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ポケット型Wi-Fiが田舎で繋がらない?クラウドSIMもあるよ

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今回はポケット型Wi-Fiが田舎で繋がらないという問題に対する解決策をいくつかご紹介します。

基本的に「どのサービスを利用するか」という話が中心です。

目次

田舎でポケット型Wi-Fiが繋がらない原因

見も蓋もない話ですが、「電波」が来ていないとポケット型Wi-Fiには何の価値もありません。繋がりませんからネットができません。

そしてモバイル回線を利用する以上、「ドコモ」「au」「ソフトバンク」「楽天モバイル」のいずれかの電波を拾わないと使えません。

そもそもなぜ田舎でポケット型Wi-Fiなのか

大きく3つの理由があります。

  • 大容量使えて光回線より安価
  • 田舎に光回線が来ていない
  • テザリングより安価な場合が多い

大容量使えて光回線より安価

まず光回線の利用料金はどんなに安くても月額4,500円程度はかかります。

例えば光回線の中でかなり安い部類に入る「おてがる光」を例に出すと、IPv6オプション入りで月額4,873円 (税込)です。マンションタイプならもっとお安いですが、田舎は基本一軒家が普通でしょうから、ファミリータイプしか申し込めないと思われ、4,500円程度は覚悟する必要があります。

これに対して今回の田舎でのポケット型Wi-Fiの最適解の一つである「にゃんこWi-Fi」を例に出すと、100GB契約で6ヶ月の縛り有りですが、月額 税込2,970円となっています。

このように大容量使えてお安いというのはポケット型Wi-Fiのメリットです。

なお「にゃんこWi-Fi」に関しては以下の記事で詳細に解説しているのでよろしければご覧ください。

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確かに100GB以上のデータ使用量があって本当に使い放題にしたい、安定した通信を確保したいなら光回線にするに越したことはありませんが、モバイル通信を利用するメリットも以下で解説するようにあるにはあるので、よく検討してみてください。

田舎に光回線が来ていない

田舎はインフラの整備が遅れている場合があり、光回線が通っていない場合があります。

特に山間部などの本当の秘境のような田舎の場合、「スマホは繋がるけど光回線は来てない」という状況があり得ます。

スマホは観光客などがいつでもどこでも使えてほしいので、各回線事業者はプラチナバンドなどを駆使して「全国どこでも使える」ことをアピールしています。

つまり田舎でも「光回線は無いけどスマホの電波は拾う」という場合が多いです。

ポケット型Wi-Fiはスマホの電波を利用しているので、超田舎でもインターネットが可能という状況を作り出せます。

なおスマホの電波さえ来ていない本当の秘境の場合は「スターリンク」などを利用したほうがいいでしょう。

衛星通信を利用して空さえ見えていればネットに繋がるので最後の手段として有効です。

テザリングより安価な場合が多い

テザリングで候補に挙がってくるモバイル回線として「ahamo」「povo」「楽天モバイル」があります。これとにゃんこWi-Fiを比較した情報が以下となります。

  • ahamo特盛り:110GB:4,950円
  • povo:データ追加300GB(90日間):3,278円
  • povo:データ使い放題(7日間)12回分:3,278円
  • 楽手モバイル:楽天最強プラン:3,278円
  • にゃんこWi-Fi:縛りあり6ヶ月100GB:2,970円

楽天モバイルが繋がっていれば使い放題の楽天モバイルをおすすめしますが、楽天モバイルは新興の通信事業者なので全国津々浦々繋がるとは限りません。

最近は楽天モバイルもかなり繋がりますが、「ドコモ」「au」「ソフトバンク」に比べればまだ電波を拾うという点では遅れをとっています。

楽天モバイルの田舎でも繋がりやすさに関する以下の記事もご覧ください。

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結局大容量通信をテザリングしようとすると「povo」でも良いとなりますが、料金ではにゃんこWi-Fiが一段階安いですね。

また後述するように、にゃんこWi-FiはクラウドSIMなので、「ドコモ」「au」「ソフトバンク」のどれかが繋がれば通信できるという豪華仕様です。

繋がりやすさ、大容量、低価格を兼ね備えるにゃんこWi-Fiのメリットが目立ちます。

なおもちろん100GB以下の通信量しか使わない場合に限ります。

光回線が来ているなら光回線のほうが良い場合もある

メリットがそれなりにあるポケット型Wi-Fiですが、デメリットも存在します。それがオンラインゲームです。

基本的にオンラインゲームの通信に必要な回線速度は50Mbps程度と言われています。これはモバイル回線でも要件は満たす場合があります。まあ田舎だとモバイル回線は30Mbps程度しか出ないのでこの時点で無理な場合もありますが。

しかし応答速度に相当するPing値が遅いと遅延の原因になります。だいたい遅延が許されないFPS(ファーストパーソン・シューティングゲーム)や格闘ゲームはPing値が「0~10ms」の範囲に収まるのが理想的です。

Ping値のモバイル回線と光回線の比較に関しては以下の記事もご覧ください。

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モバイル回線はどう頑張ってもPing値が「0~10ms」の範囲に収まらず、せいぜい50msですから本格的なFPSなどを楽しみたいときは光回線にするしかありません。

なお光回線にもPing値が優れたものとそうでないものがあるので、Ping値を追い求めるなら事前に調べてから契約しましょう。

第一の解決策【楽天モバイルかPovoが繋がるか試す】

ここからは、光回線が使えないという前提で、田舎でインターネットをするときの有効な解決策をいくつかご紹介していきます。

楽天モバイルなら使い放題で安い

楽天モバイルは99.9%のエリアカバー率をほこり、他の通信事業者とエリアの面ではあまり差がありません。

この話は以下の記事でも詳細に解説しています。

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ただエリアカバー率は人が住んでいる場所を基準に考えられるので、田舎の誰も住んでいないような場所はカウントされませんし、広大な面積に一人しか住んでいないような地域ではカバー率への貢献度が低いので都市部を優先して田舎は後回しになっている場合もあります。

私の親戚の限界集落でも普通に楽天モバイルの電波は拾いました。楽天モバイルでも人が住んでいる場所なら99.9%のカバー率なのでだいたい繋がるので、まずは楽天モバイルを拾うかどうかエリアマップなどで確認の上楽天モバイルをお試しすることをおすすめします。

楽天モバイルはにゃんこWi-Fiのようにギガの制限が無いので、我が家(地方都市です)も月130GB程度通信しますが使い放題で非常に助かっています。

テザリングでも良いですが、通信量が多いとスマホの寿命が減るので、SIMフリールーターの使用をおすすめします。

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Povoなら縛りはあるが使い放題で便利

楽天モバイルよりさらに繋がるエリアが広いのがauの回線です。Povoはauの回線を利用するのでかなりの範囲で繋がります。

povoは「データ使い放題(7日間)12回分:3,278円」ですからだいたい3ヶ月縛りでデータ使い放題にできます。

楽天モバイルが来てないときはPovoを検討してみると良いでしょう。SIMフリールーターでも使えます。

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対応SIMはnanoSIM

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第二の解決策【ポケット型Wi-Fi】※クラウドSIMが有利

ポケット型Wi-Fiは光回線が来ていない地域でもインターネットに繋がる可能性があるので有効な手段です。

にゃんこWi-Fiをおすすめしますが、他にも選択肢はあります。クラウドSIMは「ドコモ」「au」「ソフトバンク」のどれかの回線を掴めば通信できます。

  • 【クラウドSIM】にゃんこWi-Fi:縛りあり6ヶ月100GB:税込2,970円
  • 【au系】WiMAX:【WiMAX +5G】ギガ放題プラスS:税込5,280円(2025年12月1日〜)
  • 【クラウドSIM】AiR-WiFi:サクっとプラン100GB:税込3,377円
  • 【クラウドSIM】THE WiFi:100GB:税込3,828円
  • 【クラウドSIM】MUGEN WiFi:節約プラン100GB:税込3,300
  • 【クラウドSIM】MONSTER MOBILE:2年契約プラン100GB:税込2,948円

WiMAXは契約者が多いし高速5Gが使えたりして便利なのですが、プラスエリアモードというオプションに入らないとauのプラチナバンドが使えず、田舎ではやや繋がりにくいです。私の親戚の限界集落の田舎もWiMAXは電波を拾いませんでした。

その他クラウドSIMの会社は色々ありますが、100GBで底値なのはにゃんこWi-FiとMONSTER MOBILEですね。契約期間の縛りはありますが。

田舎で月100GB以上使うなら楽天モバイルかPovoを利用する

我が家は月130GB程度データ通信を使います。どう頑張ってもこれ以下にできません。

楽天モバイルを利用しているので定額料金に収まり、通信制限もなく使えて快適ですが、上で挙げたクラウドSIMのにゃんこWi-Fiなどは100GB制限があるので、これをオーバーすると通信制限になります。

なので第一の解決策にあるように、月100GB以上使うならまず楽天モバイルを検討すると良いでしょう。

そして楽天モバイルがエリア外だった場合、クラウドSIMの100GBプランを利用して、ギガがオーバーした場合はPovoを利用すると良いでしょう。

Povoは180日ルールこそありますが、基本料0円で使いたいときに使いたい分使える便利なサービスです。

6時間使い放題のトッピングが250円で利用できるので、5日ギガが足りないというときもプラス1250円くらいで乗り切れます。

ちなみに月100GBを微妙にオーバーする使い方はどういう使い方なのかというと私の使い方から以下のようになります。これで月130GB程度です。

  • YouTubeをスマホやタブレットの縦表示で毎日2時間半程度閲覧
  • パソコンでブログ執筆。調査のために毎日2時間くらいネットサーフィン
  • たまにパソコン(3台)のシステムアップデートがある
  • スマホ3台を同時に接続して半日以上家のWi-Fiに接続

私動画は結構観ますし、パソコンも毎日使いますし、家族のスマホの通信を楽天モバイルのSIMフリールーターでまとめていますけど、かなりインターネットを利用して130GBくらいです。

一人暮らしとか家でメインでインターネットをするのが一人だけとかなら、なんとか100GBに収まるのではないでしょうか。

まとめ【田舎でポケット型Wi-Fiが繋がらないときは】

今回は田舎でポケット型Wi-Fiが繋がらないときの原因と解決策について解説しました。

月100GB以内に通信量が収まるならクラウドSIMのポケット型Wi-Fiという手もあります。

光回線が最強ですが、光回線が無いとか、使い放題で安くしたいなら光回線以外の選択肢もあるので参考にしてみてください。

契約している通信会社のお客様ページなどで月々の通信量を確認してみるといいかもしれません

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