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選べる外観と性能十分なVAIOもおすすめ

当サイトではマウスコンピューターの記事が多めとなっておりますが、今回はVAIOブランドのパソコンを紹介するという内容となります。

目次

VAIOのパソコン

VAIOというパソコンブランドはソニーが運営していたパソコンブランドです。

2014年から独立してVAIO株式会社が運営しています。

VAIOの商品は、常に時代の一歩先を行くもので、「カッコイイ」こと、「カシコイ」こと、そして「ホンモノ」であることが三点揃わなければならないと思っています。

VAIO株式会社, ごあいさつ

この宣言にあるように、「見た目」「性能」の良いパソコンが「妥当な価格」で入手できるようになっています。

VAIOのパソコンはカラーバリエーションが豊富

他社と大きく違うのはカラーバリエーションの豊富さです。

VAIOのパソコンでは例えばVAIO SX14なら5種類のカラーからパソコンを選べます。

当サイトでは過去にマウスコンピューターのパソコンを扱ってきましたが、マウスコンピューターのパソコンは黒・シルバーなどベーシックな色合いが多く、それに対してVAIOのパソコンはカラーバリエーションが豊富です。

上でご紹介した「カッコイイ」の概念がこういうところに活かされている模様です。

パソコンの見た目は本人の印象を左右する要素です。

いかにも業務用の黒だとちょっとなーという場合も多いでしょう。

そういうときに豊富なカラーバリエーションから選べるなら、VAIOもアリかもという話になります。

大丈夫。性能と価格のバランスは十分担保されているので、見た目で選んでもほとんど損はしません。

VAIOのパソコンの性能

ちょっと注意が必要な点もあります。

まずVAIOのパソコンの性能は以下のような特徴があります。

  • 基本的に最新に近いCPU
  • IntelのCPU中心でUシリーズとPシリーズ混在

CPUの世代は新しい

CPUの世代は比較的新しいです。具体的にはマウスコンピューターのCPUより一世代新しいという印象です。

CPUが新しいほうが性能が高いですし、OSのサポートも長くなります。というのもOSのサポートは古い世代のCPUから順次打ち切られていくので、古いCPUを選ぶとそれだけサポート対象期間が少なくなるのです。

なぜ組み込まれるCPUにメーカーで差があるのか、ということですが、これはパソコンメーカーの考え方だと思います。

安いときに一気にまとめてCPUを確保してそれを売り切ったほうが損失は最小限で済みます。つまりまだ使えるCPUなら売り切れるまで売り続けたほうがいいのです。

さすがに古すぎるCPUでは売れなくなるのですが、一世代くらいの差で目玉となる機能も見当たらないマイナーアップデートくらいの更新しか新しいCPUにないならこういう戦略もあるということでしょう。

とはいえ、多くのメーカーがとるベーシックな戦略は新しいパソコンには新しいCPUというのが基本なので、性能に関するVAIOのパソコンはいわゆる「普通」の戦略です。

CPUはUシリーズとPシリーズが混在

VAIOのパソコンはIntelのCPUを搭載しています。IntelのCPUはUシリーズとPシリーズが存在していて、これはPコアとEコアの数のバランスの違いで棲み分けがなされています。

PコアとEコアについては以下をご覧ください。

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簡単に言うと、Pコアは高性能コアでEコアは低消費電力のコアです。

Eコアが多いほうが消費電力が下がって、少ないバッテリー容量でも長時間の使用が可能です。

しかし処理能力はPコアのほうが高いので、ちょっとCPUに負荷をかけるようなタスクの場合、Pコアが多いほうが安心です。

Eコア多めの構成がUシリーズ、Pコア多めの構成がPシリーズです。

VAIOのパソコンではお値打ち価格のパソコンは基本的にUシリーズです。

ちょっと価格が高いパソコンにはPシリーズ搭載のものも存在します。

2024年9月30日の情報で、VAIOのCPUで使われているCPUの代表としてCore™ i5-1334UとCore™ i5-1340Pの情報をまとめてみます。ついでに私がこのブログを書いているマウスコンピューターのCPUであるAMD Ryzen 5 4600Hの情報も参考として載せてみます。

CPUPassMark(CPU Mark Rating)PassMark(CPU Single Thread Rating)TDP
Core™ i5-1334U12961333415W
Core™ i5-1340P20318360628W
Ryzen 5 4600H14536244545W
ドスパラプラス, CPUの性能比較表|2024年最新版

当ブログの様々なプログラムやソルバーなどはすべてRyzen 5 4600Hで実行しているので、これを基準に考えると、ベンチマークテストの結果からUシリーズのCore™ i5-1334Uは性能はRyzen 5 4600Hと同じくらいですが、TDPつまり消費電力に関する部分が15Wと非常に小さくなっています。家計には優しいCPUです。

またPシリーズのCore™ i5-1340Pは性能はRyzen 5 4600Hを超え、しかもTDPは28Wと割と省エネです。

つまりUシリーズでも実用はほとんど問題ないと思われます。ただし性能と消費電力で優れるPシリーズなら本格的な専用ソフトもそれなりに良く動くと思われます。

VAIOのパソコンとマウスコンピューターのパソコンの戦略の違い

二社の主な違いは以下のようになると思われます。

  • VAIOは通常のビジネス用途なら見た目によりこだわった性能十分なパソコンを提供
  • マウスコンピューターは性能と価格に特化したパソコンを提供

VAIOの想定する顧客層は予測ですが、通常のビジネス用途に見た目をプラスしたような顧客だと思われます。

マウスコンピューターは見た目をオーダーメイドするコストを削減してカラーバリエーションを減らし、その分性能と安さに想定顧客層を振り切っているような印象です(mouseブランドの場合。ハイスペックと最新CPUはG-Tuneなどのブランドで展開)。

気になる価格ですが、マウスコンピューターのmouse F4-I5U01OB-AとVAIO F14 (2023年6月発売モデル)VJF1418ではメモリ16GB、SSD512GBの場合以下のような価格となっています。

パソコン名価格CPUメモリ
F4-I5U01OB-A122,600円Core™ i5-1240P16GB
VJF1418139,800円Core™ i5-1334U16GB

価格差1万7000円くらいで新しいCPUで性能が十分で消費電力が低いという内容ですので、VAIOのパソコンもなかなかいいんじゃないでしょうか。

まとめ【カラーを選びたいならVAIOのパソコンがおすすめ】

今回はVAIOのパソコンをご紹介するという内容でした。

パソコンは毎日自分が見る、毎日誰かに見られる存在です。

カラーバリエーション豊富なVAIOのパソコンを選択するというのもいいのではないでしょうか。

性能も十分ですよ

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