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個人ブログはオワコン?生成AIとの新しい付き合い方

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今回は個人ブログはオワコンという主張が高まっている昨今、そうでもないんじゃないかなという話と、よく挙げられる「生成AIが台頭してきたからもう無理」という主張と今後どう付き合っていくといいかという話をします。

目次

ブログをオワコンと言わしめる理由

他のサイトで言われているようなことも多いですが、主な「ブログ=オワコン」説の内容とそれに対する現状について当サイトでもおさらいしておきましょう。その後生成AIについて詳細に解説します。

なおブログのSEOの難しさについては以下の記事でこれまで扱ってきました。ご興味があれば一読ください。

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検索離れ(Google離れ)が起きている

最近はAI検索する人が増えています。

何か知りたいことがあればAIに聞いてその答えで十分という人が増えているんですね。

さらにSNS(YouTube含む)で情報収集する人が増えていて、検索なんてしないよ、という人が増えているという主張もあります。

当然ながら生成AIで満足する人はGoogle検索しないですし、SNSだけで十分という人もやはりGoogleでは検索しないでしょう。

チャネルの多様化

ただこれってマーケティング的に言えば「チャネルの多様化」に過ぎないと思うんですよ。

上の話では「何かを知りたい」という需要に対して最低でも3つのチャネルが登場しています。「ブログ」「生成AI」「SNS」です。

これら3つが同じ顧客層を狙っているのなら確かにサイト訪問者やサービス利用者は分散するかより使いやすい方に流れるでしょう。

でもこれって同じじゃないですよね。それぞれに「棲み分け」がなされています。

  • 生成AI:とりあえずネット上の情報を集めてわかりやすくまとめる
  • SNS(インスタやX):タイムリーな情報の「見出し」がわかる
  • SNS(YouTube):観ているだけでいい、活字不要の詳細な解説
  • ブログ:自分のペースで読むことができ、「見出し」の中身が根拠をもってわかるある種の特化情報

生成AIというチャネル

まず後半でも解説しますが生成AI。

これは基本的にネット上の情報を集めてわかりやすくまとめるのが主な機能です。

初心者が闇雲に情報収集するより的確に情報をまとめてくれるので、初心者がトピックの「基本情報」を知るのに適しています。

ただより詳細に物事を知ろうとすると「壁打ち」みたいにプロンプトを色々工夫して、考えながら目的の情報を引き出す必要があり、結局自分で「課題」を設定して必要な情報をまとめないといけません。

これに対してブログというのはある種の「課題」に関する「詳細な回答を載せた記事」を提供することが可能です。

もう課題がわかっているのなら生成AIで壁打ちしてちまちま情報を集めなくても一気に答えまで読者を導くことができるのがブログの長所です。生成AIは出力する文字数に制限がありますが、ブログなら一つのトピックを長文で解説してもいいわけです。

おそらく「生成AIでなんとなく基本的なことがわかったら次は詳細な情報や生成AIの主張の根拠を探す」ためにブログをGoogleで検索するのではないでしょうか。

逆に言うとブログが果たすべき役割というのは、生成AIの簡単なまとめ以上の内容のコンテンツを提供するということだと思います。

SNS(インスタやX)というチャネル

SNSで情報収集することも多いでしょう。

ただSNSは投稿しやすい分、一つひとつの投稿が短いというのが最大の特徴です。

確かに最新の話題はわかります。「見出し」だけは。

でもじゃあその内容はなんなんだ、となるとやっぱり「Googleで検索して確かめよう」となるのではないでしょうか。

ブログが果たすべき役割はやはり生成AIのときと同様に「見出しに対する事細かな解説」「見出しの中身の解説」となると思います。

ただそこでも生成AIの記事にはない「独自性」が重要なのはご存知の通りです。独自性がなければ見出しの中身は生成AIの回答で十分となってしまいますから。

SNS(YouTube)というチャネル

YouTubeは動画という特性上他のSNSと区別して考えるべきです。

なんと言ってもその最大のメリットは「文章を読まなくても動画を見ているだけで必要な情報が頭に入ってくる」という点。

最近は読書離れが加速しています。それだけ「活字」を苦手・面倒とする人が増えているということです。

「読書量は減っている」が 69.1%、「読書量はそれほど変わっていない」が 24.5%、「読書量は増え
ている」が 5.5%となっている。

〔……〕

「情報機器(携帯電話、スマートフォン、タブレット、パソコン、ゲーム機等)で時間が取られる」が
43.6%で最も高く、次いで「仕事や勉強が忙しくて読む時間がない」が 38.9%、「視力など健康上の理
由」が 31.2%となっている。以下、「テレビの方が魅力的である」(19.8%)となっている。

文化庁, 令和5年度「国語に関する世論調査」の結果の概要

つまり情報機器に費やす時間が多くて本は読まないという結果です。

本を読まなければ当然活字を処理する能力は下がっていきます。

でもみんなYouTubeは観ますよね。これはYouTubeが「活字を処理する必要なく情報を取得できるから」という特徴を持つというのが一つの原因でしょう。

テレビのように注目するトピックの動画を流していれば必要な情報が頭に入ってくるからブログよりYouTubeで情報収集するということです。

これに対するブログの役割は「自分のペースで必要な情報を取得できる」とか「リンクを繋いで必要な情報に簡単にアクセス可能にする」くらいとなると思います。

動画だとその動画の字幕や喋りの時間のうちに必要な情報を理解しないといけません。長々と話す校長先生のお話となってはいけないので、必要なことをピンポイントで話す分、「これを知っておいたほうがいいけど話の腰を折るから省略しよう」みたいな判断も動画コンテンツではなされます。そういう動画の編集上捨てられたけど重要な情報をブログに載せるといいんじゃないでしょうか。

またYouTubeの30分くらいの動画って最初から最後まで観ます?特に情報収集系の動画ってスライダーをチマチマいじって最初の導入とか途中のどうでもいい時間稼ぎの内容を飛ばして観ていませんか?あれ結構面倒ですよね。「まだこの話しているよ。肝心な情報は何分のところにあるの?」みたいな。

つまり欲しい情報をパッと文字検索とかで調べられるブログってそんなに劣ってないと思うんですよね。

さらにブログなら自分のペースで読めるので、情報の聞き漏らしみたいなものが無くなります。テレビのニュースは見るけど新聞も読む人がいるのは、新聞のほうがより詳しい情報が隅々まで漏れなく自分のペースで取得できるからです。

ブログの役割は「YouTube」に対する「新聞」的な役割になるでしょう。新聞と違ってブログは必要な別の記事に簡単にリンクを貼れるので、読者が興味を持ちそうな話に簡単にアクセスを繋げられます。つまり情報基地という役割もあるわけです。

そういう特性を最大限活かしたブログが読者に選ばれていくのではないでしょうか。

ブログの特徴

上でだいたい解説しましたが、ブログが担うべきチャネルの役割は以下となるでしょう。

  • 生成AIより踏み込んだ独自性のある内容を提供する
  • SNSで提起された話題に対する中身の解説
  • YouTubeでは語られないより詳細な内容の提供。YouTubeに対する新聞的な役割

専門家や企業監修の記事にSEOで勝てない

Googleの検索ランキングではE-E-A-T(経験、専門性、権威性、信頼性)が重要と言われています(参考:Google 検索セントラル ブログ, 品質評価ガイドラインの最新情報: E-A-T に Experience の E を追加)。

専門家や企業監修の記事が「権威性」と「専門性」でかなり優遇されます。

まあ専門家や企業というのは間違ったことを書くと企業ブランドの喪失なども考えられ、相応のリスクを背負って記事を投稿しているのでそうなるのもやむなしと言う感じです。

競争が激しい昨今スモールキーワード(月間検索数1000未満のキーワード)にも企業ブログが入り込んでいて、個人ブロガーの記事は相手にされないよ…という状況になりつつあります。だから「ブログ=オワコン」だとなるわけですね。

しかしながら、私も月2万円くらい稼ぐペットブログを運営していますが、スモールキーワードでも1位を取るキーワードは結構あります。

それはやはり「キーワード選定」にかなり時間をかけているからですね。

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あとは「経験、専門性、信頼性」という「権威性」以外の要素を極限まで高めるような記事を書いているというのもあります。

ペット飼育歴10年による専門的な記事、実体験に基づく情報、データを示すときは公共メディアの情報から引用。

これを他のライバル記事にない、詳細解説と組み合わせます。

Googleの検索アルゴリズムでは「経験」と「専門性」が重要視されるので、個人ブロガーの戦うフィールドは、実体験に基づくレビュー記事や企業ブログに無い専門的な記事となります。

それを「企業ブログが手を出していないけど検索ボリュームがあるキーワード」で書きます。

それが基本戦略となるでしょう。だからキーワード選定とその前のジャンル選定は非常に重要です。

経験を重視するべきか専門性を重視すべきかはキーワードの検索意図によります。

そのキーワードで検索する人が「実体験」と「専門的な細かい話」どっちが知りたいかな、役に立つかなと考えて決めることになります。

始めると半分は辞めていく厳しい世界…っぽい

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上の記事でやりましたが、月1000円稼げない人がブロガー全体の半分近くいるのが現状です。(参考:特定非営利活動法人 アフィリエイトマーケティング協会によるニュースリリース(2019 年 6 月))

だから「ブログなんてやるもんじゃない。オワコンだよ。どうせ稼げないんだから」という主張が展開されます。

逆に言うと「半分くらいは稼げている」ということなんですけどね。

レポートが書けるレベルの人が各年齢層の半分くらいしかいない

まずなぜ半分は失敗するのかということですが、これは4年制大学への進学率とおそらく関係があります。

4年制大学への進学率は約51%です。(参考:文部科学省, 大学等進学者数に関するデータ 関係

大学に行った人とそうでない人の大きな違いは「レポートが書けるかどうか」です。

最近のブログは専門性のある記事を書かないといけないので大学のレポートでちゃんと評価されるくらいの情報をまとめ上げる必要があります。これができるのが各年齢層の半分くらいなので、たしかにブログを始める人が半分くらい稼げないというのも納得なのではないでしょうか。

ジャンル選定の成功率が約50%

またジャンル選定をしっかりやっても成功率は約50%です。

  • ✕書評ブログ(書評するほど高速に大量に本が読めなくて挫折)
  • ✕考えたことブログ(検索ボリュームが小さいお悩みしか書けなくて挫折)
  • ✕家庭菜園ブログ(書けることは多いが商品リンクになりそうな商品の単価が安すぎて挫折)
  • ○ペットブログ(単価がそこそこで競合が少ないので稼ぎ頭)
  • △プログラミングブログ(パソコン販売に繋がるので無駄ではない)
  • ○パソコンブログ(単価が高いのでたまに購入してくれるのがうれしい)
  • ○レンタルサーバーブログ(競合が多すぎて難航。でもたまに売れる)

上は私が過去やってきたブログのジャンルです。(○:うまくいった、△:微妙な結果、✕:失敗)

これを見ると成功率半分というのがわかると思います。つまり半分は失敗するという結果がこういう視点でも裏付けられるということです。

正しい努力の方向性

これに対する対策は以下となります。

  • 大学のレポート課題がそれなりにこなせるくらいの文章力を身につける
  • ジャンル選定とキーワード選定をしっかりやる
  • 収益が出るまで時間がかかるとわかった上で始める

まず論理的に情報をまとめることができる文章力が必要です。その高め方は以下をご覧ください。

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またジャンル選定に関しては以下の記事をご覧ください。

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だいたいそれなりに記事を書く能力がある人が正しいジャンル選定とキーワード選定を行ったとしても100記事は書かないと月1万円稼げない計算です。

これは毎日3時間時間を作って一つの記事を書いても、3ヶ月程度かかる計算で、毎日2時間なら5ヶ月、毎日1時間なら10ヶ月くらいかかります。

AIとブロガーはどう付き合っていくべきか

Googleの検索結果って一番上にAIの回答が出ますよね。

ChatGPTとかに質問すれば知りたいことのまとめをインターネット上の情報から即座に作ってくれます。

「じゃあGoogle検索いらないでしょ」と言いたくなりますが、ブログの役割というのもちゃんとあるのでオワコンではないと思います。

それをこれから解説していきます。

AIで検索したあとにGoogleで検索する

AIの吐き出す情報というのはすべてに根拠があるような情報ではありません。「AIの出力の真偽性には責任を負いません」ってAIの出力とか使う前の契約文章に書いてあるはずです。

例えば人に何かを説明するとき「AIはこう言っていました」だから”正しいです”とはならないですよね。そもそもAIが学習した内容って真偽が保障されていないデータもたくさんあります。情報を組み合わせる能力も完璧ではないです。

人に説明したくなるような情報ってちゃんと真偽を判定しないと、それが間違っていた場合それを説明した個人の信頼に関わってくるから結局AIの主張の真偽を自分で判定しないといけないんですよ。

そうなると結局「検索するか…」となるはずです。

だからブロガーがやることはそういう「真偽の判定」を「この記事を読むだけでわかります」という内容で記事にすることです。やはり重要なのはキーワード選定をじっくり行って、その検索意図に沿うあなたオリジナルの情報を加えた記事を書くことです。

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AIで詳細に理解しようとすると結局時間がかかる

AIで情報収集して「問い」に対する答えを知りたいと思うと、AIに色々なプロンプトを入れて「壁打ち」して少しずつ情報を集めることになります。

生成AIだけ使って必要な情報を集めると結局「まとめ記事Googleで検索したほうが早いわ」となる可能性があります。

まさしく個人ブロガーがすべきはこういうなんらかの「情報を知りたい」という人をAI以上の快適性でもてなすことです。

つまり検索意図に対するAI以上の内容の記事を書くことです。

やり方は簡単です。生成AIを使って「〜について教えて」とか「〜と〜と〜というキーワードで簡単なレポートを書いて」とか質問してその出力にない情報を詳細に取り入れた記事を書くこと。

記事の書き方は以下も参考にしてください。

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生成AIが苦手とするのは「実体験に基づく記事」です。AIは人間としての生活しているわけではないので、人間が体験した内容とか、実際にその商品を使ってみたような記事は書きにくいのです。

そういう方面から攻めるといいんじゃないでしょうか。

生成AIが学習に使いたいのはそれまでネット上になかった独自性の高いコンテンツ

もう一つのAIの苦手分野が「それまでネット上になかった情報」です。

AIはネット上の情報を学習してそれを出力しているだけなので、情報の組み合わせからの推論こそあれ、それまでネット上になかった情報は基本的に導き出せません。

なので「AIへの貢ぎもの」となるのはおもしろくないかもしれませんが、それまでネット上になかった情報というのはAIがものすごくほしい情報なので、それは今後も優遇されると思われます。

なのでライバル記事にないオリジナル情報を書くとか、生成AIの出力にない情報を書いて公開するというのが個人ブロガーの戦略となるでしょう。

できれば「経験」と「専門性」と「信頼性」もある記事のほうがいいですね。

生成AIとブロガーの付き合い方

まとめると生成AIとブロガーは以下のように協力していくといいんじゃないでしょうか。

  • ブログを書くときに生成AIに記事を書かせて、その出力を見てからそれに無いオリジナル情報を記事に組み込む
  • 専門ではない分野の情報収集の初めの一歩としてAI検索を使う
  • AIに書かせた内容だけで書き始めないで、ちゃんとライバルサイトの研究と分析も行う

AIの出力を見てからそこに無い情報を考えるというのはここまでの話で解説してきました。

その他の使い方としては「全くの初心者が最初に基礎知識を得る」場合AIは便利なツールなので活用しましょうということ。

それ以外にはSEOで成功するにはあなたのブログの競合はAIだけではないので、ちゃんと競合サイトの調査もしましょうということ。

他の競合サイトに無い情報を載せるのも重要です。

なおAI生成記事をそのままパクってGoogleにインデックスする危険性については以下の記事で扱っています。その対処法も解説しているのでよろしければご覧ください。

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まとめ【今の所やり方次第ではブログはオワコンではない】

今回は個人ブログはオワコンという主張が高まっている昨今、そうでもないんじゃないかなという話と、よく挙げられる「生成AIが台頭してきたからもう無理」という主張と今後どう付き合っていくといいかという話をしました。

確かに簡単では無いのがブログで収益を上げるという副業です。

でも今回の記事を見れば「正しい努力の方向」は見えるんじゃないでしょうか。

オワコンというほどにはなっていない状況ですね

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