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書店でIT本を眺める男性を見つける
先日書店に行きました。
そこでIT関係の書籍のコーナーに行ったんです。
すると40代くらいの男性がしゃがんでジーっと本を読んでいました。
気になって後ろからチラっと書籍のタイトルを見てみると、「わかるエクセルVBA」みたいなタイトルの書籍でした。
そうだよなー。
と思いました。
私より上くらいの現役世代の方々の中には、必要だなーとか、興味はあるんだけど…みたいな方がそれなりにいるのではないか。
そんな感想を抱きました。
私の昔話と30代・40代のITスキルの現状
私の昔話です。
私は30代なんですけど、私の時代は高校卒業後くらいに生まれて初めて自分のパソコンを持ったという世代です。
しかも当時はWindowsXP。
エクセルがちょっと使えて、さらに関数が使えればすごいくらいの時代でした。
大学のレポートをワードで書いてプリントアウトしていればパソコンを使いこなしているという評価がもらえた時代です。
高校や大学でプログラミングの授業がなかった方が多い世代です。
そういう状況で若い世代が、小学校からプログラミング演習を受けて自分たちを追い越そうとしているのは脅威でしょうし、自分もなんとか置いて行かれないようにと考えるのは自然なことでしょう。
単純に、「できたら便利だなー」くらいは思うはずです。
独学は難しい…だけど!
小さい時からやっていれば今頃…と考えて、英語ができればなあと嘆くように、「プログラミングも小さいころからやっていればなあ」と嘆いていてはいつまでも向上はありません。
プログラミングの「あいうえお」くらいは知りたい。
しかしそう考えても独学は難しい。
それはある意味正しいです。
私はプログラマーの入門資格である基本情報技術者という資格を独学で取りました。
それを取得するために必要とした書籍の数は10や20ではありません。
しかし基本情報技術者とちょっとしたプログラミングができることはイコールではありません。
基本情報技術者は難しい国家資格ですが、業務のちょっとした自動化なら割と書けるようになります。
このブログの意味と入門用記事の執筆
しかし私は独学でここまで来ました。
そこで過去の自分にゼロから教えるつもりで、「自分が学んできた道を整理して公開してみよう」と考えました。
これまでこのブログでは、基本情報技術者を突破するくらいのプログラミングスキルがあることを前提に記事を積み上げてきました。
それはそれで続けるつもりではありますが、多くの人に役に立つコンテンツという視点では、入門用コンテンツがあってもいいのではないかと考えたのです。
そこでエクセルVBAを対象に入門用の記事を書いていくことにします。
VBAを選んだのは、本屋でエクセルの入門書をジーっと見ていたあの男性を参考にしました。
おそらく30代、40代の方にとってPythonとかJavaを業務で使うということは滅多にないと思います。
それよりもエクセルの入力作業とかを自動化して、自分の単純作業の時間を減らして、もっと大事な業務に集中したいという需要のほうがあるはずです。
そうした発想のもと「初心者」が「初心者+」くらいになることを目指して記事を書いていこうと思います。
記事本体は次回以降の投稿で始めていきます。
本屋の男性のようにプログラミングができればなあと嘆く方の参考になれば幸いです。