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ブログにバックアップは不要でしょうか?この記事をご覧になっているなら必要とお考えだろうと推測します。そして利用している、あるいは利用しようとしているのはさくらのレンタルサーバでしょう。
さくらのレンタルサーバは国内シェア3位の人気のレンタルサーバーです。
レンタルサーバー | シェア |
エックスサーバー | 14.68% |
ロリポップ! | 14.15% |
さくらのレンタルサーバ | 13.56% |
そんな人気のさくらのレンタルサーバにはバックアップ機能があります。サイトを運営していて間違った設定などで元に戻せなくなったときはバックアップから元の状態に復元することが可能です。
ところがこのバックアップ機能、デフォルトでは無効になっています。
バックアップがあるって言ってたし、契約したら勝手にバックアップを取っているだろう、と考えていると痛い目にあいます。さくらのレンタルサーバでも自動バックアップは行っていますが、これはサーバーの故障対策で行うもので、基本的にユーザー個人のデータを復元できるものではありません。
定期的なバックアップとRAID10構成は、サーバー自体の障害から復旧するためのバックアップであり、お客様ご自身で誤って消去してしまったデータの復旧を行うものではありません。誤操作でのデータ消去に備え、お客様でも個別にバックアップを行うことをお勧めします。
さくらインターネット, データ保管体制, 閲覧日2023-09-25.
ユーザー個人のデーターのバックアップには「バックアップ&ステージング」を利用します。これはユーザーがレンタルサーバーのコント—ロール画面から自分で有効化しないと使えないのです。
今回はこのバックアップ&ステージング機能でバックアップを取る方法を解説します。
転ばぬ先の杖だね
バックアップの方法
まずコントロールパネルにログインします。
次に「WEBサイト/データ」から「バックアップ」を選択します。
そして「バックアップ&ステージング SnapUp」の利用開始ボタンを押します。
その後の画面で「バックアップ作成」ボタンを押します。
このような画面が出ても落ち着いて次の操作をしましょう。同じ画面の「SnapUp」ボタンを押します。
SnapUpの黒い画面に移動します。
「SAKURA」の方のボタンをクリックします。次に「サイトを追加する」をクリック。
ポップした画面が次のようになります。
この画面の入力事項は次のようになります。
- サイト名:バックアップするサイトの名前
- サイトタイプ:WordPress(WordPressの場合)
- 対象パス:下の「WPパスを選択」から対象サイトのパスを選択(WordPressの場合)
画面下の「追加」をクリックすると次のような画面になります。「スケジュール設定」をクリックします。
移動先の画面で実行する間隔を「毎日」にします。ここはお好みです。
実行する時間帯は「0~5」がいいでしょう。選択したら「保存」を押します。
スケジュールが設定出来たら「SnapUp」からログアウトしてSnapUpページのブラウザのタブを閉じます。その後さくらのレンタルサーバのコントロールパネルの画面をリロードしましょう。次のような画面が出てきます。
バックアップ作成スケジュールにバックアップの設定が反映されていれば成功です。
バックアップのルール
主なルールは次のようになります。
- スタンダードプラン以上で使える(ライトプランでは使えない)
- 料金は無料
- バックアップの合計は8つまで
- 容量は1バックアップで30GBまで
- データベースの容量は1バックアップにつき 1GBまで
複数サイトを一つのプランで運営している場合、複数サイトを登録できますが、その場合は合計が8つになると古い順にバックアップが削除されていきます。つまり二つのサイトの場合一つのサイトは4日分までの保存となります。
データの復旧方法
SnapUpの画面から、復元したいスナップショットを選択して「本番サーバーへリリース」をクリック。
その後の画面で「サイトURLをリリース先にあわせる(既定)」を選択して「OK」をクリックするとバックアップの復元が行われます。
まとめ
今回はさくらのレンタルサーバのバックアップについてお話ししました。他のレンタルサーバーと違って、特殊な機能を使ってバックアップと復元を行うことになります。
繰り返しになりますが、レンタルサーバーを契約しただけでは「バックアップ&ステージング」機能は有効になっていないので、ユーザーが自分で設定を行う必要があります。
やり方を覚えて一度設定すればあとは自動でバックアップは行われていくので、さくらのレンタルサーバを利用するときは忘れずに設定しておきましょう。
さくらのレンタルサーバはバックアップこそ独特ですがそのほかは、なかなか充実しているレンタルサーバーですよ。
レンタルサーバーを検討する際はこちらも参考になるかもしれません。