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今回は大学生にプリンターは必要か、という話題を解説します。
大学生でプリンターを持つのはどうなのか、と悩むと思います。
今回は様々な視点でプリンターがあったほうがいいときやなくてもいいときを検証してお悩みの解決を目指します。
最近のインクジェットプリンターは様々な方式があるので、印刷コストがそれぞれ違います。
今回は以下の5タイプで印刷コストを算出し、コンビニプリントと比較します。
モノクロだけ印刷するデータが公表されていないので、カラー印刷のコストを考えます。普通はカラーインクでモノクロを表現するので、カラー印刷のコストが実質のレポートなどの資料印刷のコストになるでしょう。
エプソン プリンター A4インクジェット複合機 EW-056A カラリオ Wi-Fi テレワーク向け 4色 独立型 2024年モデル。
8,665円 税込(2026年1月14日のAmazon価格)
印刷コストはカラーA4で約15.2(円・税込)です。コンビニプリントのカラー印刷を50円/枚、白黒印刷を20円/枚とします。(参考:セブンイレブン, プリント)。コピー用紙はA4で一枚1.8円とします。
コンビニ印刷だけでx[枚]カラー印刷すると考えると、プリンターで印刷するコストとコンビニ印刷する場合のコストが釣り合うとき以下の式が成立します。
50×x=8665+1.8×x+15.2×x
これを解くと
x≒263[枚]
例えばこれを上回る枚数プリンターで印刷すると300枚のとき
50[円]×300[枚]=15000[円]、8665+1.8[円]×300[枚]+15.2[円]×300[枚]=13965
このように一枚あたりのコストが高いコンビニプリントが次第にコストで上回るようになります。
ただ、レポートはたいていモノクロ印刷で提出するので、コンビニプリントで白黒印刷を選べば、また変わってきます。
20×x=8865+1.8×x+15.2×x
x≒2888[枚]
大学生活でどのくらい印刷するかですが、だいたい7630枚くらいです。(参考:エプソン販売株式会社, 【大学4年間のプリント実態調査】大学生活で紙を何枚プリントする?平均プリント枚数は 7,630枚 に!)
まあ長期的に見ればプリンターに投資したほうが割安と言えそうですね。
大容量のエコタンク方式のインクジェットプリンターは印刷コストが少なく、モノクロ:約0.3円(税込)カラー:約0.8円(税込)となっています。(参考:エプソン, EP-M476T)
なぜエコタンク方式がいいのかというと、初期投資額の違いと交換用インクのコストの違いです。
EW-056Aでは本体価格は8,665円、EP-M476Tは26,280円です。エコタンク方式は本体価格を高く設定して、長期間使うならお得というビジネスモデルになっています。普通のカートリッジ式のインクジェットプリンターは本体を安く売ってインク代で稼ぐビジネスモデルで、まずここが違います。
またエコタンク方式は交換用インクが普通のプラスチックボトルで、インクカートリッジのように高度なチップなどを搭載する必要がなく、インクを安く提供することが可能です。
では損益分岐点は何枚かという話をしていきます。
まずモノクロの場合。
20[円]×x[枚]=26280[円]+1.8[円]×x[枚]+0.3[円]×x[枚]
x≒1468[枚]
これ以上印刷すると自分のプリンターで印刷したほうがお得になります。
次がカラー印刷の場合。
50x=26280+1.8x+0.8x
x=554[枚]
これ以上印刷すると自分のプリンターで印刷したほうがお得になります。
モノクロで特にエコタンク方式はお得になりますね。
まとめると以下となります。
結局大学生活全体で7630枚くらい印刷するので、プリンターを買ってしまったほうがかなりお得でしょうね。
大学生活全体で考えるとエコタンク方式のインクジェットプリンターに圧倒的な軍配が上がりますね。
ただエコタンク方式でモノクロ主体で印刷しても鮮やかさなどを出すために黒インクを主体に使いつつも、カラーインクも消費されるので、モノクロのコストはもうちょっと上がると思いますけどね。まあそれでもすべてカラーインクで印刷したときくらいのコストを上回ることはないでしょうから、46118円くらいを超えることはないと思われ、やっぱりお得ではありますけどね。
なおインクジェット式のプリンターは起動するたびにノズルをインクで洗うので、使うたびに印刷以外で少しずつインクを消費するため、実際の運用コストは上で示した金額より多少上がるのでご注意を。
レーザープリンターはこのような洗浄はほとんどないので、インクを無駄にしたくないというときは後述するレーザープリンターでもいいでしょう。
モノクロに特化したインクジェットプリンターも存在します。
これはモノクロ特化のインクジェットプリンターです。
特徴はインクが約11,000ページ分プリンターに同梱されている点。このインクで大学生活のすべてをモノクロ印刷で乗り切ることが可能です。
するとどうなるかというと、モノクロで7630枚コンビニプリントする総コストが152600円ですから、このプリンターは紙代だけ考えればよく、28,608円+7630[枚]×1.8[円]=42342[円]となり、まあまあお得ですね。
一番コスパがいいのはエコタンク式のカラー複合機だと思いますけどね。もしものときのカラー印刷も対応していますからね。
ただし、インクを追加発注する手間は正直大学生活全体で一度も不要くらいのスペックなので、もしものときのインク切れなんてことがなく、その意味では使いやすいかもしれません。
スキャンはカラーでできますから、スキャンしたいときはカラーでスキャンしてコンビニプリントなんて手法もできますし、カラー印刷のときだけコンビニプリントという手法も使えます。
まあやっぱり私個人としてはもしものときのカラー印刷もできて、通常の印刷コストも低いエコタンク式のインクジェットカラープリンターをおすすめしますけど。
※追記
上の製品はエコタンク式のモノクロインクジェットプリンターでしたが、普通のカートリッジタイプのモノクロインクジェットプリンターもあります。
エプソン プリンター A4 モノクロ インクジェット ビジネス向け PX-S155 コンパクトサイズ 省スペースデザイン 文章印刷 Wi-Fi 有線LAN シンプル機能。
8,500円 税込(2026年1月14日のAmazon価格)
PX-S155の場合、印刷コストは一枚あたり2.9円ですから、損益分岐点は以下で求まります。
20x=8500+1.8x+2.9x
x≒556枚
損益分岐点は明らかにモノクロカートリッジインクジェットが圧倒的に低いです。機体コストが8500円という低価格ながら印刷コストも低いです。さすがにエコタンク方式にはかないませんが、初期投資を抑えつつ導入できるので大学生活であんまり印刷しなかったというときも損益分岐点が低いので損をすることも少なく、何よりインクカートリッジなので家電量販店の回収ボックスに捨てることが可能です。
モノクロプリンターはレーザープリンターも便利ですが、使用済みトナーの廃棄が面倒なので、総合的にはカートリッジ式のモノクロインクジェットプリンターという選択も悪くないと思われます。
※追記終わり
モノクロだけのレーザープリンターも見ていきましょう。
このトナーは以下となります。A4用紙1600枚で使い切るようですね。一枚あたりのコストは6272÷1600≒3.9円とします。
インクジェットのときと同様の計算をします。
20[円]×x[枚]=8227[円]+1.8[円]×x[枚]+3.9[円]×x[枚]
x≒575[枚]
エコタンクのモノクロが1468[枚]でお得だったので、損益分岐点的にはモノクロならレーザープリンターを使うと最もお得になりますね。
ただ7630枚のコストを考えると8227[円]+1.8[円]×7630[枚]+3.9[円]×7630[枚]=51718円となり、エコタンクカラーインクジェットプリンターのモノクロで7630枚の総コスト:42303円の方が長期的にはお得と言えそうです。
やはりエコタンクのカラー複合機が良さそうに思いますね。
ただレーザープリンターはノズル洗浄が無いので起動する度にちょっとずつインクが減っていくことは基本的にほとんど無いのでコスト的には同じくらいかもしれませんね。
このプリンターのカラーのランニングコストはA4一枚あたり20.4円、モノクロ 3.9円です。
損益分岐点はカラーの場合は以下で求めます。
50x=18,464円+1.8x+20.4x
x≒664[枚]
モノクロの場合は以下で求めます。
20x=18464+1.8x+3.9x
x≒1291[枚]
エコタンクのモノクロ:1468[枚]でお得、エコタンクのカラー:554[枚]でお得だったので、モノクロでもカラーでも若干お得と言えそうです。
ただ印刷コストはカラーレーザープリンターでは1枚あたりカラーで20.4円、モノクロ 3.9円となっており、エコタンクのカラーではモノクロ:約0.3円(税込)カラー:約0.8円(税込)だったので長期的にはやはりエコタンクのカラーインクジェットプリンターが最強と言えそうです。
ただ、レポートなどの文章主体の印刷物を印刷するときはトナーで印刷するレーザープリンターのほうがきれいにはっきり印刷できます。
これはインクジェットはどうしても液体のインクを使うので紙に染み込んでにじみができてしまうところ、トナーは紙に染み込む方式ではなく熱でトナーを圧着する方式だからです。
レポートの印刷クオリティを上げたいならレーザープリンターにしたほうが満足度は高いでしょう。特に顧客に印刷物を渡すような用途でレーザープリンターのほうが成約率は上がるかもしれません。
まあレポートの情報だけ先生に伝わればよいという学生のレポートならインクジェットで十分ですが…。
あと、インクジェット専用紙をレーザープリンターで使うと故障の元なので、普通の普通紙・上質紙を使いましょう。
印刷コストの話を延々と上で述べましたが、もしものときの備えとしてプリンターがあったほうがいいという意見もあります。
確かにそれほど印刷しないなら大学やコンビニのコピー機で印刷すれば十分という意見も正しいです。
ただし、上のようなメリットもあるので基本的には「無いよりはあったほうがいい」のがプリンターであり、スキャンもコピーもできる複合機という機械です。
私も学生時代は入学時に購入したプリンターをあまり使わず、レポートの印刷は大学とコンビニのコピー機で行い、免許証のコピーのときくらいしか使いませんでした。
現在はレポートもオンライン提出が増え、印刷機会が減っているので、確かにプリンターは不要かもしれませんが、紙で提出するレポートも確実にあり、休日のレポート印刷でコンビニまで行くときに雨や雪や猛暑や超低温の場合、辛いですね。大学生ってみんながみんな車を持っているわけではないですから。
私もあまりプリンターは使いませんでしたが、使う機会は確かにあったし、その利用用途も代替できない(身分証の置き忘れ防止など)ものがあったので、完全に無い状態で4年間過ごすのは難しかったでしょう。冬の雪の中コンビニまで往復20分するのは辛かったですね。
それに夜にコンビニで印刷するとか考えると女性は外出の危険も高いので、夜に自由に自宅で印刷できるという点でも自宅にプリンターがあったほうが安全で便利ですね。
もう少しプリンターを持つメリットを解説します。
例えばプリンターが家にない場合、印刷するのはどのタイミングかということを考えてみます。
普通、課題というのは休日の自由時間を使って取り組むというのが前提です。
でも休日に大学へ行くのが大変とか閉まっている、でも近所にコンビニが無いなんてケースでは、休日に印刷できないですよね。
月曜に課題を出されて土日で取り組むなんてケースも十分考えられます。
その場合、土日に使うべき時間は平日の月火水木金で終わらせようと考えるのではないでしょうか?
つまり土日に印刷できないなら、平日に印刷しようと考えるでしょう。
すると休日にやるべき時間を平日にずらしてレポートを書ききるようなスケジュールになるでしょう。
つまり休日に使えたはずの時間が平日で消費されることになります。
私の大学時代の経験からレポート一つ書くのに4時間〜5時間はかかりました。
まあ結局レポートにかける時間は変わらないわけですが、例えばバイトが平日中心のシフトしか入れないようなバイトの場合、バイトのシフトは4.5時間くらい減るわけです。
すると時給1200円とすると、4.5時間で5400円の収益を逃していることになります。
プリンターがあればバイトの時間を調整する柔軟性も上がりますし、勉強とかレポート作成の時間も柔軟になります。
こういう細かい点でもプリンターは無いよりはあったほうがいい機械と言えるでしょう。
毎週5400円のバイト代が減らないでむしろ増えるなら、ひと月で21600円稼げます。
ふた月で4万円を超えるので、エコタンク方式のプリンターの大学全体でかかるコストを簡単に回収できますね。
4年なら(5400円×12ヶ月×4年≒259200円)からプリンターコストの4万円を引いて21万円程度総合的にプラスになるでしょう。
プリンターがいるかいらないかという話をしてきましたが、プリンターの上手な使い方がわかればさらにプリンターを導入するかどうか参考にできるでしょう。
プリンターの利用用途をまとめます。
大学生は色々な資料を読みます。論文検索サイト「Google Scholar」などで論文のPDFを読むことも多いです。
このとき、読んでいるPDFに注釈や気づいた点を書き込みたいというときが結構あります。
昨今のiPadなどのデジタルノートを利用すればPDFをアプリに取り込んでそこに手書き入力するなんてことも十分可能ですが、やはりすぐ印刷してすぐ書き込めるほうが便利です。
アプリにPDFをアップロードする手間は結構面倒ですからね。
そのレポートを書いているときだけ、関連する文献のPDFを印刷して書き込みながらレポートを進めるなんてほうが、結局は早いし、コマゴマしないという利点はあります。
あ、もちろんiPadだけで完結するなら紙代も減るのでやってもいいですよ。以下のiPadでの勉強についての記事も参考にしてみてください。

もちろんパソコンだけでレポートを書くのも十分可能ですよ。大学生とパソコンについて書いた以下の記事もご覧ください。私もブログを書くときは基本的にパソコンだけで論文とかを調べながら書いています。

これはわかりやすいですね。
コンビニまで歩いていくのが面倒。大学まで印刷しに行くのは面倒。
じゃあ移動時間をお金で買って、自宅のプリンターで済ませちゃおう。
この視点に共感できるならアリですね。
私は犬と一緒に写った写真とかをコンビニでプリントするのですが、正直30過ぎのおっさんがコンビニで自分と犬が笑っている写真を印刷して、周りに見られないようこっそりコンビニのコピー機から取り出すのは辛いです。
このようにプライベート感満載の写真をコンビニで印刷したりするときはちょっとためらいますよね。印刷した写真データがコンビニプリンターにちょっと残るというのも嫌です。
まあちゃんとデータ消去は行われるのですが、あれもパソコンみたいなコンピュータですから、何かのバグで完全消去されない、しかもインターネットにつながっているなんてことは十分あり得るので、その意味でも自宅でプリントできたほうがいいですね。
こういう問題が自宅プリンターと光沢紙の組み合わせで解決するなら安い投資だと思いますね。
正直パスワードが全部入ったUSBメモリやスマホを持ち歩くなんて管理より、パスワードを紙に印刷して物理的に金庫に入れておいたほうが管理が楽だし、流出確率も低いでしょうね。
私は金庫にパスワードが入ったUSBメモリも入れていますけど、あれもいつ電気的に壊れるかわからないので、多重バックアップする必要があって、その管理は結構面倒です。
パスワード管理アプリと物理的にパスワードを印刷した金庫の中の紙という二重バックアップくらいが丁度良いのではないでしょうか。
これなら金庫の鍵をなくしても、最悪パスワードはスマホにあるわけで、逆にスマホが壊れても、金庫の中のパスワードは無事になりますからね。
以下簡単なカモフラージュ金庫です。ただし、盗まれたりしたときなどの損失など、当サイトに掲載された内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねますので、ご了承ください。
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今回は大学生にプリンターは必要かという話題でした。
コスト的にはエコタンク式のインクジェットプリンターがいいんじゃないでしょうか。
プリンターの活用法なども掲載したので参考にしてみてください。

あれば結構大学生活が便利になるでしょう