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中学生からプログラミングを学ぶためのパソコン【初歩ならそれほど高性能は不要】

スタッフ厳選!日本HP おすすめパソコン

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今回は中学生からプログラミングを学ぶのに使うパソコンのおすすめをご紹介するという内容です。

目次

中学生からプログラミング?これからはAIに任せればいいんじゃないの?

中学校では「情報」が必修です

中学生のお子さんをお持ちのお父さん・お母さんの世代では中学生からプログラミングを本格的に始めたという方は少ないのではないでしょうか。

しかしながら現代は小学生・中学生のうちからプログラミング教育が始まっています。

小学生では様々な教科の中でコンピューターを利用するくらいのようですが、中学生では「D 情報の技術」という技術・家庭の科目の中でプログラミングの授業があります。

さらに言うと大学受験でも国公立を受験するなら情報Ⅰが共通テストで文系理系双方で必須ですから、プログラミングを放置すると後々の大学入試で大変な目に遭うことになります。

そもそもの話で高校受験のときの内申点に技術・家庭の成績が含まれるので、プログラミングを開始早期から苦手になってしまうと、高校受験の段階であまりよくありません。

これからはAIにプログラミングを任せればいいんじゃないの?

AIの進歩がめざましく、AIがプログラミングをやってくれるというのはご存知かと思います。

しかしながら現在のAIというのは「たくさんのパターンを学習させてそれっぽい矛盾無い言葉を返す」程度の力しかありません。

プログラミングが最も必要な大学の情報系の学部ではプログラミングを毎日するわけですが、そこで何を問われるかというと「本当にこのアルゴリズムで求める答えが出るのか」です。

AIは様々なプログラムを学習して「入力(指示)に対して最も”それっぽい”答えを返している」だけです。そこに「原理の証明」は担保されていません。

大学の情報系の学部では「故にこのアルゴリズムで答えが出ます」というのを証明によって「担保」する必要があります。ここを情報系の大学生は毎日苦労しながら磨いているのです。

つまりAIに何でもかんでもプログラミングを任せると「まあ私は原理はまったくわからないんですが、AIが出した答えなので正しいんじゃないですか?(笑)」みたいなことになってしまいます。

そんなプログラム、実際にビジネスで使えないですよね。

結局「プログラミング的思考」とか「論理的思考」と呼ばれる「この手順で作業すると求める結果が出る。なぜなら”こういう理屈だからです”」という思考方法が重要であり、それこそが小学生・中学生のうちから身につけようとさせている「情報」科目の本質です。

”こういう理屈です”の部分を自分で考え出せるのが非常に重要で、この能力を情報のテストでは問われることになります。

この能力が高ければ、仕事をするときも「この手順で取り組めば求める結果が出せる」と自分で考えることができるので、マニュアル作成や会議で何かを提案するときも非常に有利になります。

現代は決まった手順を覚えてミスなくやっていれば高給がもらえるという時代ではありません。つまりプログラミングを通して論理的思考を身につければ「考える側」に立つことができます。小学生・中学生の情報教育はまさにその入口に立つための教育と言えるでしょう。

つまりAIがプログラミングをやってくれるからプログラミング能力は不要というのはあまり正しくなくて、プログラミングを自分で行えるという能力の向上は非常に重要です。

Scratchの推奨スペックから算出する中学生に必要なパソコンの推奨仕様

タブレットじゃダメなの?

というわけで中学生のうちからプログラミングを学ばなければいけないわけですが、プログラミングといえばパソコンが必要です。

キーボードとモニターがあるタブレットでも学習はできますが、大学でプログラムを作るというときはパソコンは不可欠です。

大学の研究室で作るプログラムというのはさすがにScratchでは作れません。JavaとかPythonといったプログラミング言語を利用して本格的なプログラムを作ることになります。

こうしたプログラミング言語の「開発環境」と呼ばれる、プログラムを作って動かすアプリのようなものはパソコン向けがほとんどで、タブレット向けには提供されていません。

そこで中学生くらいのうちからタブレットだけでなくパソコンの使い方、パソコンを利用したプログラムの作り方を学んでおくことは結構重要です。大学に入ってから初めて自分のパソコンを持ちました、ではパソコンという機械を理解した頃に卒業論文の執筆になってしまい、中学生のころから家でパソコンを操作していた子とは結構な技量の差が生じてしまいます。

私も大学に入学してから初めて自分のパソコンを持ちましたが、大学の3年生くらいでようやくパソコンでちょっとプログラミングができるくらいになって、3年生のときのインターンシップ先で「君プログラミングできるよね?」と言われて、プロの開発環境にいきなり放り込まれて「どうしよう、こんなに本格的な開発環境正直意味不明なんだけど…」となりました。

大学で初めて自分のパソコンをもつというレベルだと非常に危険です。だからこそ現代では小学生のうちからコンピューターに触れさせるわけです。

小学生でも中学生でも本当は「ノートパソコンを必携化したほうがいい」というのはみんなわかっているんです。

しかしパソコン一台購入させると世帯年収の低い家庭では用意できないから、必要なことがギリギリできる安いタブレットとキーボードの組み合わせで最低限の教育をしようとなっているだけです。

普通に考えて、働いたらタブレットではなくパソコンを業務で利用するわけで、なら最初からパソコンの操作を学習させておいたほうがいいのは当たり前です。

特に中学生までは義務教育ですから、上ではなく、下か中間に合わせるのが基本です。だからこその安いタブレットなのでしょう。

つまりタブレットは「パソコン利用」までの繋ぎでしかなく、大学に入ってからパソコンを持ちなさいというのが文部科学省のメッセージではありますが、実際は中学生・小学生あたりからパソコンを利用していたお子さんとそうでないお子さんには結構な差がついてしまうという結果になりがちです。

もう少しタブレットだけ使ってきたお子さんについて話をさせてください。

個人情報の観点からだいぶボカシて書きますが、私は過去に大学生の方から「エクセルのグラフが思ったような形にならない」と改善を依頼されたことがあります。

よくよく調べてみると、やりたかったエクセルのグラフのレイアウトは「パソコン向けのエクセル」でしか設定ができないという結果でした。

つまりその学生さんはタブレット向けのエクセルで一生懸命答えを出そうとしていたのですが、「タブレットかパソコンか」という差ができない根本的な原因だったのです。

なぜこんなことになったかというと、その学生さんは「慣れたデバイスで答えを出したい」と思っていたからです。

慣れたタブレットではなく、普段使わないパソコンでグラフを作ろうとすると「余計な学習コスト」がかかります。

だから「学習コストがいらない」タブレットのエクセルで一生懸命「なんとかならないかな?」ともがくことになりました。

おそらくタブレットだけで学習を進めて、大学でいきなりパソコンを使いなさいと言われても、多くの学生はタブレットで答えを出せる場合はなるべくタブレットを使おうとするでしょう。余計なことを覚えなくていいので、余った時間で遊んだりバイトしたりできるからです。

そして肝心な仕事でのパソコン利用という本番環境の練習が進まず、卒論でつまづくか、就職してから困ることになるわけです。

つまり小さいうちからパソコンを使えるようになっておくことはかなり重要です。

またそのついでに「パソコンでのプログラミング」を中学生の段階で経験しておけば、その後の人生にかなりのアドバンテージが出ることがおわかりだと思います。

なお一応注意書きとして学校でタブレット端末なりパソコンなりを購入した場合は特に無理して購入する必要はありません。

パソコンを使えるようにしておいたほうがいいのは確かなのですが、中学生くらいならネットで調べものをしてパワポにまとめるとかちょっとエクセルを使うとかそういうことは可能です。学習範囲としてはタブレットみたいなものにキーボードが付いた端末でも十分授業では用途を満たします。

発展的な内容としてPythonなどを利用するなら開発環境が必要なのでパソコンを用意したほうがいいくらいの話です。

Scratchの推奨環境

スクラッチの推奨環境から中学生向けのパソコンの「最低限必要なスペック」を求めてみます。

推奨OS:

Windows 10 バージョン1709以上

MacOS 10.13以上

iOS バージョン10以降(タブレットのみ)

Android 7.0以上 (タブレットのみ)

Scratch @ MIT, Scratchの動作推奨環境は?

iOSバージョン10というのがどの年代のものかというところから考えます。

iOSバージョン10は2016年くらいの登場ですから、この時代の一般向けに利用されていたノートパソコン向けのCore i5のベンチマークスコアを考えます。Core i5はビジネスで「一般用途を幅広くカバーする」ランクのCPUなので基準としては妥当です。

2016年は第7世代Coreプロセッサーの時代で、この時代のCore i5の名前は Core™ i5-7300Uなので、このCPUのPassMarkスコアを考えます。

Multithread Rating
3643
Single Thread Rating
1895

PassMark® Software, Intel Core i5-7300U @ 2.60GHz

おそらくこのベンチマーク結果以上の性能を持つCPUなら十分Scratchは動くでしょう。

高校のBYOD方針からも求めてみる

当サイトの過去記事で自分のパソコンを学校に持ってくる「BYOD」という仕組みについて解説しました。

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例えば以下の自治体では次のような性能のパソコンが推奨されています。(参考:群馬県、県立高等学校のBYOD移行について

WindowsChromebookiPadMacBook
形状ノートパソコン、タブレット型パソコン
※デスクトップパソコンは、持ち込めません
OSWindows11自動更新が、高校在学期間は続くもの
Googleの確認サイト<外部リンク>
最新のOSに更新できるもの
iPadの確認サイト<外部リンク>
Macの確認サイト<外部リンク>
CPUIntel Celeron相当以上で、2020年以降に製品化されたもの
ストレージ64GB以上32GB以上
メモリ4GB以上4GB以上
画面10インチ~14インチ
無線IEEE802.11a/b/g/n/acに対応 (学校ではこれら規格でWiFi接続します)
キーボード普段使う言語のキーボード (有線接続、無線接続は問いません)
カメラカメラ付き
外部端子USB端子またはLightning端子(iPad)
バッテリ8時間以上もつこと
※学校には生徒数分の充電コンセントがないため、日昼はバッテリ動作を基本とします
ソフトウェア準備が必須なソフトウェアはありません。
※Microsoft Officeは購入必須ではありません。希望者にアカウントを貸与しますので、在学中利用することができます。

高校の授業で必要な要件であり、中学生の要件ではありませんが、高校でプログラミングの授業である「情報Ⅰ」に耐えうる性能であるはずなので、このくらいのスペックがあれば十分と考えられます。

当サイトではプログラミング向けパソコンの紹介を過去記事で書きました。

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基本的に上の記事では大学の卒業研究で本格的なプログラミングにも耐えうる基準を解説しています。

しかしながらこの記事でも述べたのですが、プログラミング初心者が簡単なプログラムを作る練習をするという場合は2コア2スレッドのCeleronでも十分です。

ただ様々な専用ソフトを幅広くカバーするならCore i5がいいでしょうと述べました。

考え方で変わるのですが、今回は「初心者向けのプログラミング環境が十分に動けばOK」という基準でパソコンをご紹介します。

まずはこのくらいの性能でお子さんの様子を見て、今後を考えてみてはいかがでしょうか。

なおご家庭で独学するというのも一つの手ではありますが、ちゃんとした教材で取りこぼしなく学習したいということもあるかと思います。

そんなときには例えば学生向け通信講座大手のZ会のプログラミング講座なんかもあります。

Z会プログラミング講座/資料請求はこちら

「コンピュータ活用編」の場合、使うコンピューターは人気のあるプログラミング言語であるPythonがちゃんと動くくらいのRaspberry Pi 400(17,600円(税込)で口座申込時に支払い)、授業料は入会金0円 受講料4,675円(税込)(※12カ月一括払いの場合の1カ月あたりの受講料です。)

内容は以下のようなものです。

サウンド(Sonic Pi)やアニメーション作成(GIMP)、プログラミング(Scratch・Python)、ウェブエディタ(HTML・CSS・JavaScript)、データ分析(Calc・Mathematica®)など、ソフトウェアやプログラミング言語を活用し、幅広いコンピュータ体験を行うことで、12カ月のカリキュラムを通して実社会でも役立つ力を身につけます。

Z会, Z会プログラミングシリーズ

Pythonが高校で使えるというのはかなり有利です。大学のプログラミングで結構使うからです。Mathematica®は大学で研究発表をするときに3Dのグラフを作るときの標準的なソフトです。使えて損はないでしょう。

通信講座なら教室に通うタイプのスクールより安価ですし、Z会という大手の提供なので必要なことが取りこぼしなく学べます。

レベル別に2つの講座があり、「コンピュータ活用編」より初心者向けの「Z会プログラミング中学技術活用力講座 教科実践編」もあります。どちらが良いかは「Z会プログラミング中学技術活用力講座」のサイトで確認してみてください。

詳細はこちらから→

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ちなみにRaspberry Pi 400のPassMarkスコアですが、CPUがCortex-A72で対抗馬がIntel Core M 5Y10Cと言われているので、Intel Core M 5Y10CのPassMarkスコアを調べてみると以下となっています。

Multithread Rating
1644
Single Thread Rating
976

PassMark® Software, Intel Core M-5Y10 @ 0.80GHz

このくらいが中学生のプログラミング学習で十分となりそうなレベルのCPUとなります。

当サイトの基準から推奨スペックを考えてみる

通信講座のPRが入ってしまいましたが、当サイトのプログラムの基準からも考えてみます。

まず以下の最適解探索アルゴリズムである遺伝的アルゴリズムのプログラムをご覧ください。ずらっと書いてあるので何行くらいのプログラムなのかな、くらいを体験してみましょう。

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import random
agent = []
agentNum = 10
xNum = 3
rangeLeft = [-5,-5,-5]
rangeRight = [5,5,5]
def iniAgent(agent, agentNum, xNum, rangeLeft, rangeRight):
    for i in range(agentNum):
        tempX = [0,0,0]
        for j in range(xNum):
            tempX[j] = rangeLeft[j] + (rangeRight[j] - rangeLeft[j]) * random.random()
        agent.append(tempX)
    return
iniAgent(agent, agentNum, xNum, rangeLeft, rangeRight)
agentY = []
for i in range(agentNum):
    agentY.append(0)
def calcY(agent,agentNum,agentY,xNum):
    for i in range(agentNum):
        sum = 0
        for j in range(xNum):
            sum += agent[i][j] * agent[i][j]
        agentY[i] = sum
    return
calcY(agent,agentNum,agentY,xNum)
def calcfitI(agentY, worst, best):
    if((worst - agentY) == 0 or (worst - best) == 0):
        return 0.01
    else:
        return (worst - agentY) / (worst - best)    
def roulette(fitIList, sumfit):
    r = random.random()
    s = 0
    index = 0
    for i in range(len(fitIList)):
        s += fitIList[i] / sumfit
        if(s > r):
            index = i
            break
    return index
bestIndex = agentY.index(min(agentY))
best = agentY[bestIndex]
worstIndex = agentY.index(max(agentY))
worst = agentY[worstIndex]
sumfit = 0
fitIList = []
for i in range(agentNum):
    fitIList.append(calcfitI(agentY[i], worst, best))
    sumfit += fitIList[i]

iteration = 1000
crossoverR = 0.5
mutationR = 0.01
for k in range(iteration):
    sumfit = 0
    for i in range(agentNum):
        fitIList[i] = calcfitI(agentY[i], worst, best)
        sumfit += fitIList[i]
    for i in range(agentNum):
        agentTempX = []
        for p in range(xNum):
            agentTempX.append(0)
        parent1 = roulette(fitIList, sumfit)
        parent2 = roulette(fitIList, sumfit)
        for j in range(xNum):
            if(crossoverR < random.random()):
                agentTempX[j] = agent[parent1][j]
                if(mutationR > random.random()):
                    agentTempX[j] = rangeLeft[j] + (rangeRight[j] - rangeLeft[j]) * random.random()
            else:
                agentTempX[j] = agent[parent2][j]
                if(mutationR > random.random()):
                    agentTempX[j] = rangeLeft[j] + (rangeRight[j] - rangeLeft[j]) * random.random()
        agent[i] = agentTempX
    calcY(agent,agentNum,agentY,xNum)
    bestIndex = agentY.index(min(agentY))
    best = agentY[bestIndex]
    worstIndex = agentY.index(max(agentY))
    worst = agentY[worstIndex]
print(agent[bestIndex])
print(best)

81行のプログラムです。

これが十分動くパソコンのスペックですが、以下となります。実際に動かして1秒以内にプログラムが終了しました。

  • CPU:Core™ i7-3520M
  • メモリ:8GB
  • Multithread Rating:2853
  • Single Thread Rating:1729

このくらいのプログラムが学習段階のどのくらいの時期に必要になるか、という話ですが、大学の卒業論文レベルです。

大学で「ちょっとプログラム作ってよ」と言われた時にこのくらいのプログラムを「修正」または「ゼロから構築」くらいの技量を要求されます。

少なくてもこのレベルが作れるなら高校や中学校のプログラミングは大丈夫だと思います。

あとはアルゴリズムを見る力や思考力みたいなものを磨くといいでしょう。そうなるとプログラミングの勉強も必要ですが、IT系の国家資格である基本情報技術者の午後試験の過去問などで「思考力」みたいなものを鍛えたほうが近道だと思います。

というわけで、少なくても上で挙げたCore™ i7-3520M程度のスペックのパソコンがあればとりあえず基本的な中学生と高校生くらいのプログラミング学習では十分と思われます。

なお最適解探索手法のプログラミングはプログラムを見る力というよりアルゴリズムの解説を見てからそれをプログラムで表現できればよいです。プログラムだけ見てアルゴリズムを理解するのは難易度が高すぎます。このアルゴリズムができるまで熟練の研究者が何十年もかかっています。(最適解探索手法の基本となるの線型計画法が1947年開発、遺伝的アルゴリズムができたのが1975年です)。大学でも「こういうことをしたい」というアルゴリズムの雛形は与えられるでしょうから、それを理解してプログラムに落とし込めればいいだけです。

ご興味がありましたら以下の本なんかもいいんじゃないでしょうか。

進化計算アルゴリズム入門
生物の行動科学から導く最適解

2,970円(税込)~

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結局どのくらいのスペックなら良いのか

上でScratchと高校のBYODと私の自作プログラムという3つの視点で中学生向けの学習用パソコンの推奨CPUレベルを考えました。

まとめると以下となります。

  • Multithread Rating 3643, Single Thread Rating 1895(Scratch)
  • Multithread Rating 1644, Single Thread Rating 976(Z会)
  • Multithread Rating:2853, Single Thread Rating:1729(当サイト基準)

ここではZ会の基準としてMultithread Rating 1644, Single Thread Rating 976を基準にします。

ブラウザでネットを見るのには力不足かもしれませんが、基本的なプログラミング環境を実行するならこのくらいで十分と判断しました。

中学生向けプログラミング向けパソコン

ようやく中学生向けのプログラミング向けパソコンの話になります。Z会で基礎を学んでから本格的に自分のパソコンが欲しいとお子さんに言われたら参考にしてみてください。

もちろんZ会なしに「勉強用のパソコンが欲しい」と言われたときでもOKです。

BTOノートパソコンならちょっと安い

マウスコンピューターやHPはBTOパソコンと言って、家電量販店を経由しないので中間業者のマージンを削減できるので、家電量販店よりちょっとお安く同等性能のPCを購入できる傾向があります。

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パソコンはライフサイクルが速いので、まずおすすめの最新パソコンをご紹介します。それを確認しながらこの先の狙いめ性能のパソコンなども見てみてください。

パソコンは新しいモデルの登場サイクルが速いので、最新モデルをこの章でご紹介します。

更新日時:2026/02/10

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HP OmniBook 5 14-he。

Snapdragon® Xシリーズ・プロセッサー搭載。

AMD Ryzen 7 7840Uをマルチコアテストで上回る。

AI PC。Windows11。

512GB 高速 PCIe NVMe M.2 SSD。

32GBメモリ。

価格は139,800(税込)~(2026年2月10日時点)

HP OmniBook 5 14-heはAI搭載PCのエントリーモデルです。

Copilot+ PC対応で、様々なAI機能が利用できます。

USB-Type Cからの電源入力に対応しており、対応したモバイルバッテリーから給電できます。大学でバッテリーが午後に切れるなんてときも安心です。

重量は約1.29kg。携帯性も良いですね。

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HP 15-fc。

AMD Ryzen™ 5 7535HS | 6コア/12スレッド・プロセッサー搭載。

512GB SSD。

16GBメモリ。

15.6インチワイド・フルHD非光沢・IPSディスプレイ (1920×1080 / 最大26万色)

約 1.63 kg

価格は104,800(税込)~(2026年2月10日時点)

HP 15-fcは一般家庭で利用するのに十分な性能を持ったPCです。CPUは色々選べますが、Ryzen5が性能とコストのバランスが良くておすすめです。

15.6インチ液晶なので画面が比較的大きくて見やすいです。

携帯性では14インチモデルのほうが軽くて良いのですが、家で使う分には長距離持ち運ぶということもほぼ無いので1.63kgくらいなら持ち運びできると思います。15.6インチのほうが文字が大きいので作業効率が上がります。

Copilot+ PCは使えませんが、普通のPC作業は十分できるので、低価格で使えるPCをお探しならいいんじゃないでしょうか。

mouse A4-A5U01SR-B

OS:Windows 11 Home 64ビット

CPU:AMD Ryzen™ 5 7430U プロセッサ

グラフィックス:AMD Radeon™ グラフィックス

メモリ標準容量:8GB (8GB×1 / シングルチャネル)

M.2 SSD:256GB (NVMe)

パネル:14型 液晶パネル (ノングレア)

無線:Wi-Fi 6E( 最大2.4Gbps )対応 IEEE 802.11 ax/ac/a/b/g/n準拠 + Bluetooth 5内蔵

保証期間:3年間センドバック修理保証・24時間×365日電話サポート

103,800円(税込)~(2026年2月6日の価格)

mouse A4-A5U01SR-Bは「低コストで必要十分な性能」を発揮するパソコンです。

CPUにAMD Ryzen™ 5 7430Uを使っているので処理能力は万全。

14型ディスプレイ搭載で持ち運びも○。重さも約1.33kgと運搬しやすいです。

USB PDからの入力にも対応しているので65W以上の出力があるUSB PD対応のモバイルバッテリーからも充電できます。

学生の方なんかは大学で充電する場所が無いとか、午後の講義でバッテリーが切れそうなんて状況もあり得るのでPD対応のモバイルバッテリーなんかいかがでしょうか。

UGREEN Nexode モバイルバッテリー (12000mAh・100W)

※簡単に言えば「小型でノートパソコンが充電できる充電容量に対して安価なモバイルバッテリー」です。

2ポート USB-C+USB-A 小型コンパクト

PD急速充電対応 大容量

縦置きデザイン 省スペース LCDディスプレイ搭載

パススルー機能 低電流モード搭載 PPS規格対応

PSE技術基準適合

iPad Pro iphone17 Galaxy Android スマートフォン タブレット その他 PB724

6,990円(税込)~(2026年2月6日の価格)

ただブラウザで何十個もタブを開くと8GBのメモリだと心もとないので資金に余裕があればメモリ16GBにカスタマイズするといいでしょう。

mouse A5-A5A01SR-A

OS:Windows 11 Home 64ビット

CPU:AMD Ryzen™ 5 7430U プロセッサ

グラフィックス:AMD Radeon™ グラフィックス

メモリ標準容量:16GB (16GB×1 / シングルチャネル) ⇒ 16GB (8GB×2 / シングルチャネル)< 2025年12月16日 15時00分~ >

M.2 SSD:500GB (NVMe)

パネル:15.6型 液晶パネル (ノングレア)

無線:Wi-Fi 6E( 最大2.4Gbps )対応 IEEE 802.11 ax/ac/a/b/g/n準拠 + Bluetooth 5内蔵

LTE:BTOにて選択可能 / SIMカード eSIM両対応 SIMカードサイズ : 標準SIMカード

保証期間:3年間センドバック修理保証・24時間×365日電話サポート

123,800円(税込)~(2026年2月6日の価格)

mouse A5-A5A01SR-Aは要するに上のmouse A4-A5U01SR-Bのモニターが15.6型に変わった機種です。あまり持ち運びしないなら14型より15.6型のモニターのほうが見やすいし作業しやすいです。重さは約1.62kgです。

最初からメモリが16GBにカスタマイズ済みなのでサクサクブラウザが動きます。

USB PD入力対応なのも変わらず。65W以上のPD対応モバイルバッテリーから給電できます。

あと地味に嬉しいのがLTE対応の点。e-SIMにも対応で格安スマホとかPovo、楽天モバイルとかを選択すれば安いネット回線が使い放題で使えます。自分のスマホとか自宅のネット回線と仕事用のパソコンの通信費なんかを分離して管理したいときにいいんじゃないでしょうか。

NEXTGEAR JG-A5G5A

OS:Windows 11 Home 64ビット

CPU:AMD Ryzen™ 5 4500 プロセッサ

グラフィックス:NVIDIA® GeForce RTX™ 3050

メモリ標準容量:16GB (8GB×2 / デュアルチャネル)

M.2 SSD:1TB (NVMe)

保証期間:3年間センドバック修理保証・24時間×365日電話サポート

144,800円(税込)~(2026年2月6日の価格)

NEXTGEAR JG-A5G5Aは安価なゲーミングPCとして重宝するモデルです。

ただグラフィックボード搭載(グラフィックメモリ6GBです)なので、安価なCADとか3DCGの練習にも使えます。

Blenderもグラフィックメモリ4GBくらいで動く(最小構成は十分満たしています)ので練習用なら十分です。流体シミュレーションとかを多用するなら公式推奨でVRAMが8GBなのでもっと上位モデルのグラフィックカード搭載のPCを買ってください。

GeForce RTX™ 3050は6GBあるのでゲームも色々動きます。最近発売されたドラゴンクエストVII Reimaginedあたりなら普通にプレイできるでしょう。

N100搭載かCore i3かRyzen3が狙いめ

現代はCeleronというCPUは販売終了していて、後継にN100というCPUが存在します。

N100のCPU性能は以下となります。

Multithread Rating

5437

Single Thread Rating

1922

PassMark® Software, Intel N100

基準を十分上回る性能です。

ただ2025年の現在、N100とかその後継のN200を搭載したPCはほとんどがChromeBookになってしまっていて、初めてパソコンを持つならWindowsのほうが何かと便利なので、今回はN100系のPCは削除しました。

もう少し性能を上げて余裕をもたせたいならRyzen3モデルを選ぶといいでしょう。

HP 14-em。

AMD Ryzen™ 3 7320U 4コア/8スレッド。

基本的なパソコン作業、プログラミング学習には十分な性能。

64,800(税込み)(キャンペーン価格)
102,300(税込)(通常価格)

パーツカスタマイズ構成
CPUAMD Ryzen™ 3 7320U
4コア/8スレッド
OSWindows 11 Home
ストレージ256GB SSD (PCIe NVMe M.2)
HDMI端子あり
無線ランIEEE 802.11ax (Wi-Fi 6)、 Bluetooth 5.3
IEEE 802.11 ax/ac/a/b/g/n対応
メモリ8GB
モニター用パネル画素数14.0インチワイドIPSディスプレイ
フルHD非光沢 (1920×1080)
PC重さ約 1.39 kg
バッテリー最大 11 時間
Officeなし
価格64,800(税込み)(キャンペーン価格)
102,300円(税込)(通常価格)

AMD Ryzen™ 3 7320UのPassMarkスコアは以下です。

  • Multithread Rating:8742
  • Single Thread Rating:2366

性能としては十分ですね。

メモリも8GBあるので通常用途も十分。ブラウザも固まりません。

推奨スペックを満たすCPUはだいたいCore i3とかRyzen3くらいがメモリ量などとCPU性能のバランスがいいですね。

Core i3モデルのより本格的なパソコンとしてはVAIOなんかがいいですね。VAIO F14です。

VAIO F14

 

 

 

 

パーツカスタマイズ構成
CPUCore i3-1315U
6コア8スレッド
OSWindows 11 Home
ストレージ256GB SSD
HDMI端子あり
無線ランIEEE802.11 a/b/g/n/ac/ax準拠
Wi-Fi 6適合
Bluetooth® 5.1準拠
メモリ8GB
モニター用パネル画素数14.0型ワイド(16:9)
Full HD 1920×1080
アンチグレア
PC重さ約1.34kg
バッテリー約16.0時間(JEITA2.0)
Officeなし
価格134,800(税込み)

Core i3-1315UのPassMarkスコアは以下となります。

  • Multithread Rating:11835
  • Single Thread Rating:3448

Ryzen3より性能はいいです。価格はそれなりにしますが、デザインも3色から選べたり、USB PD充電にも対応していてバッテリーが無くなってからモバイルバッテリーで充電できたりします。

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「プログラミング以外にも本格的に日常でパソコンを使う」というときに十分な性能です。

この他にも色々なモデルは存在するのでよろしければHPとVAIOの公式ストアも見てみてください。

HP Directplus -HP公式オンラインストア-

 

VAIO公式オンラインストア

 

基本的にCore i5やRyzen5なら上で挙げたパソコンより高性能なので、資金に余裕があればそうしたモデルを採用するのもいいと思います。

もし大学共通テストを見越した勉強をしたいなら

以下の記事で共通テストのプログラミング問題を回答するために必要な勉強の道筋を書きました。中学生くらいのうちにPythonが使えるというのが一つのターニングポイントになるでしょう。

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まとめ【中学生向けのプログラミング用パソコンのおすすめ】

今回は「なぜ中学生からパソコンを使ったプログラミングが必要なのか」という解説から、実際にその学習で必要十分なスペックのおすすめパソコンを解説しました。

だいたいRyzen3かCore i3あたりでメモリ8GBならギリギリ満足に使えると思います。

パソコンをご検討の際の一助となりましたら幸いに存じます。

ベーシックな選択という視点で解説しました。もちろんさらに高性能ならより良いですが予算と相談してください

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