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大学生の一人暮らしでおすすめのインターネット回線【コスパなど】

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今回は大学生の一人暮らしのインターネット回線に関する解説です。

目次

そもそもどういう回線ならいいのか

インターネットはインフラの一部なので、必要性を語る必要が無いくらい浸透しています。

様々なサービスがオンライン上で展開され、日常生活で不可決の存在です。

ただ特に「大学生」に対象を絞ると、その一般家庭とは違う必要性は「オンライン授業」ではないでしょうか。

オンライン授業はリアルタイム・動画視聴の二通りありますが、どちらも回線速度を必要とする「重い」タスクとなります。

ではどのくらいの回線速度ならいいのかと言うと東京大学の指針が参考になります。

自宅で必要なデータ通信:通信速度 10Mbps以上、通信量50GB/月以上

情報システムの総合案内サイト @ 東京大学, 東京大学のBYOD方針

これから様々な回線をご紹介しますが、結局以下の要件を満たしているかどうかについて様々な視点で解説しています。

  • 通信速度が「安定して」10Mbps以上出ているか
  • 通信量が50GB/月以上使えるか

インターネット通信は4G、5G、光回線など様々な媒体を利用して提供されます。

それぞれの通信方式によって「安定性」が違います。常に高速が享受できるものもあれば午前中しか満足な速度が出ないみたいな回線もあり、慎重に選ぶ必要があるのです。

また50GB以上毎月使うとなると、例えば格安スマホでは基本的に通信量が足りません。

そういう注意点をこれから解説していきます。

なおオンライン授業以外に「オンラインゲーム」をしたいなら今回の記事を気にせずに10ギガの光回線を契約しましょう。ばなな光なら4980円/月で10ギガの光回線が手に入ります。おすすめです。

スマホの回線を利用する場合

スマートフォンなどのモバイル通信を利用した回線契約でインターネットをするときの回線速度などを解説します。

テザリング

スマホの契約だけでパソコンをインターネットに繋ごうとするとテザリングが必要です。

テザリングで50GB以上毎月使えるプランと料金をまとめてみます。

回線プラン月額料金(税込み)
ドコモeximo7315円
ドコモahamo大盛り(110GB)4950円
au使い放題MAX+ 5G/4G
(テザリングなどは合計60GBまで)
7458円
KDDIpovo(30日トッピング2個分)5560円
ソフトバンクメリハリ無制限+
(テザリングは合計50GBまで)
7425円
イオンモバイル音声プラン(50GB)3608円
楽天モバイルRakuten最強プラン3278円

スマホのテザリングをメインに使う場合、テザリングに制限をかけている通信会社が多いです。

また通信アクセスが集中すると速度制限があります。

さらに5G回線が利用できるかも重要です。

特に楽天モバイルの場合戦略的に都市部に5G基地局を増やすことを優先しているので、地方の大学の場合5G回線が提供されていない場合があります。

4G回線と5G回線の通信速度の目安は以下となります。

  • 4G※1:受信時24Mbps~88Mbps/送信時6Mbps~14Mbps
  • 5G※2:下り66.4Mbps〜157.7Mbps/上り13.4Mbps〜41.3Mbs

※1:ドコモ, PREMIUM 4G

※2:ICT総研, 2023年7月 山手線5Gおよび4G通信速度実測調査, 楽天モバイルのデータを除外して掲載

5Gで楽天モバイルのデータを除外したのはまだ5G基地局の整備が十分でないからです。

このデータから4Gでも10Mbps以上出ているので、スマホのテザリングも使えるギガ次第ですが一応オンライン授業の要件を満たしますね。

ただモバイル通信は基本的に夜間や人混みで速度が低下するので、あくまで回線が混雑していない時間帯でのデータになるのは注意しましょう。できれば5G通信を利用したいところです。

ホームルーターとポケットWi-Fi

ホームルーターとポケットWi-Fiもモバイル通信を利用してインターネット通信を行います。

まずホームルーターから。

回線プラン月額料金(税込み)
ドコモhome5G4950円
auホームルータープラン 5G5170円
UQギガ放題プラスS4950円
ソフトバンクSoftBank Air5368円

4G、5G対応で、5G通信を利用すれば、「下り:111.16Mbps〜341.73Mbps、上り:13.81Mbps〜26.61Mbps」くらいの通信速度が出ます(参考:みんなのネット回線速度(みんそく), ドコモ home 5Gの通信速度レポート)。10Mbpsは余裕でクリアしていますね。また「みんそく」のデータは深夜〜日中のすべての時間帯のデータから算出しているので回線の安定性で言えば特にhome5Gに関してはかなり安定していると思われます。

ただ我が家でhome5Gを利用していますが、実測値として夜間は高速な5GHz通信でも60Mbps、低速な2.4GHz通信だと25Mbpsくらいしか出ないのは注意しておきましょう。時間帯や地域によってはこのくらいしか出ません。

基本的にホームルーターはバッテリーの劣化などがないので家でネットをするというのが中心ならホームルーターがおすすめです。光回線のように工事もいらないので、引っ越すときも便利です。引っ越し先で利用するときは住所変更の手続きが必要だったりします。特にhome5Gでは必要なので注意しましょう。

基本的に使い放題です。au、UQだとプラスエリアモードという制限があって、そのエリアだと30GBの制限があります。

また5Gエリアは展開されている地域が限定的で全国津々浦々で5Gが利用できるという状況に無いので、契約する前に公式サイトから5Gエリアがお住まいの地域で利用可能か確認してから契約したほうがいいでしょう。

無理に4Gしか使えないエリアでホームルーターを利用するよりは1ギガ程度の速度の光回線のほうが速度も安定性も有利だったりします。

次がポケットWi-Fi。月50GB以上使える回線でおすすめなのは以下の2つくらいですね。通信量は使い放題です。

回線プラン月額料金(税込み)
UQギガ放題プラスS4950円
楽天モバイルRakuten最強プラン3278円
楽天モバイルのポケットWi-Fi専用端末は4Gしか使えないので、そこは考慮しましょう。

別途SIMフリールーターなどを購入すれば5Gも使える可能性はありますが、自己責任になります。楽天モバイルなら5G対応のスマホを契約してテザリングを利用したほうが高速と思われます。

ポケットWi-Fiの最大のメリットが持ち運びできる使い放題回線という点です。スマホは格安スマホの低容量プランで節約して、家と外出先のインターネット通信にポケットWi-Fiを使うなんてときにいいんじゃないでしょうか。

帰省した実家に使い放題のインターネット回線が無い、なんてときも便利です。

以下は5Gの速度に関する記事です。参考にどうぞ。

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光回線

光回線は大きく「1ギガ」と「10ギガ」の回線速度のプランが存在します。大学生の一人暮らしなら1ギガで十分です。

1Gbpsの平均速度:236.0Mbps、中央値:193.7Mbps

出典:総務省「2021年度の実証報告および2022年度の進め方(案)」

平均236.0Mbps出ればhome 5Gと同等以上なので十分利用できます。

他のソースでは例えばおてがる光の場合以下のようになります。

下り:412.46Mbps〜565.79Mbps、上り:355.73Mbps〜476.54Mbps(参考:みんなのネット回線速度(みんそく), おてがる光の通信速度レポート, 24時間の全時間帯のデータから算出)

全時間帯のデータで10Mbpsは余裕で超えているので1ギガのプランでも十分と思われます。

通信量も無制限です。

1ギガの光回線については過去に特集しました。

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選ぶ基準はIPv6対応でIPoE方式を採用した回線であること。そのほうが快適にインターネットが利用できるでしょう。

注意点としては以下となります。

  • マンションやアパートが光回線込の料金になっているときはあまり回線事業者を選べない
  • そもそも光回線が導入されていないときは大家などと交渉して許可を得る必要がある

基本的に光回線料金が家賃に含まれているような場合、自分で回線業者を選びたいならアパートやマンションの管理者に契約変更が可能か交渉する必要があります。光回線分の家賃を下げてもらえるならいいですが、それができないと光回線代金がコミコミの家賃と別の光回線の料金の二重支払いになる可能性がありよくありません。

またそもそも光回線はアパートに穴を開けたりケーブルを通す工事が必要になる場合があり、勝手に工事できません。賃貸住宅に光回線が無い場合はアパートやマンションの管理者に光回線を導入してもよいか確認が必要です。

管理者の許可が得られない場合はホームルーターやポケットWi-Fiの導入を検討しましょう。テザリングの大容量プランでもよいです。

光回線の1ギガについて簡単にまとめておきます。オプションでIPv6対応でIPoE方式が選べるならそれを選択した場合の料金となります。

回線名戸建マンション
ばなな光 10Gギガ最安!!4,380円3,380円
【おてがる光】
4,873円3,773円
シンプルに安い速いGMOとくとくBB光!
5,390円4,290円
【エキサイトMEC光 |】4,950円3,850円

今回挙げた光回線は基本的にNTTの光ケーブルが提供されている地域なら使えますが、念の為契約前に公式サイトなどでお住まいの地域で提供されているか確認してください。

まとめ【コスパはどれがいいのか】

基本的に5G通信がお住まいの地域に展開されているならRakuten最強プランをテザリングするのが最も安くて十分な回線と言えると思います。

光回線の工事ができないのであればhome5Gがコスパは良いです。

光回線の工事が可能ならば「ばなな光」がいいんじゃないでしょうか。

基本的に5Gが使えるならそのほうが速い速度が出やすいですし、光回線なら1ギガの契約で十分です

大学生活におすすめのノートパソコンの特集もやっています。よろしければご覧ください。

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