K380sGY 薄型 軽量 415g 小型 Bluetooth Logi Bolt ワイヤレス 無線 キーボード Easy-Switch 日本語配列 電池寿命36ケ月 Windows Mac iPad iOS Android Chrome K380s グレージュ 国内正規品。
スタンダードな日本語配列。
4,800円 税込(2025年8月1日のAmazon価格)
おそらく問題なのは予算だと思います。
実際iPadはかなり高額です。
中古で十分と考えるならApple PencilはApple Pencil第1世代がiPad第6世代以降なら使えるので、中古でそろえるのも有効です。中古でiPad第7世代が2万円弱で買えるので予算に限りがあるならそれも有効です。

ただ上の記事でやりましたが中古だとOSアップデートが打ち切られてOSの更新ができず、セキュリティが甘くなります。
そのリスクが危険と判断したなら最新モデルを買うことになります。
Apple 11 インチ iPad (A16): 11 インチモデル、Liquid Retina ディスプレイ、128GB、Wi-Fi 6、12MP フロント/12MP バックカメラ、Touch ID、一日中使えるバ ッテリー – イエロー。
AppleのAI機能のApple Intelligenceは使えない。
性能としては学習用では過剰くらいのレベル。
58,800円 税込(2025年8月1日のAmazon価格)
A16モデルはApple Intelligenceが使えないという制限はありますが、学習用ではGoodnotesというノートアプリが使えていればいいだけなので手書きノートも使えますし、ちょっとした検索と資料作成なら困ることはないでしょう。
ただGoodnotesは有料アプリなのでご注意を。
2025年8月時点で最新モデルのiPadの中で最安価のモデルとなります。
中学生がiPadですることはすべてカバーできるはずです。11インチのディスプレイはそれなりに大きいので手書きメモもできるし、検索したときの結果も見やすいです。
ただこの最安価なモデルでも3Dゲームが普通に動いてしまうスペックなので、お子さんがiPadをどう使っているのかご両親がある程度管理しておかないとただのゲーム機になる可能性があるのでご注意ください。
Apple 13 インチ iPad Air (M3): Apple Intelligence のために設計、Liquid Retina ディスプレイ、128GB、12MP フロント/バックカメラ、Wi-Fi 6E、 Touch ID、一日中使えるバッテリー – パープル。
13インチでとにかくデカイ。手書き入力は一番しやすい。
13インチモデルでは最安価(それでも高額だけど…)。
128,800円 税込(2025年8月1日のAmazon価格)
大きな画面で手書きノートがやりたいならiPad Air 13インチが最安価なモデルです。
ただデカイので重いし、持ち運びはしにくいです。物理キーボードを利用してパソコンみたいに使うことになります。

高校生になってからPythonを学ぼうとすると結構大変です。ましてや今の中学生のご両親の世代は中学や高校の授業でプログラミングをやっていない方が多いでしょう。
プログラミング(技術・家庭の成績)が高校入試の内申点で必要になりますし、大学入試で国公立を受けさせたいなら共通テストで情報1が文理問わず必須です。
お子さんにご両親がプログラミングをどう教えればいいのかわからないと感じる可能性が高いです。
かといって学校の授業の様子を中学生のお子さんに聞くと「授業意味わかんないから塾行ってわかってる友達の答え写すだけだった」みたいな答えが返ってくる。将来に不穏な空気が立ち込めます。
そもそも学校の先生は大学で基本情報技術者試験を全員がパスしているほどITに強くないです。教員になるための必須資格じゃないですから。
でも大学入試で情報1をクリアするにはそのくらいの技能を要求されます。

つまりITに詳しい先生に当たればいいのですがそうではない学校も多いと思われます。
じゃあどうやってお子さんのプログラミング技能を上げるのか。
もし中学生からプログラミングを習得させたいとお考えで、高額なパソコン本体やiPadの費用とか高額なパソコンスクールの月謝代がきついならZ会の通信講座がおすすめです。
「教科実践編」と「コンピュータ活用編」があります。全くの初心者なら「教科実践編」、もしある程度コンピュータが使えるなら「コンピュータ活用編」となります。
「教科実践編」ではパソコンかタブレットを利用します。それで「VIRTUAL KOOV」というアプリを利用してプログラミングを習得していきます。VIRTUAL KOOVはiPadの第5世代以降で使えるので中古iPadでも第5世代以降のものなら対応しています。もちろんWindows11のパソコンがあればそれでもかまいません。
「コンピュータ活用編」ではラズベリーパイという小型コンピュータを利用して本格的なPythonなどのプログラミングや様々なパソコンソフト(表計算ソフトや3Dグラフ描画ソフトなど)に触れていきます。
ラズベリーパイは講座に申し込むときに一緒に申し込んでそれを利用して学習を進めます。
料金は以下となっています。
オンラインのプログラミング教室は月2万円くらいするのが普通ですからかなり価格を抑えた講座になっています。
またZ会は通信講座の大手で学習参考書も多く出版している有名企業です。そのため講座の品質がある程度担保されているのもポイントです。
詳細は講座HPでご確認ください。
Z会プログラミング中学技術活用力講座/資料請求はこちら今回は中学生にiPadは必要かという話題を解説しました。
iPadはあったらあったで便利なツールです。
ただしゲームと動画視聴のためのおもちゃに成り下がらないために、ご両親が適切に使えているかよく管理したほうがよいでしょう。

社会人になってからつまづかないためにも物理キーボードの練習はしましょう