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はじめに
今回はエクセルの小技です。
エクセルを使っていると、何かと今日の日付を入力する機会がありますよね。
そしていちいちモニター右下の日付を見ながら「2023/05/14」とか数値とスラッシュを手で打ち込む。
これが地味に面倒です。
今回はエクセルの関数で簡単に入力する方法をお伝えします。また入力するだけなら「TODAY()」関数で簡単入力できますが、それだと次回開いたとき、日付が再計算されてしまって、入力したときの日付を保持できません。
これを簡単に保持する方法もお伝えします。
TODAY()関数
まずセルの適当な場所を選択して
=TODAY()
と入力します。
すると今日の日付が入力されます。
TODAY()関数は今日の日付を表示する関数です。
これは一見簡単に今日の日付を入力できるから便利だと思うのですが、弱点があります。
今日の日付がエクセルを開くたびに再計算されてズレていく
という現象が発生するのです。
違う日付でエクセルを開き直すとこのように日付がズレます。
これでは家計簿などにお金の出し入れをした日を記録するみたいな使い方だと困りますよね。
値の貼り付け
こういうときは
値の貼り付け
を実行します。単純に
値(V)
のオプションで貼り付けるとこのようになります。
これはエクセルが日付をある種の値で管理しているからこのような数値になってしまうのです。
これだと日付がわからなくなるので次のように貼り付けます。TODAY()関数を入力したセルをクリックしてコピーします。
そして貼り付ける時に次の画面で貼り付けます。
貼り付けするときに
形式を選択して貼り付け→値の貼り付け
へ進み
値と数値の書式(A)
で貼り付けましょう。
すると
関数入力欄にもちゃんと日付の書き方で値が入っていることがわかります。
Windowsの日付を変えてから再びこのエクセルブックを開き直してみます。
TODAY()関数の欄は日付が変更されましたが、値と数値の書式(A)で貼り付けた欄は日付が変更されていません。
これなら家計簿に日付を入力するときも安心ですね。
まとめ
今回は日付をエクセルに入力するときに簡単に今日の日付を入力する方法をお伝えしました。
日付入力を簡単にして、地味なストレスから解放されましょう。